NEWShinkirow UP-LIGHT 55///65ULV

更新せよ、モバイルロッドの適応領域

モンスターキスがライトバーチカルゲーム、その中でもイカメタルにフォーカスして世に送る1本が「UP-LIGHT 55///65ULV」だ。そこには“モンキスロッド初“が数多く搭載され、それすなわち、モバイルロッドそのものの常識を更新し、可能性を広げる1本となる。

標準搭載となる2種のカーボンソリッドティップ、更にShinkirowシリーズ共通のエクステンションシャフト(柔方向へ拡張する新「D7」規格)を搭載し、1本のロッドで5’5”、5’10”、6’0”、6’5”の4レングス&アクションに可変する。ティップの交換で乗せ調子と掛け調子の使い分けが選択可能なだけではなく、レングスを変更することで、フォールでの誘いをダイナミックにも繊細にもコントロール可能。

Shinkirow史上、最もスリムな1本となるD7規格のブランクスは、プロト段階でも89g(最長6’5″ft時)。「モバイルロッド=重い」は完全に過去の常識として、普及帯2pcイカメタルロッド同等のウェイトで完成。初採用となるSKSSリールシートに始まり、限界まで切り詰められた硬質EVAグリップ、そしてモンキスロッドで初提案となる“メガホングリップ“(貫通・解放構造のグリップエンド)等々、徹底された軽量化へのこだわりが、微細なイカパンチを捉える手感度の向上に大きく寄与している。

モンスターキス初の試みとなる、モデル名にバーチカル用途“V”を付与した「UP-LIGHT 55///65ULV」、その活躍の舞台はイカメタルだけにとどまらない。バチコンアジングやSLJ(スーパーライトジギングの認識を更新するウルトラライトジギング、“ULJ”と呼んでも良いかもしれない)などのライトバーチカルシーンのバーサタイルロッドを展望する。コンパクトさだけが武器じゃない、戦略的モバイルロッド、全国のフィールドでの活躍が待ちきれない。

モバイルロッドはコンパクトな“だけ”でいいものか……否。「モバイルでもいい、ではない、モバイルだからこそ」この思いを胸にロッド作りと向き合ってきたモンスターキスだからこそ作り出せた1本だ。