初の海外遠征、灼熱の南インドで”口裂けナマズ”に続き、裏本命のスネークヘッドに遭遇!(三部作・中編)

前編」からの続きになります!

実釣3日目、今までとは違うダムに向かいます。

狙いは裏本命のスネークヘッドです。

道中のストールで朝飯を食べます。

「プーリー」というサクサクな揚げ物とカレーのセットを頂きました。

これで200円ほど。

やはりインドは物価が安いですね。

余談ではありますが、都市部から離れた地域でもキャッシュレス決済が標準化されています。

ただし、利用するにはインドの電話番号が必要という落とし穴が……外国から来た観光客には優しくないシステムですね。

現金も受け取ってくれますが、明らかに嫌な顔を何回かされましたし、お釣りが返ってこないこともありました。

2時間ほど車で移動し、目的地のダムに到着。

ここは前日のダムよりかなりフラットな皿状の野池みたいな地形で、日陰が無いので日中はヤバそうです……。

取引先と電話をしながら片手間でフロッグを投げるDさんに何かがヒット!

あがってきたのはかなり良型のChanna maruliusというスネークヘッド。

雑な感想ですが、いかにもインドの魚っぽい色合いです。

サイズはちょうど80cm。

大きい個体はメートルを超えるみたいです。

ヒレの青い斑点が美しいです。

この魚種が本遠征の裏本命だったので、期待が高まります。

この時点で日は完全に昇りきっており、何となくトップは厳しいのかなと思ったのでスピナべを投げていましたが、Dさん曰くフロッグが最も効くんだとか。

捕食ではなく、縄張りから追い出すためにバイトしてくるので、トップウォーターでしっかりとアピールしたほうがいいみたいです。

その後、気温はどんどん上がっていきますが、スネークヘッドは構わずバイトしてくるのでひたすらランガンします。

目の前で80オーバーの個体のバイトがあったり、遠投先で派手なバイトがあったり、チャンスは何度もありましたが、僕のフッキングのタイミングが早すぎるせいですべてフッキングせず。

フロッグの釣りは難しい……。

その後、持ち歩いていた水を飲み切ってしまい、僕は熱中症気味になり休憩していると、同行のインド人Iさんが僕の「HUNTERS HT-6/7」でワラゴアッツーをサクっと釣ってくれました(笑)

80アップの個体。

長さは僕が初日に釣った個体とあまり変わらないですが、明らかに太さが違う。

体表の構造色がビワコオオナマズを彷彿させます。

そしてその直後、Dさんにパスされた「HT-6/7」にヒット!(スレ掛かり)

顔周りのオレンジ色や目の周りの青色が地味におしゃれです。

日本でもナマズ釣りが好きで、ナマズという魚自体が大好きな自分にとって、最高にカッコいい魚でした。

その後もインド人のペースでランガンしていきますが、すでに水が切れているので体調は悪化するばかり……完全に熱中症になりました。

流石にヤバいので車に戻り、夕方まで休憩することに。

近くに飲食店がないので道端でインスタント麺を作ってくれました。

午後も同じダムをランガンしますがノーヒット。

回復しきっていないまま体を動かしたため吐き気と頭痛がヤバかったです。

ダムからの帰路、タイヤがパンクしたりと、色々と大変な一日でした……。

実釣4日目。

僕は体調があまり良くなかったので宿で休息をとり、Dさんたちはタイヤを買い替えるために朝から買い出しに行ってくれました。

異郷の地で体調を崩すと色々と不安になります。

実はインド到着直後から少し風邪気味で、これも相まってかなりしんどかったです。

午後までぶっ倒れてて、起きてもDさんたちはタイヤを買いに行ったままで戻ってきません。

一人で昼飯を済ませ、午後の釣りに向けて準備します。

15時ごろになってようやくDさんたちが戻ってきました。

祝日だったせいで近隣のタイヤ屋さんがすべて休業中で、往復4時間掛けて隣の都市まで買いに行ったのだとか……ご苦労さんです……。

そんなこんなでDさんたちも疲労が溜まっており、この日は結局夕マズメも釣りをせず。

宿付近の観光をしました。

実は、我々が釣りをしていたのは「インドのグランドキャニオン」と呼ばれる景勝地です。

観光地に行っても観光をしないのは釣り人あるあるですが、今回は体調を崩したお陰で素晴らしい景色を見ることができました。

付近にあるヒンドゥー教の寺院も参拝しました。

多神教なので様々な神様が祀られています。

すべて丁寧に石に彫りこまれており、圧巻でした。

下の写真には魚の神様も写っています。

ぜひ探してみてください(笑)

この日はお祭りがあるみたいで、夜市は人で賑わっていました。

聞くと「鶏を生贄にする」とのことでした……。

夕飯を済まし、宿に戻り翌日の釣りのために入念に準備します。

釣り人同士、やはりタックルの話は盛り上がります!

DさんもIさんも、ロッドはすべてモバイルロッドで揃えていてびっくりです。

彼らもインド全国を旅する「遠征アングラー」なので、モバイルロッドに必然的に落ち着いたみたいです。

後編」に続く!

<関連ページ・レポート>

大学入学時に3Dプリンターを購入、以後3年間ルアー設計に明け暮れてきた頭脳派ルアークリエイター。都心への通学に際しモバイルロッドを導入、机上の空論ではなく、日々のアーバンフィッシングでトライ&エラーを繰り返す。2023年、講義中に閃いた構造アイディアを検証するため、ビッグベイトシーバスの世界へ。先入観に囚われない柔軟な発想と、自ら生み出したルアーの力で、初年度から高実績を重ねている。長期休暇は離島へのロックショア釣行など日本全国へ遠征、在学中に海外への挑戦も計画中。