ホタルイカパターンの真実-2025夏〜秋-。『Shinkirow』とイカ型ルアーでホームから遠征まで。

テスターの川合です!

前回の記事では富山の春についてレポートさせていただきましたが、春以降の釣行についてをまとめます!

春から初夏に移り変わった6月は広島へ。

今年で2年目です。

今年からスタッフになった旧知の宮尾テスターと合流し、案内してもらう形で釣行しました。

瀬戸内は足場の高いポイント(堤防)が多く、「LUZ-AZUL」(82ロングモードメイン)で釣りを展開します。

彼のサポートのお陰で、自身初となる瀬戸内のマダイを「キトキト75」でキャッチできました!

“ミドルゲーム”発祥の瀬戸内は、他地域と比べてマダイの魚影が頭ひとつ抜けて濃く、毎年通いたい場所です。

その他、地元では成立しずらい港湾シーバスも楽しめ、短時間で複数匹キャッチ!

LUZ-AZUL」はデカメバルを意識して開発された竿のため、マダイやシーバスといったミドルクラスのターゲットまで対応する懐の深さがあります。

使用するルアーやフィールドに合わせて76ショートモードと82ロングモードの2レングスを使い分けるのはもちろんですが、ライトタックルでランカークラスの大物を想定する際は、82ロングモードに可変することで、よりパワーを重視した釣りに向きます!

夏になった7月はクロダイの聖地・大阪湾へ。

こちらでは何度も足を運んでいる尾後テスターの「遊漁船エリンギ」さんにお世話になりました。

ボート上では、「LUZ-AZUL」の76ショートモード。

キャスト精度が求められるシチュエーションでの釣りでしたが、長すぎず・短すぎない76というレングスは非常に扱いやすいです。(グリップレングスが長いため有効レングスは短いです)

ティップでクロダイの繊細なバイトを感知、掛かった後は、ベリー~バットで突発的な引きにも柔軟に対応します!

地元の『Shinkirow』ユーザーさん達と各々の釣りで楽しめました!

地元の釣りはやり込めばやり込むほどにマンネリ化することもあり、他地域に釣行するのも楽しいですよ!

写真のように、船上で釣れた後の魚の扱いが丁寧でものすごく勉強になりました。

ホームエリアの能登でも継続してクロダイと向き合っていました。

こちらでは、「LUZ-AZUL」と「KEARSHI」の2本を状況に応じて使い分けます。

自分の場合、基本的には「LUZ-AZUL」 を多用しますが、PE0.8号&リーダー3号〜を積極的に使用する釣行では、ガイドの内径サイズが1番手大きい「KEARSHI」に持ち変えます。

ボトムやストラクチャー周りをタイトに探る場面が多々ありますが、ティップに適度な張りがあり、よりパワーが必要なシチュエーションでは当然「KEARSHI」が活躍しました!

夏のクロダイと並行して力を入れていたのは、キジハタ・プラッギング。

ロックフィッシュにプラグ、富山の春先では有効なことが多いですが、夏場はどこまで通用するか?

根魚全般ワームで狙うことが多いですが、実はタイミングによってはワームより反応が良い場面も。

ルアーの浮遊感を活かしたスプリットショットリグで30オーバー複数、最大サイズは写真の39cmまで顔を出してくれました!

クロダイ、キジハタが夏の北陸のメインですが、ショアからの釣りだと、「KEARSHI」ブランクに「LUZ-AZUL」グリップを装着するセッテングがプラッギングの釣りにはオススメです。

最終目標はイカ型ルアーで50アップを目標にし、継続して取り組んでいければと思います!

その他も、自分のスタイルで色々なターゲットを楽しめました。

身近な釣りは、『Shinkirow』シリーズをフィールドやターゲットに合わせて使い分けることでより楽しく釣りができます!

夏には「UP-LIGHT」でも“イカでイカ”を遊んでみました。

今後のために、ボトム系の釣りにはバス用として販売されている各高比重系ソフトベイトも使用してみましたが、「いつかこんなイカ型ソフトベイトがほしい」と思うものが見えつつあります!

海が荒れた日は管理釣り場のバスへ。

ボート同様、「LUZ-AZUL」(76ショートモード)で。

ロッドはもちろん、ルアーの種類、カラー、フックなどなど……色々試せる場所なので良い環境です。(こちらはおいおい別の機会に詳しくレポートさせていただきます)

LUZ-AZUL」は現在お陰様でメーカー在庫が欠品している状況ですが、来年再販の予定です!

そして現在は、『Shinkirow』シリーズ&イカ型ルアー主体で、約3年ぶりの海外へ来ています!

年明け1発目のレポートで良い報告ができればと思います!

<関連ページ・レポート>

1996年、富山生まれ。小学2年生で釣りを始める。程なくルアーフィッシングに目覚め、国内外に視野を拡大。19歳の時、職場での事故で右手を大怪我。利き手でロッド操作ができなくなるハンディを背負うが、釣りへの情熱を失うことなく、むしろ”労災怪魚ハンター”と開き直って、繰り返される手術の合間に世界を釣り歩いた。社会復帰後はほぼ毎日、「HUNTERS」を手に地元の海に”キトキト”の(旬の)魚を追いかけながら、遠征ペースも落とさない釣りジャンキー。 2022年現在、海外だけで計10回、9か国に釣行。好きな怪魚はラテス属(アカメ属)。