岸際に追い込んだイメージで。「MV-75」でビッグベイト・川ヒラ。

大阪の野村です。


既にご予約頂いている方も多いかと思いますが、従来のMVシリーズ(店頭購入可能)と並行し、公式オンラインストア限定販売の「MX-◯5」シリーズ3本が追加発売になりました!

ただし、新しい=良い、ではなく。

Vシリーズは(追加モデルに搭載のRVガイドと比較して)強度の高いKWガイドフレーム(チタン)に、最高位のトルザイトリングを搭載した、Dear Monsterのハイスペックシリーズです。

店頭で曲げて、悩んで、納得しての購入が可能です。

個人的には、ロッドは軽ければ軽いほど好きで、その意味でもディアモンの中ではトルザイトガイドリング搭載モデル(「MZ-7」など)が好み。

車で敢えて新型を選ばない人がいるように、用途・目的をしっかり考えて選んでいただけたらと思います!

……というわけで今回は、2021年末から使い続ける「MV-75」で、ビッグベイト・ヒラを楽しんだ時のお話を!


ヒラスズキと言うと荒磯をイメージされる方が多いかと思いますが、四国や九州地域では、結構川にも遡上します。

橋脚明暗部でのスズキ狩り。

当初の目的は他にあったんですが、そんな簡単には姿は見れず、ヒラに逃げたのが本音です(笑)


川幅は約150m程。

川幅を考えれば「MV-75」では短いのでは……って普通は思いますよね?

勿論ポイントにもよりますが、習性上シャローに入って来た個体が一番食い気があり、食わせやすいです。

特に、入って来たばかりのフレッシュな個体は。

そいつを、ビッグベイトで狙い撃つ。


じゃぁ「シャローってどこ?」って話ですが、ずばり岸際です。

つまり飛距離はそんなに必要無い場合が多く、「MV-75」のような使い勝手優先のレングスのロッドでOK。

シーバスに「ベイトを浅場まで追い込んだ!」って錯覚させるのがキーです。

ルアーはぶっちゃけ、レンジとタイミングが合えば何でも良いかと思います(笑)


実際今回は手を替え品を替えで、さまざまなタイプのビッグベイトで、ランカー含み複数本キャッチする事が出来ました。

暖かい2023年の秋は、おそらく、これからが本番!

落アユパターン他、スズキ類の秋爆で、是非遊んでみて下さいね!


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小学生時代からバス釣りに熱中。高校時代は部活動に専念し、釣りから3年ほど遠ざかるが、社会人になり、シーバス釣りをキッカケに再燃した。様々なターゲットの中でも、とりわけアカメのフォルムに心を奪われる。多くの釣り人との出会いが結実した初アカメは、忘れることができない“最初で最後の1匹目”として、深く記憶に刻まれている。その後、アカメ同様に簡単ではないからこそ熱くなれる巨大魚、オオニベなど高難易度のターゲットを追い続け、国内遠征が増えて今日に至る。ルアーで釣れるターゲットならルアーで、岸から狙える魚なら岸から釣ることにこだわり、「魚の数」より「1匹の価値」を大切にする。