大好きな魚の楽園を、未だ見ぬ土地に探して。(韓国メバル&マダイ開拓2026)

テスターの川合です!

2度目の韓国、”ポルラック”(メバルの現地名)開拓旅をレポートします。

昨年12月に釣行した際は、寒波の影響で釣り自体成立させることが非常に難しく、10日間彷徨って本命は1匹のみの結果に。

悔しい思いをしてしまいこのまま終われるわけがありません。

前回の経験から、ポルラックを”プラッギング”で狙うベストシーズンと思わしき5月に再挑戦しました。

僕らが普段、敬意を込めて”キトキトメバル”と呼んでいる尺以上を目標、自己記録を上回る35cmを目指して(下画像は富山でのシロメバルです)。

まずは、大好きな”サムギョプサル”(韓国の焼肉)をはじめとした韓国料理を頬張りました!

魚を釣りに行っているだけでなく、日本と異なる現地独特の食文化に触れることも目的、楽しみの一つです。

中継地点となる町へ移動し、そこからフェリーに乗って釣りの舞台となるフィールドへ。

島へ渡り、エリアを少しずらして再びポルラックを追いかけます。

釣行前に現地の釣具屋へ行ってみましたが、ポルラックをプラグで釣る文化はほぼ皆無。

もちろんイカ型形状のプラグは一度も見ることなく、極端に使用されていないと言う点では、逆に可能性を感じました。

前回釣行した際に、世界記録を上回る超大型(40cmオーバー)が釣れている情報をキャッチしてしまい、ロマンを感じています。

最終目的地に到着後、レンタカーを手配しGoogleマップと睨めっこしながら、気になるポイントを自分の足で歩いて開拓していくスタイル。

楽園はきっとある、そう信じて動き続けました。

明るい時間にポルラックの姿を発見し、1箇所目に入ったのは、大型が期待できそうなゴロタにウィードの絡むエリア。

足場が5m前後あり「ルズアズール」の「82ロングモード」で、キトキト75をデッドスローで漂わせると……開始数投目でファーストバイト。

まさかの釣り初日から、本命のポルラックと再会!

前回の旅は一体何だったんでしょう。笑

サイズは口閉じ尾開き26cm。

情報が無いという意味で「第5のメバルか?」という期待もありましたが、魚体の見た目と軟条数16本であることからクロメバルだと思います。

普段使っているルズアズール、自分の釣りスタイルでキャッチできた嬉しいイッピキでした。

その後は単発だったのか連発はせず、釣れたポイントをすぐに見切り、早々に移動します。

すると同じ条件の別のポイントでは群れが入っており、26〜29.5cmまで大連発!

デッドスローを基本に、活性の高い魚はリーリングジャークが好反応だった印象です!

ロッドのパワー感についてですが、「ルズアズール」はこのサイズのメバルにパワー負けすることはありません。

魚を釣る前の操作性を優先したい時は「76ショートモード」で使用することが多いですが、魚を掛けた後のパワーを優先したい時は「82ロングモード」に可変することで、今回の遠征のようにパワーを重視した釣りに適性があります!

尺未満の魚は、ドラグを殆ど使わずに効率よくキャッチできました。

単独釣行のため、残念ですが写真は置き撮りがメイン。

バリエーションが欲しいところですが、その分単独釣行の機動力をフルに活かした釣りをことに。

何と言ってもライトソルトは結果が早い。

そしてリリースが多い釣り。

“怪魚”とはまた違った面白さがあり、短時間で多くのことを試せることが最大の魅力だと感じます。

ルアーのレンジ・カラー・フック(カエシ有無)、その他諸々検証しながら、大型プラグを用いたストロングスタイルで好活性な魚を狙っていきました。

今後煮詰めていきたいシングルフックでもキャッチ!

他地域でもすでに実績のある、”夜光玉チューン”でもキャッチ!

