ホタルイカパターンの真実2025春。「LUZ-AZUL」で、陸っぱり&ボートから“キトキト”フィッシュ。

キトキトハンターの川合です!

北陸は30度越えの猛暑、今年は梅雨が短く夏が長そうですね。

2025年富山の春、ホタルイカシーズンの釣行をレポートします!

まず、ホタルイカの状況として、昨年2024年は「10年に一度の当たり年」と表現されたほど身投げが圧倒的に多い年でしたが、今シーズン2025年はというと……ホタルイカの外れ年でした。(当たり年の次の年は外れ年が多い)

年に数回見られる“爆沸き”の日はほとんど見られなかったです。

一般的に新月大潮に身投げする傾向が強いですが、新月周りはパッとせず強い南風が吹く、”南風爆風パターン”と呼んでいる日にポツポツ身投げしました!

元気いっぱいのキトキトなホタルイカと「キトキト75」を比較。

ホタルイカの絶対数が極端に少ない年でしたが、個人的に”イカ型ルアーのアクション特性が効く”と思っているので、ホタルイカの有無はそれほど気にしていません。

むしろ意図的に満月周りを選んで釣行したり……テスト段階から高実績の新月大潮よりも、満月大潮周りで魚を出すことに拘りました。

走りの時期、低水温の2月から。

今年は陸っぱりだけに囚われず、陸っぱり&ボート両方からチャレンジ。

富山のホタルイカ型ルアーの元祖釣具店エキスパートさんの遊漁船、『LEGGENDA』さんの船に何度もお世話になりました!

1回目は小塚さんと2人で調査とルアーテストを兼ねて繰り出します。

気温氷点下の中、4時間以上沈黙モード……沖だからといって簡単ではありません。

諦めモードの中、「ラウズ85SS」を投げていた小塚さんに待望のヒット!

ビッグプラグ(85mm)でビッグメバル。

他地域の方からはルアーサイスと魚のサイズに驚かれることが多いですが、富山の春はビッグプラグの釣りだと、アベレージよりやや大きいかな?程度です。

この1匹を皮切りに魚が(自分も)スイッチが入り、「キトキト75」で怒涛の3連発!

鉄板メジャーで計測、最大サイズは写真の尺メバル31cmまでキャッチすることができました。

この日使用したロッドは低水温期ということを考慮し、普段使っているタックルより1段階ライトな「SOGAINY」。

ライトゲームを楽しむための癒しの1本ですが、大型のメバルが掛かった時でも、Shinkirowシリーズのウリであるハイテーパー設計のため余裕を持ってファイト&キャッチに至りました。

別の日、「LUZ-AZUL」で繋がった北陸(富山・石川・新潟)ユーザーの皆さんで出船。

この日はポイントにまとまったメバルの群れが入ってきていたのか、ブルーバックのメバルが終始連発モード!

LUZ-AZUL」は普段陸っぱりで使っていますが、76ショートモードは、ボート上でも長すぎず短すぎない。

SOGAINY」はライトライン&軽量ルアーが扱いやすいですが、より飛距離&パワーが求められる状況では「LUZ-AZUL」に持ち替えます。

正確に計測すると尺には届きませんでしたが、腹パンの泣き尺、富山らしいクオリティの高い魚までキャッチできました。

個人的には、細長い尺より嬉しい1匹です!

「キトキト75」で反応がない時は、「ラウズ85SS」を多様しました。

この日はキジハタの反応が良く、波動を出す……「ラウズ85SS」がハマりました!

シャローの一定レンジをデッドスローに引いてこれるため、動くルアー「ラウズ 」と動かないルアー「キトキト 」の使い分けで明確に釣果を伸ばせる印象です。

乗船していたユーザーさんは40cmクラスをキャッチしていました。

4月の新月大潮は、モンキスのテスターの皆さんが富山へ集結!

もちろんこの後はボートで釣りへ。

船の定員オーバーにより残念ながら自分は乗船できませんでしたが、お話を聞くと状況に合わせて、「ラウズ 」と「キトキト」を使い分けることでメンバー全員キャッチできたそうです!

もちろん陸っぱりからも釣行へ。

富山西部〜新潟まで、ホタルイカの身投げするエリア〜身投げしないエリアまで、あちこち駆け回りました。

近年釣り場の減少、ホタルイカ掬いの方の増加により……陸っぱり自体厳しくなってきましたが、シチュエーションに合わせてレングスを可変できる、Shinkirowシリーズのメリットを生かして多くの魚とコンタクトできました。

操作性を高めたい時は76ショートモード、飛距離&よりパワーを重視したい時は82ロングモード。

~10g前後のプラッギングの釣りの場合、キャスト~ファイトまで「LUZ-AZUL」がこの釣りにマッチしています。

ルアーのカラーは、漂わせる系にはクリア系が強いです!

別の日は、大阪の尾後テスターと釣行へ。

LUZ-AZUL」で、ものの2時間ほどでシロ・クロ・アカメバルを全キャッチ。

3種類のメバルが同じ場所で揃うことも富山の魅力です。

キャッチしたアベレージは富山らしく25cm前後と、大阪湾との地域性の違い、そして富山のポテンシャルを十分に感じていただけました!

別の日も継続して釣行を重ね多数のメバルをキャッチ。

今年の地元ではメバルを狙う機会が多かったです。

LUZ-AZUL」とビッグプラグ……ストロングな釣りをやり切ることで、アベレージは狙って25cm以上、サイズを選んで釣ることができました。

その他、クロダイ、カサゴ、ムラソイなど……とにかくこの時期はターゲットが豊富です。

ライト~ミドルゲームの釣りを1本でやるなら?

そして1本で楽しむなら?

LUZ-AZUL」は8インチ可変長するロッドレングスとパワー設定により、幅広いシチュエーション、ルアー、ターゲットへの適性があり、柔軟に対応することができますよ!

ホタルイカシーズンが落ち着いた6月からは他地域へ。

夏〜秋はさらに遠征回数を増やし、質を上げて釣行できればと!

また近いうちにレポートさせていただきます!

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1996年、富山生まれ。小学2年生で釣りを始める。程なくルアーフィッシングに目覚め、国内外に視野を拡大。19歳の時、職場での事故で右手を大怪我。利き手でロッド操作ができなくなるハンディを背負うが、釣りへの情熱を失うことなく、むしろ”労災怪魚ハンター”と開き直って、繰り返される手術の合間に世界を釣り歩いた。社会復帰後はほぼ毎日、「HUNTERS」を手に地元の海に”キトキト”の(旬の)魚を追いかけながら、遠征ペースも落とさない釣りジャンキー。 2022年現在、海外だけで計10回、9か国に釣行。好きな怪魚はラテス属(アカメ属)。