『怪魚料理読本』(小塚拓矢著)3月23日発売! 2017年『怪魚大全』以後のボーケン、“食べる”という旅。

花粉の飛散しない場所へ今すぐ逃げたい……どうも、小塚です!

2月にアマゾンから帰国して以後、(ほぼ)釣り断ちしてかかりつけになっていた仕事が3月末にカタチになります!

その名は『怪魚料理読本』(笠倉出版)。

2017年夏に『怪魚大全』を発売して以降、隔月発売のアウトドア雑誌『Fielder』でカラー4頁で綴り続けてきた連載「怪魚料理」の全31回。

うち30回分を、ほぼそのまま一気読み。

連載掲載当時の“熱量”(旅を終えてすぐ)を大事に、修正は最小限にとどめました。

残り1回、昨年4月に行った北極圏「シーフィッシュ」編は、大幅に加筆訂正し、「地球最北端の怪魚に出会う」と改題して巻頭記事に。

北極圏旅レポートを、追加更新しなかったのはこのため!(ホントか?笑)


そのほか、プロローグとして、連載「怪魚料理」が始まるキッカケとなった、服部文祥さん著『獲物山』の応援エッセイ「釣り人が鉄砲を握る時」を。

エピローグとしては、2021年にFielder別冊『De-Fi』に寄せたエッセイ「“怪魚ハンター”という社会実験」(※マイルドに修正)を構成。

……以上、2023年現在の「はじめに」「おわりに」に挟み込み形で、2017年から2023年まで、Firlderさんとの仕事を、ほぼ全て一冊にまとめた形になります!


基本的には、上の見開きのような連載1回分4ページで1ストーリー。

興味のある魚種から、どこからページをめくっても気楽に楽しめる雑誌的構成。

活字離れが言われる世の中ですが、(手前味噌ですが)比較的読みやすい一冊かと思います!


雑誌サイズ(だいたいA4)で、144ページ、オールカラーで2000円アンダー

ルアー1個分のお値段です。

ルアーが高いのか、書籍が安いのか……とりあえず「“怪魚”にまつわる2000円の使い方として、最高のコスパを誇るものを世に問う!」そんな思いで作業を進めました。

……その上で。

「怪魚“料理”?」

と、タイトルだけでモヤッとした方もおられるかもしれません。

目次にある「イトウ」や「アカメ」、「ビワコオオナマズ」の言葉に、不安がムクムク膨らんだ方もおられるでしょう。

「大丈夫、炎上商法ではありませんから!笑」


「はじめに」でまず断らせてもらいましたが、「(前略)基本的に自分は、安易に“怪魚”を食べるということに、ポジティブではない」という立場で書いています。

“食べる”ということは、“殺す”ということだと。

読んで、読み終えて、ナニカを感じていただければとは思いますが……「食べてみた」の類、気軽なレシピ本ではない(そこにとどまらない)ということは、事前にお伝えさせていただければと。

それを期待されている方とは、ミスマッチを防ぐ意味でも。

〜2010年まで、学生時代の旅をまとめた年処女作『怪物狩り』を“1stアルバム”とすれば、〜2017年までの『怪魚大全』は“2ndアルバム”。

『怪魚料理読本』は、いずれ出る“3rdアルバム”で(悪く言えば)小慣れてしまう前段階、連載という定期的アウトプットにおいて、荒削りでも熱量の高い「今」をまとめた、Live音源集のような作品だと思います。

Monster BASE でも取り扱いますので、お楽しみに!!

<関連レポート>

株式会社モンスターキス代表。怪魚(巨大淡水魚)を追いかけ、これまでに世界56か国を釣り歩く。物心つく前から魚(釣り)に熱中し、30年以上経った今日も継続中。北陸・富山に生まれ育ち、小学4年時にキジハタからルアー釣りを開始、中学・高校時代はバス釣りに熱中。大学進学以後は「今しかできない釣りを。遠くから行こう!どうせなら大物を狙おう!」と世界の辺境を目指した結果、いつしか“怪魚ハンター”と呼ばれ、それが仕事になり、旅は今も続いている。著書多数、近書に「怪魚大全」(扶桑社)。剣道3段。趣味はハンティング(鉄砲)