元来はホタルイカに寄せて富山で生まれたチューニングではありますが、魚から見つけてもらいやすくするのはもちろん”針に食わせてキャッチ率を上げる”という意味合いでも使っています。

今回のようなポテンシャルの高いエリアの場合、普段釣りをしているフィールドより反応に大きな差を感じられました。

ポルラック以外は、ムラソイがポツポツ顔を出してくれました。

日本ではカサゴやムラソイがメインになることが多いですが魚種が完全に逆転して、釣れてくるのはメバルがほとんど。

このような環境で、実験的にルアーサイズを下げ3~5g前後のマイクロプラグを投入すると、釣れてくる魚のサイズは明確に下がり、20cmに満たないサイズが先に食ってくることがはっきりわかりました。

参考までに、マイクロプラグで数を楽しむ際は、軽量ルアーを細かく操作しやすい「76ショートモード」に可変するのがオススメです!

嬉しいゲストのクロソイも登場。

その後キトキト 75に戻せば、泣き尺サイズのポルラックが狙い通りに連発しますが、計測すると「いった?いってない……」と、なかなか尺は越えません。

尺近くになると0.5mm〜1cmの大きな壁があり、これがメバルのサイズを狙う釣りのもどかしくも楽しいところですね。笑

あと気づいたことは……フィールドポテンシャルのある今回のような遠征では、シルエットの出やすいカラーが最も反応が良かったかな?という印象です!

さらにサイズアップを試みて、特大級が狙って出そうなポイントを探し回り、地形が複雑で潮通しの良さそうなエリアへ。

すると、鋭いアタリから、強い……クロメバル特有の下へ下へ突っ込む引き。

ホームフィールド〜遠征まで使い込んでいる「ルズアズール」のバットパワーを信じ、ゴリ巻きで一気に寄せて抜き上げました。

初場所で苦戦する場面もありましたが、3日目ついに辿り着いた尺オーバー。

ルズアズール」の「82ロングモード」にキトキト 75のホタルイカカラーで獲った”キトキトポルラック”!

サイズは口閉じ尾開きで、一番小さく測って31cm。

この魚が今回の韓国最大魚。

久しぶりに心から嬉しいと思えるイッピキでした!

これだけ釣れる状況だからこそ、その中で「尺」超えが貴重ということもわかりました。

数が釣れる状況だと魚の扱いが雑になりがちですが、大型に育つ貴重な遺伝子を持つ個体、弱らせないようなるべく水から出さず丁寧に撮影しました。

普段日本でも、尺以上の魚は、必ずリリースしています。

その後はなんとなく大型の着き場が見えてきて、滞在中に数匹の尺オーバーと出逢うことができました。

数に関しては、キトキト75だけに限っても、少なくとも100匹は経験を蓄積できたと思います(今回は勉強のため、他にも様々ルアーを投げました)。

キトキト75に限って言えば、25cm以上の大型サイズしか釣れず、デカメバルを強く意識した「ルズアズール」のレングス&パワー感とのセッティングが、韓国でもドンピシャでした!

……蛇足になりますが、計測はメバルを最も正確に計測できると思う鉄板製のメジャー(使い始めて3年目)で、魚の顎を当てた状態で口閉じ尾開き、完全フラットな地面で計測してのサイズになります。

振り返ると今回の遠征でロストしたルアーは1個のみ、最も理想としている釣りができました。

韓国ではメバルの他に、マダイのポテンシャルも確認

出国前にネット検索してみると、マダイに関しては、船からバーチカルで釣られている釣果くらい。

日本では情報収集すれば誰かの釣果に行き着いてしまうことがほとんどですが、魚種関係なく何が狙えて何が狙えないか?それすら右も左も分からないことが楽しい。

レストランのいたる場所に設置されている水槽で初めて姿を確認。

僕のテンションをさらに上げてくれました。

とりあえず、いることは間違いない!

挑戦した5月はノッコミ時期のど真ん中。意識しながら釣行しました。

最初のイッピキは、メバルを狙っている最中に明らかに違う金属的なバイトが!

