富山湾の“秋告げ魚”シイラ、「HT-7/8 」&メガドッグで水面爆発!!

テスターの川合です!
先日、モンキススタッフ他友人達とレンタルボートで富山湾オフショアシイラ釣行へ行って参りました!

シイラは富山では“秋告げ魚”、茹だるような暑さがピークを過ぎた頃、青く澄んだ秋の潮に乗って富山湾に入ってきます。

この時期、レンタルボートはアオリイカ狙いの方で予約が一杯ですが、概して昼には帰ってくるので、午後からその船で半日だけ……というユルいノリ。

タックルに関しては、普段から使用している秋のビッグベイトシーバスと全く同じで、ロッドは「HT-7/8」。

ボート上なので取り回しの良さを生かす為、7フィートモード(短い方)で使用。

メインルアーは、近く再販予定の「メガドッグ220・富山イエロー」(モンキスオリカラ)です!

まずはサーチベイトとして、ダウンサイジングモデルのメガドッグ180で反応を見ることに。

シーバスと同様に派手なドッグウォークで誘ってみます。

前半はペンペンと呼ばれるシイラの若魚が多かったのですが、小塚さんが「MX-7S」でテストしていたメガバスのシーバス用ミノーにメーターオーバーがヒット&ジャンプ!

「あらら。フック細いし、群れをとどめるようゆっくりやるから、みんな投げて投げて〜」

なんて言うか言わずの間に、友人のポッパーに猛アタック、一度弾き飛ばされて着水した瞬間に、再爆発!

自分も同じコースにメガドッグ180をキャストしてアクションすると、連発!

一時、船上トリプルヒット状態に!!

友人がキャッチしたのは、メータークラスのメス!

このサイズでもファイトは問題なく、「MX-7S」でキャッチ。

僕のメガドッグ180に掛かったシイラは、一回り以上大型のオスの個体でしたが、猛烈な引きとジャンプを堪能して、残念ながらフックアウト……。

小塚さんの魚もバレてしまいましたが、ミノーにヒットした魚でスイッチが入った連発劇で、ファーストヒットを得るには、明らかに1枚下のレンジが好反応な様子でした。

その後、別の友人もメータークラスキャッチ、この魚もシーバス用ミノー&「MX-7S」にて。

専用ルアー(大型フック)を使わずとも、シーバス用の小型フックのままキャッチできていました。

掛かる度に船上大盛り上がりで、むしろファイトを存分に楽しむのであれば「MX-7S」くらいのロッドが丁度良さそうでした。

僕はといえば、先程メガドッグ180でバイトがあったことでメガドッグ220にルアーチェンジし、アクションも派手なドッグウォークから少し控えめなアクションへ変更。

シーバス同様、メガドッグ220のド派手な着水音は魚を寄せる効果がある印象で、めげずに誘い続けると……ついに大型シイラが船縁までチェイス!

確実に目視できたのは3匹、船べりギリギリまで寄ってきても警戒せずルアーにスイッチ全開の様子。

諦めずエイトトラップで誘うと……まるで地雷のように、足元で爆発

鋭い走りと連続的なジャンプ……以前「MX-9S」でキャッチしたマレーシアのセイルフィッシュを思い出させる、スピード感とキレがあるファイトでした。

友人達の協力のお陰で、今度はバラさずにしっかりキャッチ!

“富山イエロー”で手にした、富山ゴールド!

地元で手軽に狙えるメーターオーバー、“秋告げ魚”シイラ。

いよいよ“メガドッグの秋”……次回以降、シーバスのレポートにもご期待ください!

【タックルデータ】
ロッド:「HT-7/8」(7フィートモード)
リール:カルカッタコクエスト400
ライン:アバニ キャスティングPE Si-X 6号
リーダー:バリバス ナイロン60LB
ルアー:メガドッグ220(モンキスオリカラ・富山イエロー)

1996年、富山生まれ。小学2年生で釣りを始める。程なくルアーフィッシングに目覚め、国内外に視野を拡大。19歳の時、職場での事故で右手を大怪我。利き手でロッド操作ができなくなるハンディを背負うが、釣りへの情熱を失うことなく、むしろ”労災怪魚ハンター”と開き直って、繰り返される手術の合間に世界を釣り歩いた。社会復帰後はほぼ毎日、「HUNTERS」を手に地元の海に”キトキト”の(旬の)魚を追いかけながら、遠征ペースも落とさない釣りジャンキー。 2022年現在、海外だけで計10回、9か国に釣行。好きな怪魚はラテス属(アカメ属)。