“ロクナナ”か、“ナナハチ”か。北海道イトウ旅から紐解く「HUNTERS」シリーズの使い分け。

シュウヤです!

今回は先月まで滞在していた北海道でのイトウ釣行を軸に、北海道でのHUNTERSの使用感、「HT-6/7」 と「HT-7/8」 の自分なりの使い分けを紹介したいと思います。

「淡水」「メーター絡み」「国内」「ルアー」「シチュエーション」、そこに「名前」(伊藤姓で同じ“イトウ”を背負う者として)まで加わって、個人的に 1 番好きな魚でもあるイトウ。

イレギュラーな休日に合わせたフットワークの軽い移動ができるように、釣り具と日用品の全てを 40L バックに収めておき、連続した休みが見えた瞬間にレンタカーを手配。

ソロで自動車を使った初めての遠征、機動力をフル活用するため、事前にGoogleマップを駆使して目ぼしいポイ ントにピンを置きまくっていました(半分以上ハズレポイントでしたが)。

結果から言うと、3日間 × 2回の遠征で大小 7 本のイトウをキャッチできました。

1 度目の遠征はビッグベイト主体のランガン戦略、2 度目は前回でポイントを絞れているのでサイズを狙う戦略。

1 度目の遠征のメインルアーは、メガドッグ220とジョインテッドクローマグナム230(どちらもモンキスオリカラ「MKイトウ」)。

「イトウにビッグベイト?」と思われがちですが、ときに 40cm を超えるエゾウグイをベイトにしてい ると思えば、むしろマッチザベイト。

なにより、「これで釣りたい!」と思わせられるカラーにそそられました笑

メガドッグ220は130g、ジョイクロマグナム(230mm) は4ozクラス。

人によるとは思いますが、ビッグベイト(2oz程度)の上、ジャイアントベイト(6oz超級)よりは下、大型ビッグベイト……仮に“マグナムベイト”(4〜6ozクラス)とでも呼びたい重量感にある2つの“イトウ”。

それに合わせてタックルは「HUNTERS HT-7/8」の7ft モード(オレンジ部位抜く)にバンタム MGL、ラインはPE4号にリーダー30lb。

ルアーサイズ故か、居れば何かしらの反応が得られたのですが、なかなかフックアップまで至らず。

ジョイクロマグナムで 60クラスをキャッチしたものの、蘇生のためにボガグリップからストリンガー(藤田さんにお借りした、シリコンで保護された手製のもの。アオウオのレポートでも使用)に移す際に脱走……。

イトウはサイズ故か、多くの酸素を必要とするのでしょう、とにかく弱りやすい印象でした。

ボガでは撮影準備の際に魚が頭から沈んでしまって、エラから砂や泥が入ってしまう為、イトウに限らずソロ釣行ではシリコン製でで浮力がある藤田式ストリンガーはかなり役立つと思いました。

素材特性上、クッション性はもちろん、魚の皮膚への摩擦ダメージにまで配慮され、それでいてリーズナブルに自作できるので、他の機会に紹介できたらと思います!(現在、自分なりの工夫を加えてどこにでもいるあの魚で使用感&強度と改良点を模索中)

大型魚釣りにおいて一番の悩みどころでもあるランディングと蘇生術は、先輩方の経験値にあやかって聞き、真似することをとても大事にしています。

釣り方やルアーを真似るのとは意味合いが違う、釣った魚の扱いは、撮影以上に大切にしたいから。

そのあたりはトラウトに限らず、藤田さんをはじめモンキスの過去レポートは、めちゃくちゃ参考になります!

車を使える(荷物をある程度自由に持ち運べる)ようになったからこそできる釣り、大型魚にはソリ、ロックフィッシュすらもライブウェル……真似たい

話がそれたので戻します。

写真こそ収められなかったですが、自分の中で1本は 1 本、撮影のために体力を使わせずより元気にリリースできたとポジティブに考え、良しとします。

以後、他ルアー(より小型)を解禁し、最終日の午後、60 クラスを 1 本追加して 1 度目の挑戦を終えました。

参考までに“マグナムベイト”(4ozクラス超)縛りでは、メガドッグ220に6バイト、ジョイクロマグナムで 10 バイトとかなり反応が得れましたが、キャッチはこの 1 本に終わりました。


「今度こそマグナムベイトで、“イトウ”でイトウ釣りたい」と、2 度目の遠征も同じタックルセッティングで挑んだものの、初日はバラシが連発……この日を境に、タックルを見直すことにしました。

