初夏ライギョ遠征。「MX-∞」&「ジャイアントバトラクス」の呼吸撃ちで6.5kgを釣獲。

愛知の伊藤です。

今年も雷魚のシーズンがやってきましたね!

スタートダッシュに出遅れましたが、先日遠征に行ってきましたのでレポートさせていただきます。

5月末、毎年恒例になりつつある地域へ、公共交通機関を用いて遠征に出かけてまいりました。

レンタカーを借りて、1年ぶりのフィールドを見てまわります。

今年は昨年のレポートより約1ヶ月遅めの訪問。

さすがにサイトでの釣りも終盤で、チビちゃんは見えるが、狙いのサイズは何匹か確認出来たものの、既にフロッグを嫌がる……。

気を取り直しポイント移動しブラインドで狙って行くと「Batrachus」(バトラクス)に小型の雷魚が飛び付いてきた!

レンタカーを背景に記念撮影。

数本グリップエンドが映り込んでいますが、「MX-7」「MX-∞」等々、ディアモンが数モデルあれば大概の状況はカバーできてしまします。

公共交通機関を用いた遠征には、やっぱりディアモンの汎用性とモバイル性能が便利ですね。

浮草エリアは非常に使いやすい「バトラクス」。

カラーは「シルバーラメ」を、インナーカラー仕様にカスタムして使いました。

その後もスローに引いてくると、小型は連発。

とはいえブラインドで狙って行くとサイズを選ぶ事が出来ないため、サイト&呼吸打ちに切り替えて魚探し。

呼吸打ちとなると飛距離や音が必要になってくるため「Giant Batrachus」(以下Gバトラクス)に変更し、呼吸を待ちます。

サイズはわかりませんが、30メートルほどの所で呼吸が上がったタイミングでGバトラクスをキャスト。

魚に気付かせるためにバトラクスの顎を利用し、小さな音を出すと、一撃で飛び付いてきた!

コンディションの良い70up、癒されました。

その後は小型をポロポロ……もちろん、ハイポテンシャルなフィールドを目指して遠征してきたわけですが、昨今のライギョは甘くはありません。

そして早くも最終日。

午前中勝負でサイト&呼吸打ち。

ここと決めたポイントで水面と睨めっこ。

2時間程たったところでGバトラクスが届くかギリギリの場所で呼吸が上がったのを確認、そしてゆっくり横に移動して行く進行方向の先にフルキャスト。

届いた!

ゆっくり近付いてくる魚にワンアクション入れると、まだ1メートル近くフロッグから離れていたのに飛び付いてきた!(トーマンのような喰い方でした)

この喰い方はミスバイトが多い気がする……がフロッグは消えてる!

飛距離もあるため、巻いて巻いてフッキング。

ロッドが止まる、最高の瞬間!

今回の釣行での最大魚、痩せてはいましたが長さがあり、ボガ計測で14.5ポンド(約6.5kg)ありました。

ロッドは、この地域では迷わず「MX-∞」。

長さより太さのこの地域。

狙っていたサイズ(ウェイト)には届きませんでしたが、ラストに良い魚に出会えました。

地元でも釣れる、遠征しても爆釣とはいかない……それは承知の上で、それでも年に一度は遠征で、ライギョを狙う旅を続けていければと思います。

<タックルデータ>

Rod:「Dear Monster MX-∞

Reel:カルカッタコンクエストMD300 (HG仕様)

Line:PE10号

Lure:「Batrachus(バトラクス)」「Giant Batrachus(ジャイアントバトラクス)

中部地方在住。父の教えによるフナ釣りに始まり、テレビで観たバス釣りをキッカケにルアー釣りに没頭、現在はライギョ釣りとキジハタ釣りをライフワークとする。観賞魚飼育を趣味とし、友人の誘いで行った海外で飼育していた熱帯魚を釣ったことをキッカケに、“怪魚”にまで視野が広がった。雨の日やシーズンオフには、本業である塗装業の技術を活かし、ルアーのリペイントやハンドメイドを楽しむ。とりわけディッピング製法によるフロッグ作りは、自身で「ITO FROG WORKS」を主催し、販売するまでに研究を重ね、そこで得た知見をモンスターキス製のフロッグにもフィードバックしている。