ハンドメイドルアーで世界へ。アメリカへの挑戦(その③完結編)

こんにちは!武村です!

今回も前回のレポート(その②)の続編、そして、今回で最終章になります。

前々回レポート(その①)から続いています)

ノースカロライナ州からテネシー州に降り立ち、ここでは2日間ではあるものの、両日半日ずつと限られた時間での釣り。

テネシー州で狙う魚は、”スモールマウスバス”です。

私は人生で一度もスモールマウスを釣ったことがなく、テネシー州で、メインとして狙うと旅の途中から決めていました。

ですが、短期決戦を前に、どうなるのかと不安にも……。

私が知っているイメージでは、スモールマウスバスはライトリグで釣るイメージ……。

ビッグベイトでとなると、苦戦しそうなことは容易に想像できました。

向かったレイクは、普段はクリアウォーターのようですが、若干の濁りが入っており、スピードで騙すには良い状況。

選択したのは、「Dear Monster MV-75」×7インチS字系ビッグベイト(2.5oz)一本勝負。

これまでのアメリカでの経験から、沈み木にバスがつくことはわかっていました。

沈み木をタイトに通し、突き上げバイトを狙う。

狙いは見事にハマるが、狙いのスモールマウスではない……。

その後も狙い続けるも、初日はスモールマウスは釣れず、迎えた2日目。

クリークの出口に、岬が絡むポイント。

その岬にルアーを追い込ますようにアプローチし、ルアーを投入した二投目。

ジャーク&ステイからの突撃バイト!!

念願のスモールマウスバス!!

地元のボート屋のおっちゃんには、「ビッグベイトでスモールマウスバスは釣れない」と言われたけど、諦めず投げ続けた先に、感動の一匹との出逢いは待っていました!!

釣りたいルアーで釣ることも、ルアー釣りの楽しさ。

ルアー釣り、バスフィッシングの楽しさを再確認しました。

テネシー州での釣りを終え、次に向かった先は、ワシントン州。

ワシントン州はアメリカ北部に位置し、空港へ到着すると、南側と比べ気温も下がり、同じアメリカでも、今までとは違った景色へと変わりました。

ワシントン州での釣りは、三日間あり、ちょうどプリスポーンの時期で、難しいけれど釣れたらいい魚が釣れるとのこと。

沈み木とウィードが、そこら中にあるフィールドで、どこに絞ったらいいのかわからない(ピンを知らない)ので、巻いて、キャスト回数を増やして、事故する確率を上げるようにしました。

無限にある沈み木の横を通した瞬間、下からボワンッとルアーを吸い込みバイト…!!!

沈み木に巻かれないように、「MV-75」で強引に引っ張り出し、でてきたのは、ハイクオリティのプリスポーン!!

はじめて行くフィールドだからこそ、どう魚とルアーを巡り合わすのか。

その確率を、どう上げていくのか。

その時の、魚のコンディション次第では、反応すらしない場合もありますが、わからないフィールドだからこそ、やりきれるルアーと、やりきれるタックルが重要になってきます。

ワシントン州では、人生初カヤックも経験させていただきました。

カヤックでのファーストフィッシュは、プリスポーン!!

バスに引っ張られながも、なんとかネットイン!!

ワシントン州では今回行く釣り場所すべてが、全体的にグラスが生えていて、表層、もしくは表層直下でしか、ビッグベイトでは攻めることができませんでした。

MV-75」×7インチ·8インチビッグベイト(2.5oz~3oz)で、表層直下をジャーク&ステイ。

グラスの上を、スーッスーッとグライドさせると…

グラスから飛びだしてきたバスに主導権を与えないように、MV-75で強引に引っ張りだす。

はじめて挑戦したアメリカ旅の一ヶ月もあっという間で、学ぶことはたくさんありました。

アメリカのフィールドを見なければわからなかったことや、なぜこのルアーがよく使われているのか、アメリカに行かなければ、想像の世界でしかルアーはつくられないと感じました。

楽しいばかりあるのが旅ではありませんが、人生“生きてるな“と感じることができるのも、旅の楽しみだと思います。

アメリカのコロナの状況ですが、マスクはほとんどの人がつけておらず、自分の身を守りたい人だけは、自己判断で気をつけてください、といった感じでした。

コロナと共存して生きていくことを、決めているのだと思います。

アメリカは、世界各国から人が集まる国でもあり、海外の人は来るなという雰囲気は全くなく、アメリカのみなさんは暖かく迎えいれてくれました

海外を行き来できるようになった今、悩んでいた方は、行ったほうがいいと思います。

若いからこそできる経験は、確実にあると思います。

円安が進み、旅代も高くなる国もありますが、今踏み出したからこそできる経験は人生にとっても大きな経験になります。

私が今回したような旅は、目的地を決めていて、連絡を取り合いながら進めていく旅です。

今の時代、誰でもできることで、奥地を目指していく過酷な旅というわけでもありません。

行き当たりばったりの過酷な旅ばかりではなく、こういった旅のスタイルも、ありだと私は思います。

是非、このレポート含め、私のSNS等を見て、参考にしてみてください。

人生は楽しんだもん勝ちです!!

少しでも私のレポートを読んでワクワクし、一歩踏み出してくれる方がいたら、嬉しく思います。

次回は、みんな気になる?アメリカ旅·ロッド編についてお届けします!!