コイツを釣らなきゃ春が来ない?関東河川の春告魚マルタを「MX-6」で狙う!

スラマッシアン!(インドシア語でこんにちは)、“ターザン”こと田山です!

もう、すっかり暖かくなりましたね!

冬眠していた釣り人達も続々と起き出してきた頃ではないでしょうか?笑

前回のハクレンレポートで「(前略)アオウオだけど大苦戦する未来しか見えない……笑」と結びましたが、アップロード作業に際して、小塚さんから「ちょうど、藤田テスターが関東に長期滞在してるけど?」と情報が。

即行動……まさか、釣れてしまった!笑

ポイント“選択”の一歩先、ポイント“構築”まで、完全に仕上げきっていた藤田さんに畏敬と、感謝を。

……そんなこんなで、慌ただしくすぎていった2023年の関東の春。

今回も関東のコイ系の釣りをレポートになります!

さてさて、春を感じる魚として皆さんはどんな種類を想像しますか?

私の中ではサクラマス、マルタウグイが真っ先に思い浮かびます。

東北にいた頃はサクラマスを狙って、冷たい雪解け水に浸かって悶絶していたものです!笑

今回は関東の春の風物詩であるマルタウグイ釣りについて書いていきます!

マルタウグイは名前の通り丸太のように太く大型化するなるウグイの一種です。

通常は汽水や海水域に生息していますが、春になると産卵のために群れで川を遡上します。

今年もマルタウグイを狙いに関東のとある河川に足を運びました。

今回はタックルは「MX-6」のスピニングモード。

新しく発売された「MX-5S」とかで狙っても面白いかと思います!

ルアーはシングルフックに変更。

群れの中にルアーを通す際にスレ掛かりするのを防ぐ為です。

釣り場に着くと前日から降り続いた雨で絶賛増水中!笑

まあでも濁りが酷くないので大丈夫だろうと釣りを開始するも……あれ?全然マルタウグイがいないぞ!笑

数カ所ポイントを回るもマルタウグイの姿が無い!

先に来ていた友人と合流すると、朝一下流で一匹釣ったものの群が少ないとの事。

雨と濁りが酷くなり、その日は泣く泣く撤収。

所用(後述)で2週間ぶりとなったが、前回のリベンジマッチ!

水位も通常通りでコンディションは悪くなさそう!

マルタウグイの大群を期待して釣りを開始するも……はい、全然居ない!笑

何でだよ……。

偶然出会った釣り人に話を聞いてみると、先週が遡上のピークだったらしい……ちょうどアオウオ釣ってたよ!笑

釣りあるあるだが、この前は釣れてたパターン!

季節物の釣りは当たれば爆発するが外すと皆無。

こと春は、季節が目まぐるしく進み、タイミングが難しい……。

下流のポイントは捨て、群れが残っている事を信じて上流へ移動。

最後に入ったポイントでようやく魚の姿が!

決して大きな群れではないが、絶望の中に一筋の光が差した!

しかし、案の定ルアーへの反応は悪い。

ルアーやコースを変え、何度もルアーをドリフトさせていると……遂にヒット!

鮮やかな赤色の婚姻色が本当に美しい!

今回はいつも以上に苦労した分嬉しさマシマシ!

ようやく私にも春が来ました!笑

マルタウグイの婚姻色のラインが1本なのに対し、ウグイは2本入る。

時にはマルタウグイ以外のスペシャルゲストが登場する事も!笑

今回軽い気持ちでマルタウグイを狙いにきたものの、予想以上の大苦戦。

まあ思い通りにいかないとこも含めて釣りの面白さなんですけどね!笑

渓流も解禁したしこれからより忙しくなりそうです。

ではまた!

<参考レポート>

関東地方在住。大学時代に訪れたタイの釣り堀りをきっかけに海外釣行に開眼。卒業後「働き出したら出来ない釣りと冒険をしよう!」と就職を3年遅らせ、南米、東南アジアをバックパッカーとして釣り歩く。資金捻出にインドネシアで半年間働いた際、現地言語を習得。以後、語学力を武器にジャングルの最奥部まで入り込む様は、名は体を表す“ターザン”(田山)のそれ。自称“華より泥が似合う、茶色系マルチアングラー”として、魚種問わず国内外を駆け巡る。