ディアモンだから描けた夢。アメリカへの挑戦(その④・番外編~武村的ロッドセレクト~)

こんにちは!武村です!

前回のレポート(全3部作 : その①その②その③)まで、アメリカ旅の模様をお送りしました。

今回のレポートでは、私がアメリカ旅で使用した、ロッドについてです。

今回のアメリカ旅で使用したルアーは、”ビッグベイト”のみです。(2oz〜4oz)

メインの使用ロッドは、「Dear Monster MX-7」「Dear Monster MV-75」です。

MX-7」には、200番台のリール。

MV-75」には、300番台のリールをつけました。(日本での釣りと同じセッティング)

主な使用用途は、「MX-7」では“巻き物系ビッグベイト”。

MV-75では、“S字系ビッグベイト”を使用しました。

MX-7」は、2月のレポートでも書いた内容と同じですが、巻き物系ビッグベイトにはベストなロッドです。

それは、日本でもアメリカでも変わらず、活躍しました。

地域によっては、季節的にも産卵直後で、バスがナーバスになり、繊細なバイトも多かったですが、ティップでしっかりとバイトを絡みとり、バットで掛ける、まさに理想的な釣りができました。

MV-75」は、「MX-7」よりもう一段階パワーがあるロッドということもあり、”S字系ビッグベイト“をメインで使用しました。(PEライン、フロロカーボンラインを使用)

PEラインを使用することで、アクション時に、よりルアーにキレを出すことができます。

旅の途中から、「MX-7」に取り付けていたリールに不具合が起こり、巻き物からS字系まで、全てのビッグベイトを「MV-75」でカバーしました。(フロロカーボンに変更)

旅でのトラブルでも、ベストではなくても、ベターな選択肢を与えてくれる、Dear Monsterシリーズの懐の深さを今旅で実感しました。

そして、ここからが私が一番伝えたいことです。

それは、“仕舞寸法50cmアンダー”の実力は、旅をすることで本領発揮するということです。

私の過去のブラジル旅でも強く実感したことですが、行動力が釣果と直結する旅において、からだの自由度というのは、とても大切なことです。

旅的スタイルではなく、旅行的スタイルであれば、長尺ロッドでも用途に合わせた釣りも展開でき、メリットが多いと思います。

ですが、旅的スタイル(モンスターキス好きのあなたは、こちらでは?笑)であれば、とにかく行動をし、現地の文化に触れ、時には奥地にいくこともあります。

そのときに、仕舞うことができない長尺ロッドは、デメリットしかありません。

なぜなら、邪魔になるからです。

行動をするときの妨げになると、自然と行動力も落ちます。

行動力が落ちると、釣果にも直結します。

正直ここまでは、現在では後発の他メーカーさんでも実現していることでもあります。

ですが、Dear Monsterが実現していることが、もう一点あります。

それは、レポート前半でも少し説明した、“ベストではなくても、ベターな選択肢を与えてくれる”ことです。

今回のような、リールの不具合によるトラブル。

もしかすると、現地の方に踏まれてロッドが折れるかもしれません。

旅にトラブルはつきもの、というよりかは、最悪の状況を想定しておくことも大切です。

荷物を多く持っていくことができない旅において、一本のロッドで多くの釣りに対応できるベターな選択肢は、旅人を助けてくれます。

Dear Monsterだからこそ、いや、Monster Kissだからこそ実現可能にしたことだと強く実感しました。

これから旅に出よう!と考えているあなたも、Monster Kissの機動力の高さと懐の深さを実感してみてください。

より一段と思い出深い旅になると思います。

“世界には、人との出逢い、魚との出逢いが待っている”

全4部作にかけ、読んでいただきありがとうございました。

少しでも参考にしていただけたり、旅にでるきっかけとなれたら嬉しく思います。