「メバル」で振り返る2025年上半期〜Shinkirowライトモデル3種使い分け〜

こんにちは関東の殿河です!

今回は昨年に引き続き、ご近所メバルゲームをレポート!

昨年、引っ越した家の近くでメバルがハードプラグで釣れることを発見、足繁く通った訳ですが、今年はシーズン入り前の1月から調査開始。

6月頭までの約半年、あえてポイントを一か所に絞って定点観察を続けました。

また、合間を縫って大阪やら富山にもメバル狙いで出動。

メバルの楽しさを再認識した2025年上半期でした。

ロッドはShinkirowシリーズのライト系モデル「LIGHT-CRUISE」「SOGAINY」の2本。

プラグ縛りで時には「キトキト75」も使ってみながら、平日の夜を楽しみました。

まずは1月。

比較的凪が続き、気温も少し安定した中旬にいつものポイントへ。

時期的に小型が多いことが予想されたので、「LIGHT-CRUISE」に3gのシンキングペンシルでサーチ。

まだ海藻も全く生えていないので、ストラクチャー沿いを丁寧に探っていくと、コツッとヒット。

20cm満たないサイズでしたが、とりあえず魚は要ることを確認。



2月に入っても海藻は生えず、同様の狙い方で更にサイズダウンした一匹。

このサイズの吸い込みバイトは「SOGAINY」では弾く可能性があるので、厳寒期はソリッドティップの「LIGHT-CRUISE」多用しました。

同タイミングでシーバスやらマダイもヒットしたのですが、シーバスはランディング直前でバラシ。

マダイは60cmくらいで足元まで寄せましたが、ネットイン直前でルアーを噛み砕いて脱走。

また来年再挑戦します。

そして合間を縫って大阪へ。

尾後テスター操船の遊漁船エリンギに乗りこみ、小塚さん田中テスター池尻テスター、そして、鹿児島の遊漁船alba丸船長の即席メンバーでメバリング!

勝手知ったる大阪湾。

当日はやや渋い状況ではあったものの、ガシラ混じりの中で本命のメバルをキャッチ!

こちらでは「LUZ-AZUL」を使用、小型のメバルやガシラのバイトのしっかり拾える繊細なティップ。

LIGHT-CRUISE」には劣るものの、軽量ジグヘッドの操作感もあり、問題無く使用できました。


alba丸船長もgoodサイズをキャッチ!チャーターならでは、みんなでワイワイ楽しく釣りができました。

季節は進んで、3月。

だんだんと温かくなってきて各地でメバルの釣果も聞かれ始め、モンキスのお膝元富山県でもホタルイカパターンで大型メバルが釣れ始めておりました。

一方こちら関東は水温が安定せず、まさかの釣果無し。

週一回は様子を見に行っていたのですが、、

ということで気晴らし(笑)も兼ねて富山へ!

噂のホタパタを体験すべく、ボートからのキャスティングでメバルを狙います。

メインは「キトキト75SS」と「ラウズ85SS」。

メバルには大きすぎると思いきや、こちらではメインサイズとのこと。

確かにボートの明かりに湧いてくるホタルイカは使っているルアーと同サイズでした。

小さなカルチャーショックを受けつつも、釣り開始。

3月も終盤というのに吹き付ける寒風で気温は一桁。

震えながらのキャストでしたが、まずは新加入の石田テスターがキトキトでキャッチ!

その後も順調に池尻テスター尾後テスターとキャッチしていきます。
自分も負けじとブルースコードC60をキャスト(笑)

明確なバイトで良型をキャッチできました!

その後、暫く沈黙で皆さんボトム狙いに。
大量のガシラに遊んでもらっていると、ボート際に漂うホタルイカ発見!

すかさずラウズSS85をキャストすると、ティップを抑え込む気持ちいいバイト!
グッドコンディションのブルーバックゲット!

ほんとに85mmのプラグに喰ってきた。(笑)

そこからもう一匹キャッチし、寒さに限界を感じて撤収。

気温に似合わずホットな釣りを楽しむことができました!

ロッドは「SOGAINY」の 6‘4”ショートモードを使用。

ボートからのメバルプラッギングには取り回し、ファイト含めてベストなレングス、パワー感でした!

