海外にも“ホタルイカパターン”はあるか? 未だ見ぬ“ポルラック”を求め、いつもの「LUZ-AZUL」で韓国へ。

テスターの川合です!

富山は2月の新月大潮周りを目処に、ホタルイカシーズンが開幕しました!

シーズン序盤は身投げが好調で、今年は去年よりも期待できそうです。

ホタルイカパターンの記事も書きたいところですが、先立って昨年12月に行った韓国釣行をレポートします!

海外自体は10代の頃から足を運んでおり、これまでは海外=淡水魚……隔離された水辺へ自ら足を運ばないと出逢えない魚を求めて旅をしていましたが、今回の本命は日本で馴染みのあるメバル。

今のご時世、日本でメバルが釣れるエリアはネットにありふれていますが、海外での情報はほぼ皆無に等しいです。

「日本以外にもメバルがいるの?」そこから旅がスタート。

日本語で「韓国 メバル」とネット検索しても出てこない、現地名を検索するとようやく出てきます。

生息域自体は朝鮮半島の一部も含まれており、いつもの”ミドルゲームスタイル”でとりあえず未開の地へ行ってきました!

初めての地、そして約3年ぶりの海外はワクワクします。

自分が普段使い込んでいるロッド(ルズアズール)&ルアー(キトキト75)がどこまで通用するのか?

移動中もメバルのことを想いながら、旅の道中を楽しみます。

無事韓国へ入国後、早速目的地の島へ向かうべく、フェリーのチケット売り場へ向かいましたが……

「○○島へのフェリーは欠航中です。次の運行は1ヶ月後です。」

なんと、デカメバルの楽園と踏んでいた目的地へまさかの行けないトラブル発生。

初めて行く韓国は、のっけから躓きました。

予想外のことにテンションがガタ落ちしましたが、移動中の疲れもあり予約していた宿へ向かうことに。

初日は、サムギョプサル(日本でいう焼肉)、キムチなど、韓国料理を楽しみました!

ひとり旅は良くも悪くも孤独なので、キトキトとの記念撮影、語り合う時間が増えます(笑)。

翌日、急遽スケジュールと目的地を変更。

デカメバルを狙う上で候補の1つに上がっていた、韓国で最も有名な島であるチェジュ島へシフトすることにしました。

とはいえ、この島もメバルの情報はほぼ皆無。

一か八か、ポテンシャルは行ってみないと分かりません。

チェジュ島に到着後、早速レンタカーを借りて、気になる海の様子を見に行きました。

日本と比べて若干の季節のズレはあるかと思いますが、普段自分がホームとしている富山湾〜能登半島、日本海側と季節感や地形がかなり近い印象を受けます。

見るからにメバルがいそう。

海が荒れていることがかなり心配でしたが、夜に備えて動ける範囲で海岸線を歩き下見をします。

漁港、ゴロタ、磯の至るところに墨跡。

エギングの聖地としては日本でもそれなりに知られているようで、エギングで韓国を訪れても面白いかもしれません。

竿を出したいところですが、この日の夜は海が荒れていることで釣りができず。

自分が求めているデカメバルについて現地釣り人に聞き回ると、「デカメバルは〇島!」と皆口を揃えて言いました。

どうやらチェジュ島にメバルはいるものの、サイズはあまり望めないというお話。

そこから更に離島へ……フェリーを調べると、明日の朝始発で行けることが判明。

翌日、迷わず韓国人の言う、可能性を感じた離島へフェリーで向かいました!

最終目的地と決めた島へ到着したものの、一向に海が落ち着きません……おまけに気温も日本と同じくらい寒い。

複数のサイトで予報を見るも、風も波も強まっていく一方。

結局、丸5日間釣りができず時間だけが過ぎ去りました。

すぐに一周できてしまうほど小さな島でしたが、観光客が訪れるようで観光地化していました。

ピーナッツが特産物でした!

キトキトが写っていなければ、ただの女子旅・グルメ旅行のような時間が過ぎていきます……。

韓国、釣りができる環境を整えるのは早いですが、とにかくタフコン。

数日の間、海が荒れ続きでしたが、6日目、7日目にようやく釣りができる状況に一変。

釣りができるのは2日間だけ。

LUZ-AZUL」と「キトキト75」を手に海へ繰り出しました!

ポイントは右も左も分からず、一晩中竿をしても音沙汰無し。

気になるポイントは風波で入れず、妥協して風裏になるエリアを見つけて入ります。

ただ、期待した釣行1日目はノーバイト。

2日目もランガンしながら広く探りますが反応がなく、「今日もダメか」と思い……明るくなったタイミング、漁港(?)の足元の地形変化に付いているであろう魚を、”浮かせて食わせる”イメージで探ってくると鋭いアタリ。

引きから推測して、恐らくメバル。

LUZ-AZUL」の82ロングモードのレングスとパワーを利用して一気にゴリ巻き、抜き上げ。

日本を出て6日目……ようやく韓国の”ポルラック”を手にしました!