以下、夜中の車内でひたすら考えていたメモを。

“「HT-7/8」(ショートモード)ではイトウ特有のローリングファイトと首振りを追従しきれていない感があり、首振りの幅が広がる大 型ほどラインテンションが抜けた瞬間のバラシが多発。

また、魚が糸に違和感を感じていない様子だったので、上流のカバーレイダウン絡みも考慮してのラインのパワーアップが必要。

竿は 「HT-6/7」でティップからの追従性UP、さらに 7ft→6ftで至近距離からのアプローチと操作性UPに期待。

PE4号はそのまま、リーダーは一気に30lb→60lb にあげ、竿のパワーダウンに伴うフッキング時の伝達力をカバーするために伸びを抑えるためショートリーダーに”

……とまあソロ釣行あるあるですが、独り言をぶつぶつ言いながら眠りについていました。

翌日以降、この判断が大正解!

残り少ない時間でしたが、バイトをほぼ全て捉えることができました。


対象魚のサイズ感から「バラシを軽減」、その目的ためにロッドは「HT-6/7」を選択……結果、ビッグベイトのサイズは2オンスクラスが最適解に。


そして、サイズ的な目標だった80UPも雨の中やっとのことでキャッチ!

ソフトストリンガーも大活躍!


自分なりに考えてたどり着いた一匹、リリースまで考え尽くして対峙したイトウは、同じ伊藤として思い出に残る、付加価値の高い遠征になりました!

イトウの他にも、漁港でのロックフィッシュゲームや 70 クラスもありうる北海道の渓流では、「HT-6/7」の6ftモードが大活躍しています!


メインで使用していたルアーは、7 ~ 15cm、7 ~ 20g ほどのスプーンやミノー。

ラインを太くすればジョイ クロ 178 など 2oz クラスのビッグベイトまでもが守備範囲となり(このあたり、国内どこでもメインになっ てくるルアーですよね)、ベストではありませんが、北海道でのルアーゲームをベターに網羅。

ロックフィッシュにフォーカスすれば、場所によって7ftモードと使い分けることで足場の高い場所の攻略や根掛かり回避などに有効でした。


今回は「HT-6/7」がメインとなった北海道でしたが、4ozクラス超の“マグナムベイト”が有効なシチュエーションでのイトウや、自分はまだ未経験ですが秋の風物詩のアキアジ(シロザケ)なんかでは、「HT-7/8」がピッタリハマる展開になるんじゃないかなと思います!

現在、北海道から帰った地元・関東でもメインのルアーターゲットである、バス、ナマズ、ライギョなどほとんどがこれ 1 本で成り立っている「HT-6/7」。


“モンキスはじめ”の1 本としてDear Monsterの「MX-7」を選んだ僕ですが、当時(2019年以前)に「HT-6/7」が出ていれば、コストパフォーマンスで間違いなくこっちを選んでいただろうな、と。

「若者にはロッドよりも、“旅”にお金をかけてほしいから」

そんな思いが「HUNTERS」の出発点、可変レングスに関しても“1本の値段で2本分の付加価値”がコンセプトと聞いています。

とりあえずの 1 本に“ロクナナ”こと「HT-6/7」、その先に 10kg を超える怪魚やマグナムベイト(4〜6oz クラス)が視野に入るのなら“ナナハチ”こと「HT-7/8

ここにスピニングロッドとして“ロクヨン”「HT-6×4S」、重厚長大方向に“ゲーチェン”「HT-∞∞」が加わると「HUNTERS」での釣りにおける死角が無くなる……。


去年までDear Monsterがメインだった自分自身ですが、手に馴染めば馴染むほどにディアモンとは異なる「HUNTERS」の“心地良さ”(曲げて獲る性格)に気付いています。

怪魚はじめ、釣り旅デビューに悩んでいる方こそ、ぜひ「HT-6/7」手に取ってもらいたいと思います!


北海道では“ウグイの本気”にも感動しました……国内ウグイもラスト1種!

言われてみれば「HUNTERS」カラーのウグイ属……全種コンプリートして、レポートしたいと思ってます


<関連レポート>

齢18歳の現役高校生(2023年1月現在)。中学校の修学旅行で向かう沖縄に、大物に耐えうるロッドを忍ばせたいとのきっかけでモバイルロッドに興味を持つ。知り合いの牧場で“お手伝い”し、初めての自腹で購入したロッドがディアモンスター「MX-7」(決めてはスピニングモードとくるくるシ ート)。 高校在学中から海外遠征を志すも、入学と同時にコロナ禍で足止め。結果、腐ることなく国内での大型魚釣りに高頻度で挑戦し、才能が一気に開花(しつつある)。 高校卒業後、しばらくは海外釣行を軸にした生活を計画中。