こんにちは!テスターの津田です。
夏の陽気も少しおさまり、空気もだんだん秋に移り変わってきていると感じる今日この頃。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは、この夏のロックフィッシュゲームについて。
ロックフィッシュゲームは昔から好きで、バスロッドや専用ロッドなど色々なタックルを使用していたところ、今年はDear Monsterをメインに使用してみました。
主なフィールドは漁港の防波堤や周辺のテトラ帯、渡船を使って沖堤防へ渡ったりもします。かぶせ釣りやぶっ込み釣りと合わせて狙う場合が多く荷物が多くなりがちですが、特に混み合う渡船なんかではタックルがコンパクトになる事も大きなメリットかと思います。
これでロッド3本分、従来のロッドケースを持ち込むよりも圧倒的に小さくまとまる
メインで使用したタックルは、次の2通り。
<ベイトタックル>
- ロッド:「DearMonster MZ-7」
リール:SHIMANO メタニウムMGL
ライン:PE1.5号+リーダー25LB
<スピニングタックルその②>
ロッド:「DearMonster MX-7S」
リール:SHIMANO ツインパワーC3000/DAIWA セルテート3012H
ライン:PE0.8号+リーダー16LB /PE2号+リーダー30LB
ルアーはテキサスリグ・フリーリグ・ジグヘッド等状況に合わせて選択します。
7g~24gのシンカーでテキサスリグ等手返しよくテンポ良く打ちたい時は「MZ-7」、7g以下の軽量シンカーを使用する場合や遠投して広く探りたい場合(スイミングのワームを使う時等)は「MX-7S」という具合で使い分けています。
「MZ-7」で、とりあえずカサゴ。
このサイズでもしっかりアタリは取れます。
そしてメインターゲット、キジハタ。
山陰側のショアからだと、この位がアベレージですね。
この夏最大は、沖堤防からの40UP。
足元の敷石に潜られがちなポイントだった為強引に寄せましたが、ロッドパワーはまだまだ余裕が有りそうでした。
レアなオニカサゴまで……関東の船釣りで人気の通称“オニカサゴ”(標準和名イズカサゴ)とは異なる、正真正銘ホンモノ(?)のオニカサゴです。
レアフィッシュ含め、いろんな魚が釣れてくれるのもロックフィッシュゲームの楽しみですね!
「MZ-7」はオフィシャルHPでもディアモンスターのハイエンドベイトロッドと記載されている通り、その軽さとボトム感度はシリーズ随一のモデルです。
1つだけ贅沢を言うと、足場が高かったり、足元から根が張り出していたり……そんな、ショアからの“ハードロック”に関してはもう少し長さがあれば最高だな、と。
その辺は今後に期待しましょう!(そんなわけで、伊藤テスターのレポートにもありますが“ボートロック”にはピカイチですよ!)
日が暮れまして、スピニングタックルにチェンジ!
「MX-7S」でアカハタ!
根魚が浮きはじめるナイトゲームは、軽めのシンカーを使用する機会が増えるので、スピニングの方がトラブルも少なくラクだったりもします。
このサイズでもそれなりに良く引くので、ライトなタックルでは取れない事もしばしば。
テキサスリグの仕掛けそのまま、ワームをぶっ込み用のサバ切り身に付け替えて「ゴン!」と。
たまにはこんな釣り方も良いかな(笑)
「MX-7S」は今後本格的に使い込んでみていますが、「何でもロッド」としての汎用性はかなり高いかなと思います。
北海道テスター陣が大型トラウトやサケ(アキアジ)に使用している印象が強いですが、組み合わせ次第でライトな釣りにも全然使えるなぁと感じました。
好みの部分も有りますが、ロッドを上げて操作するロックフィッシュゲームのような釣りで少し先重りを感じる場合は、フロントグリップを逆付け(上写真)がオススメです。
こうする事でリア側が長くなり、ファイト時にグリップエンドを脇に挟めるのも、個人的には良いかと!
これから秋冬になると、瀬戸内ではライトジギング等にも活躍しそうです!
その辺りもまた試してみたいと思います。
まだまだ夏が名残惜しいですが…皆さま良い秋をお迎えください!