“とりあえず9S”で挑んだ外房の春マサ、からの……2025秋本番へ!

こんにちは。 東京の津⽥です。 

先日の『Dear Monster』「W」シリーズの情報解禁(&受注開始)により益々の盛り上がりを見せるモンスターキスソルトシーン、私もその熱に共鳴して今年からオフショアキャスティングを本格的に始めてみました。

初めに目を付けたターゲットは「ヒラマサ」、エリアは関東屈指のメジャーフィールド「外房」です。

タックルはキャスティング用に定番“とりあえず9S”の「MX-9S」を。

ジギング用に当時テスト中だった「MX-6SW」(スピニング)と「MX-6+」(ベイト)と、以上3セットを用意しました。

春の外房で使用したプラグはヒラマサ狙いとしては比較的小型、60~90g程度のダイビングペンシルがメインです。

このあたりであれば「MX-9S」で問題なくフルキャストできます。

MX-9S」は専用ロッドに比べてガイド径が小さい&ガイド数が多い為、ノット部分の干渉や飛距離低下を懸念していましたが、その点も上記セッティングの範囲では大きな問題なく感じました。

外房のオフショアキャスティングはアンダーハンドキャストが主流となっています。

MX-9S」は長さが8’6″ftと少し長めなので、胴の間等スペースが狭い場所ではキャストに気を使いましたが、一方ミヨシに立った際には波立つ水面でも足元までルアーを引いてこれるメリットも大きく感じました。

実際、この春キャスティングでキャッチしたヒラマサはミヨシの船縁から5mの回収間際でのヒット、サイズ7.5kgとやや小ぶりだったのでロッドパワー的にも危なげなくファイト·キャッチする事ができました。

【キャスティングタックル】

ロッド:「Dear Monster MX-9S

リール:SHIMANO TWINPOWER SW 14000XG

ライン:PE-6号+ナイロン110lb

この春の外房は6号ベースの「MX-9S」タックルだけでやりきれましたが、ベイト(ルアー)が大きかったり、大型ヒラマサが出る8号タックルが必要な状況は、「MGX-8S “King Monkey”」も視野に入れています。

続いてジギングについて、

ロッドは当時テスト中だった「MX-6SW」をメインで使用しました。

ポイントの水深は20m~70m程度、使用するジグは100g~200gです。

水深が浅いエリアではちょい投げするシチュエーションも出てくる為、ダウンロック仕様にベリー部に「MX-PROGRESS15」を加え、6フィート半まで長さを補填。

(プロトモデルのため製品版とデカールデザインが異なります)

パワー感としては、200g以下を適性ウエイトと考えてもらえれば良いと思います。

外房ジギングには丁度使いやすいスペックだと感じました。

本格的なジギングが出来るスピニングのモバイルロッドは他社含めて多くないので、オフショアキャスティング遠征に忍ばせるにはもってこいのモデルかと思います。

【ジギングタックル(メイン)】

ロッド:「Dear Monster MX-6SW

リール:SHIMANO TWINPOWER SW 8000HG

ライン:PE-4号+フロロカーボン40lb

最後に、サブ機として持ち込んでいたのは「MX-6+」に「MX-RG37」を組み合わせたセッティング。

【ジギングタックル(サブ)】

ロッド:「Dear Monster MX-6+」(リアグリップ:「MX-RG37」) 

リール:SHIMANO OCEA JIGGER 2001NRXG

ライン:PE-4号+フロロカーボン40lb

MX-6SW」でほとんど事足りたのであまり出番はありませんでしたが、200gオーバーかつ水深が深く縦の釣りになる場合を想定して用意していました。

更に今後そんなシチュエーションがあれば活躍してもらおうと思っています。

……今年も気が付けば夏が終わり、本格的に秋が始まろうとしていますね。

青物もどんどん楽しくなってくる季節。

新作、定番、おり混ぜ使ってみた今回のレポート(2025年春段階)でしたが、“とりあえず”はお手持ちの「Dear Monster」で、秋を感じてみてはいかがでしょうか?

個人的にはまだまだ夏の釣りに宿題を沢山残してしまったので切替えが難しくなってしまっていますが……季節は待った無し(笑)

先日九州の“秋告げ魚”相手に「MX-9S」と新作「MX-8SW」を投げ比べてきました(近くまた別にレポートさせてもらいますが、)

MX-8SW」は実績の高い「MX-9S」をベースに、ガイドセッティングは専用ロッド同様に大径化、逆にガイド数は10→7個に減数、レングスも8’6→7’10へショート化されて……これは!

私もヒラマサのサイズアップ目指し、役得で一足早く「MX-8SW」も追加して、外房に足を運んでみようと思います!

<関連ページ・レポート>

中国・四国地方在住。釣りは幼少期から始め、小中高とシーバスやショアジギングに明け暮れる。20歳から海外遠征を始め、アジア諸国・オーストラリア・パプアニューギニアなどに釣行を重ねる。魚のみならず生き物全般が好きで、初めてのターゲットとの出会いは、そこに至るまでの過程を大切にする。アカメを手にするまで9年間高知へ通い続け、紆余曲折を経て巡り会った初めての1匹が、135cmであった。趣味はキャンプ。釣りがオフになる冬の週末は、山に籠っていることが多い。「考えるより感じろ」がモットー。