こんにちは!大阪の野村です。
早いもので、11月ですねぇ~。
秋真っ盛りなタイミングで僕なりのビッグベイトシーバスのレポートになります。
ビッグベイトシーバスって皆さんやった事あります??
「勿論!」って方も多いかと思いますが、今回は「これからやってみたい!」なんて方へのタックルセッティングだったりアプローチの仕方だったりを話そうと思います!
あくまで野村の考えですので!
これから始める方には、まずはロッド!っと言いたい所ですが、先にルアーを選択した方が良いかと思います!
代表的なビッグベイトでジョイクロの178。
こいつを基準にすると、色々ラクです。
ジョイクロ178の重さは50g~55g。(余談ですが、ジョイクロマグナムは4オンス112g程。このルアーも次のステップには核となるので、頭に入れておくと便利です!)
「~」と入れたのはフローティングモデルとシンキングモデル、さらにフック等で重さが変わる為です。
ロッドのオススメは、大きな括りでベイトロッド!!(なぜベイトロッドかは、長くなるのでまたいずれ……)
メインをジョイクロ178にするならMAXウエイト70g~90g程度のロッドを選択すれば良いかと思います。(モンキス補注:MAXウエイト表記のないディアモンスターでは「MX-65」前後、「MX-7」や「MX-75」程度まで)
もちろん、よりパワーがある竿でもやれなくは無いですが、仮にMAX150g程のロッドを選ぶとルアーの動きが悪くなる可能性がありますので、僕はルアー重量に合わせてロッドを変えます。
なぜ55g程のルアーに対してMAXウエイト70g~90gのロッドを選択するか?
それは、ウエイト調整をするから!
そして、ルアーを買う時に基本僕はフローティングモデルを購入する事が多いです。
現場でフローティングをシンキングにするのは簡単ですが、シンキングをフローティングにするのは困難なのがその理由。
シンキングモデルとは動きは変わりますが、この話しはまた……。
さてさて、ウエイト調整ですが、僕は板重り(板の厚み0.3/0.5/1mmの3種類)に両面テープが貼られてる物をカットしてライフジャケットに入れてます。
カットサイズや重さは適当に……(笑)
ご存知の通り淡水/海水で比重が変わるので注意です!
僕的にはスローフローティングやサスペンドくらいがベストかと思いますが、フィールドや時期やメインベイト次第等で変わります。
状況に応じて板重りで調整してあげて下さい。
ロッドとルアーは決まったとして、ラインとリーダー。
ジョイクロ178がメインなんで、僕はPE2~3号にリーダー(フロロ)30~50lbくらいを使いえば良いかと思います。
さてタックル一式揃いました。
いざ、釣行。
ターゲットはシーバスです。
ここからは地域性がある為一概に言えない事が多いと思いますので、読者様で模索しながら……。
一般的な話しをします。
皆さん大好き河川の橋脚明暗。
アプローチの仕方ですが、まずは流れに対しての上流側の明暗の明るい側をトレース。
活性が高いヤツは、我慢出来ずに明るい側でバイトしてきます。
そこから徐々に暗い側に近づけて、最終的には暗い側へ送り込みます。
ジョイクロ178とミノーゲームの違うポイントは「自分で食わせの間を作れる」という事。
ココで食わせたいと思うポイントまでドリフトやジャークで持って来て、ココってタイミングで軽いトゥイッチでルアーを“飛ばす”。
“飛ぶ”と言う表現が伝わるかわからないですが、ラインを通してルアーに入力された力で、慣性によってラインを追い越して(=ラインに引っ張られず)自ら進んでいく状態、とでも言いますかね。
比較的重いジグヘッドを使った“ワインド”の釣りなども、似たところがあると思うし、だからこそそんなワインドが有効なタチウオも、ジョイクロで釣れる。
シーバスも同様、“飛んで”いる間が、食わせの間、大きなチャンスになります。
リップがあるミノーではそれが抵抗となり、なかなか“飛ぶ”ことは難しい。
重量があることで、慣性によりラインやルアーにかかる水の抵抗を凌駕して自進するビッグベイトが有効になるわけです。
勿論ライン先行(ラインに引っ張られる)のドリフトでも釣れますよ!
このあたりケースバイケイースのさじ加減は文章ではなかなか伝えづらいので、動画撮影が有れば詳しくお話ししたいと思います(笑)
僕のビッグベイトシーバスは魚のサイズがどうこうでは無く一匹の価値かと思ってます。
僕も最初は「ジョイクロとか食うん?絶対ミノーやったら食わせれるんやけど……」って状況でチャレンジしたら、まさかの爆発(笑)
現在は次のステージへ、ショアからの限界を知りたくて迷走……いや……チャレンジしている最中ですので、良い釣果が出たらまたレポートにまとめたいと思います。