さて、富山から戻り、再びご近所。

ようやく水温が安定し、海藻がモサモサ生えてきました(笑)

凪が良い日を狙って出撃。昨年の記憶を頼りにベストな潮位でポイントに入りました。

早速富山で拝借してきたキトキトを神奈川の海に投げ込みます。

着水後は重心を戻して、竿を立てて表層をスローリトリーブ。

早速ゴツッとヒット!

ガシラがボトムからライズアップしてきたようです。

お次は波打ち際でヒット!

狙いのメバルをキャッチすることができました。



その後もブルースコードC60と織り交ぜながら、順調にキャッチしていき、深夜3時の潮止まり間際。

キトキトをフルキャストして、巻き初めにこの日一番のバイト!

ブルーバックの尺メバルが飛び出しました!

神奈川の海にはホタルイカは居ないはず。

ですが、イカ型ルアーはしっかりとメバルの口に捉えられていました。

ちなみにこの日のベイトは3~5cmほどのナミノハナ。

ベイトサイズに合わせずとも、BBSB(ビッグベイトシーバス)然り、デカいルアーにはデカい魚が食ってくるのは、どのターゲットでも同じという事ですね。

良い魚に満足したのでこの日は納竿。

25cm~尺までの型揃いで10匹!

近所でこれだけ釣れれば十分でしょう。

この日がピークだったのか、その後次第に釣果は下降気味に。

休日は毎週末とある魚を追いかけていたのもあり、メバルは仕事終わりの短時間釣行が続いていたので、調査が十分だったかと言われれば……。

その後もポロポロ良い型の魚は拾うことができ、シーズン2本目の尺ブルーバックは、自分が好きなレッドヘッドでキャッチすることができました。

さて、ここまでほぼ「SOGAINY」で通してきましたが、メバルプラッギングには不自由なく使うことができました。

LUZ-AZUL」との使い分けはどんなもんじゃ?と質問が出そうですが、2機種の大きな違いはレングスとパワー。


SOGAINY」は最長6’10”ftなので近距離戦やストラクチャー撃ち(海藻の隙間やスリット上にルアーを狙って落とすようなキャスト)がしっくり来るかなという感じ。

また、ライトアクションなため、比較的小型のメバルの辺りも明確に捉えることができます。

一方の「LUZ-AZUL」は最長8’2″ftのレングスを生かしたロングキャストに適性を見出せます。

ミディアムライトのアクションで、「SOGAINY」よりもしっかりしたブランクスによりメバルプラッギングに必然的に混ざるシーバス、チヌ、マダイなどの嬉しいゲスト達を確実に獲ることができるかなと思います。

後は、ユーザーさんのメインフィールドに合わせて選んでいただき、漁港や内湾、足場が低いエリアで小型が混ざる場合は「SOGAINY」、サーフや磯、とにかく飛距離が欲しいエリアで大型魚も混ざる場合は「LUZ-AZUL」といった使い分けになると思います。

また、メバルから目を外すと、「SOGAINY」はライトリグ(~10gのシンカー)を使ったバス釣り。

LUZ-AZUL」はボートのタイラバや、バチ抜けシーバス等にベストマッチしてきます。

皆さんの釣りのスタイルに合ったセレクトで「Shinkirow」シリーズを楽しんで頂ければ!

ということで今回はメバルに焦点を当てたレポートでした!

次回はこの対極にあるような釣りのレポートを上げようかなと思っております(笑)

それでは!

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関西地方在住。幼少期より磯釣り好きの父・祖父の影響を受け成長した、国内外を飛び回るロックショアマン。大学院では近年関西で増殖する外来魚を研究、日本の釣りの未来に想い馳せる知的一面も持ち併せる。バイクや車弄りの趣味が昂じて、車中泊仕様にカスタムしたマニュアル軽バンで釣りに調査に走り回る日々。「MX-9S」「MX-7S」を軸とするスピニングタックルメインのスタイルで、「ロックショアをもっと安全に楽しめるよう、マルチピースロッドを未来の主流に!」と情熱を燃やす。