2026年、今シーズン初メバルは韓国の地で……一生忘れられない思い出のイッピキになりました。

厳密には今後新種になる可能性もありますが、いわゆる“ブルーバック”のクロメバル系。

「流石にコイツ1匹では終わらないだろう……」

クロメバルの生態的に、群れで入っているかもしれないと、三脚撮影まではせず早めにリリース。

欲が出て、「地合いかもしれない!」と釣りを再開するものの……この後、すぐに太陽が登りメバルからの反応は無くなってしまいました。

そして、その後は海が荒れ狂い……まさかの?予想通り?この“ポルラック”が、最初で最後の“ポルラック”となりました。

いつもの魚を、いつものタックルで、ただ、違う環境(国)で釣ってみる……どれだけの人に伝わるかは謎ですが笑、“怪魚”を追いかけ辺境を巡ってきたからこそ、“旅”の奥深さに気づけたかもしれません。

というわけで、はじめての韓国メバル開拓旅は惨敗でした(笑)。

……単独の海旅を終え、首都ソウルへ戻ってからは日本で話をしていた松政テスター(以下いつもの呼び方でトモキ君)と合流!

久しぶりに会って韓国料理を食べながらの雑談からスタート。

大移動し、次はサブターゲットの淡水魚を狙いに行きます。

移動日を除いて釣りができる日は海旅同様2日間。

後半戦も、完全ノーガイドで釣りを展開します。

今回の目的の魚を求めて、海旅同様にレンタカーで目星をつけた川を目指しました。

次々と川をアタックしますが、反応が無く、釣り禁エリアもかなり多く悪戦苦闘。

右も左も分からず、やっぱり旅は甘くないなぁ……と、釣れ無い時間が続きました。

時間が迫られる中、トモキ君が目をつけたポイントへ入ると、開始数投で「チタラ」(オリジナル7g)で目的のスカイゲイザーがヒット!

淡水では操作性を重視した「LUZ-AZUL 」76ショートモードで。

オープンエリア、魚のサイズは40〜50cmアベレージで、レングス&パワー感が丁度よく、シチュエーションを選べば淡水の釣りにもバッチリ!

離れたところで釣りをしていた松政テスターを呼んで、お互い仲良くキャッチ!

松政テスターはこの春発売の新作、HUNTERS「HT-7×4S」のモード7をメインに臨機応変に対応し、各種ウエイトの異なるルアーを使用して釣っていました。

LUZ-AZUL」は国内、ソルトを強く意識しており操作性を重視しており、今回釣れたようなサイズ(〜50cm程度)の釣りには最適だった一方で、海外で何が釣れるか分からない状況でパワーと耐久性を捨てきれない状況では「HT-7×4S」の方が安心だなという印象も受けました。

ダブルヒットも多数あり、数多くのスカイゲイザーと出逢うことができました!

日本にもこんなターゲットがいたら、ライト〜ミドルゲームのターゲットとして面白そうだと思いました。

その他、外来種ですが韓国でもゲームフィッシュとして楽しまれているバスもヒット!

凍えるような寒さの中、竿を振った甲斐がありました。

LUZ-AZUL」のバットはランカークラスのシーバスやマダイにも対応するパワーがありますが、ティップはメバルを意識した繊細な設計のため、極寒期のショートバイトをしっかり取ることができたのかなと思います!

釣れたルアーは全て、チタラ(オリジナル7g、亜鉛製ミニ3g)。

メガバスさんとモンスターキスのコラボ3連メタルバイブ「チタラ」。

スローなリフト&フォールを多用し、軽くテンションをかけたフォール中のショートバイトを丁寧にかけていく釣り……こんなフォール主体の釣りには無類の強さを見せるのがこのルアー。

数多くのスカイゲイザーと、バスを連れてきてくれました!

海も淡水もベストシーズンに来たら、もっと面白い内容の釣りを展開できそうです。

スカイゲイザーの他にもう1種類憧れの魚がいましたが……敢えなくタイムアップ。

首都ソウルへ戻り、帰国前日は松政テスターとサムギョプサルを味わって、韓国初釣行は幕を閉じました。

韓国に限らず、現地へ行く前はつい期待してしまいがちですが、なかなか思うように行かない海外釣行。

とにかく厳しい環境での釣りを強いられました。

そこも含めて楽しめているのですが。

次回は春に、”尺ポルラック”と、もう1種類の淡水魚を求めて必ずリベンジしたいと思います!

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1996年、富山生まれ。小学2年生で釣りを始める。程なくルアーフィッシングに目覚め、国内外に視野を拡大。19歳の時、職場での事故で右手を大怪我。利き手でロッド操作ができなくなるハンディを背負うが、釣りへの情熱を失うことなく、むしろ”労災怪魚ハンター”と開き直って、繰り返される手術の合間に世界を釣り歩いた。社会復帰後はほぼ毎日、「HUNTERS」を手に地元の海に”キトキト”の(旬の)魚を追いかけながら、遠征ペースも落とさない釣りジャンキー。 2022年現在、海外だけで計10回、9か国に釣行。好きな怪魚はラテス属(アカメ属)。