そこからタイ特有の叩くような引き。

重量感から推測してクロダイじゃない、マダイ?

それともまだ見ぬ魚?

ポルラックと同様のタックルセッティングのため、「ルズアズール」の「82ロングモード」で駆け引きを存分に楽しんで……上がってきたのは黒みを帯びた良型サイズ。

異国の地で、自分の足で辿りついた初めての”チャムドム”(マダイの現地名)でした!

以後、ポルラックからチャムドムに狙いを切り替え、ロッドはベイトタックルの「トラバース」に持ち替えて狙ってみます。

ラインはクッション性のあるナイロン3号通しで。

潮流、地形変化、ウィード、可能性のありそうなところを丁寧に狙ってみると……高活性の個体を狙って、綺麗なメスの個体をキャッチ!

トラバース」はキトキト75のような10g前後のプラグを用いた釣りにも適性があると感じました。

現在、キトキト75に関しても、ベイトタックルならではのメリットを活かした釣りを模索中です!

前日とほぼ同じコース、時間もほぼ同じタイミングでヒット。

恐らく普段からショアラインにいるという感じではなく、沖から餌を求めて浅瀬に差してきた感じが伝わってきました。

ヒットパターンは全て、障害物まわりの流れに乗せながらのデッドスローなストップアンドゴー。

キトキト75(i字系イカ型ルアー)の、最もオーソドックスな使い方によるものでした。

地形や日本海の潮周り、釣れ方、そしてホタルイカパターンで狙える顔ぶれしか釣れてきません。笑

“元祖ホタルイカパターンルアー”、富山限定発売の「ラウズ85SS」でも、同様の釣り方でキャッチ。

さらにサイズアップを求めて、気になるエリアを効率よく移動。

何ヶ所か周り、ルアーカラーをに変えて地形変化の先にあるシモリ周りを漂わせると大型がヒット。

メバル?と思うほどショートバイトから、掛かった直後は重く疾走するような止まらない引き。

魚の動きをうかがいながら寄せてきて、やっとの思いで上がってきたのは75cmオーバー!

貫禄のある威風堂々たる魚体。

過去には80cmクラスも「ルズアズール」の「82ロングモード」でキャッチしていますが、地形次第ではランカーサイズまでキャッチできますよ!

また、ルズアズールのロンググリップは巻きの釣りに特化していることに加え、大物が掛かった際、魚をコントロールしやすい設計になっています!

これまで日本各地でショアレッドを釣ってきましたが、ショアレッド未開の地・韓国で、ルズアズールとイカ型ルアー(キトキト&ラウズ)で最高の釣りをすることができました。

こうして合計4匹、チャムドムに出逢うことができました。

ポルラック&チャムドム、今回の遠征で未知なるフィールドを開拓することができ、国境を超えたライトソルトの可能性を十分に感じられました。

見る景色、全てが”新鮮”でワクワクできる場所。

小塚さんから「韓国、デカいメバルいるかもよ?」と発想のキッカケをもらって半年。

自分で足を運び、悔しい旅も経て、最終的に楽園に辿り着くことができました。

今後、継続して韓国へ通い続けることはもちろん、今回の経験を発展させ、世界各国へ“海旅”に出たいと思います!

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1996年、富山生まれ。小学2年生で釣りを始める。程なくルアーフィッシングに目覚め、国内外に視野を拡大。19歳の時、職場での事故で右手を大怪我。利き手でロッド操作ができなくなるハンディを背負うが、釣りへの情熱を失うことなく、むしろ”労災怪魚ハンター”と開き直って、繰り返される手術の合間に世界を釣り歩いた。社会復帰後はほぼ毎日、「HUNTERS」を手に地元の海に”キトキト”の(旬の)魚を追いかけながら、遠征ペースも落とさない釣りジャンキー。 2022年現在、海外だけで計10回、9か国に釣行。好きな怪魚はラテス属(アカメ属)。