ここは日本のブンサムラン?「MX-6」で中国出身の巨大魚を狙う!

釣り堀大国タイランド。

その中でも1mを超えるメコンオオナマズが手軽に狙えるブンサムランは海外釣行の登竜門的存在。

学生時代に行ったブンサムラン。釣り人にとってはディズニーランド!笑

そんなブンサムランのような夢の場所が日本にも存在する。

そのターゲットは“ハクレン”。

レンギョとも呼ばれ、中国四大家魚の一角である。

今回はコイツを狙いに関東のとある場所に足を運んだ。

到着すると既に釣り人がずらりと並び、まさに管理釣り場状態!

関東屈指のメジャーフィールドと言っても過言ではない!笑

まずは先行者に挨拶をしながら状況を伺ってみる。

特に人が多いポイントほど釣り人同士の間隔が狭くなりギスギスしがち。

こういった簡単な会話でもお互い気持ちよく釣りをするには重要なのだ!

エサは主にマッシュポテトを使用。

単体でも問題ないが、エサ持ちを良くするためにグルテン系のエサを混ぜるのもオススメ!

入れすぎるとエサ離れが悪くなり集魚効果が薄れるため、少量で良い。

今回は「MX-6」に500番スピニングリールを使用(「MX-6」はベイト、スピニング両方のグリップが最初から付いています。)

コイ用の延べ竿や磯竿が一般的だが、手持ちのタックルで気軽且つダイレクトな引きを味わいたかったので、このタックルをチョイスした!

練ったマッシュをピンポン球より一回り小さいくらいのサイズに丸め、針につけていく。

あとはウキが浮き過ぎず沈み過ぎない位置で留まるよう、オモリやエサのサイズで調整していく。

このウキの調整がこの釣りではかなり重要!

ここからは集中力との戦い。

1m級の巨体に対し、アタリはウキが2cm沈む程度で即座にアワせないと掛からない。

ウキが消しこまれるアタリは稀で、良いアタリでも掛からない事がしばしば。

他の釣りにも言える事だが、よそ見してたり気を抜いてると時に限って良いアタリが出る!笑

なかなか掛からないもどかしさもこの釣りの醍醐味とも言える。

隣の釣り人にヒット!

強烈なハクレンの引きに延べ竿が根本からぶち曲がる。

群が来ている事を確信し、単純な釣り人の活性が一気に上がる!笑

自分のエサを食べにきている事をイメージしながらエサを投げ込み続けていると……

ようやく自分にもヒット!

かなりトルクがある引きをするが、「MX-6」のバッドパワーなら問題なし。

数回のツッコミをいなすと、巨体が水面に浮いてきた。

遂に念願のハクレンをGET!

THE中国感が溢れる魚体を見つめ、気分は一気に海外釣行!

苦戦していただけあって思わず“マンターップ(最高)”と叫んでしまった!笑

たぶん変人だと思われるよね?

あっ、もう遅いか!笑

下付きの目におちょぼ口という特徴的なフォルム。

ヘラブナとウグイを混ぜたようで違和感でしかない!笑

パクーにも似てるけど歯は全くない。

アオウオ、ソウギョ、コクレン。

いつか他の中国4大家魚も狙ってみたい。

まずはアオウオだけど大苦戦する未来しか見えない……笑

関東地方在住。大学時代に訪れたタイの釣り堀りをきっかけに海外釣行に開眼。卒業後「働き出したら出来ない釣りと冒険をしよう!」と就職を3年遅らせ、南米、東南アジアをバックパッカーとして釣り歩く。資金捻出にインドネシアで半年間働いた際、現地言語を習得。以後、語学力を武器にジャングルの最奥部まで入り込む様は、名は体を表す“ターザン”(田山)のそれ。自称“華より泥が似合う、茶色系マルチアングラー”として、魚種問わず国内外を駆け巡る。