こんにちは!フィールドテスターのなっつです。
最近はナマズがハイシーズンなのでほぼ毎日ナマズ釣りに行っています。
シンプルな釣りではありますが沢山ナマズを釣っていると色々なエピソードがあります。
今回のレポートは最近の釣果で印象深いナマズ達です。
先ずはこのナマズ……。
とても太くて鯉の集まりの中に居た個体でした。
鯉の中にナマズがちらほら紛れているのはよく見かけます。
だいたい上から見ると尻尾の”ニョロニョロ”した感じからナマズだとすぐにわかりますが、このナマズは尻尾が太くて初めはわかりませんでした。
目を凝らしてジーッと見て「あ、ナマズだ」とやっとわかりました。
結構デカいし太いと言うのも見た時に感じました。
そうとわかれば釣ってみたくなるのが釣り人の性、ルアーをキャストしました。
ルアーはもちろん人気の「BATRA-X」。
カップとランブルテールの効果で水を動かすのでナマズには効果的。この時もしっかりとナマズがバイトしました。
が、川の流れの中に入ってしまいナマズの勢いが加速。
「MX-7」の上のグリップを持って耐えていたら竿先が急にフッと軽くなりました。
「あぁーバレたぁー」とルアーを回収すると針が伸ばされ、スイベルと繋ぐリングも広がっていました。
左が最近付けてるバーブレスのフック、真ん中が今回伸ばされた純正のフック、右がなにも施していない純正フック。
私の場合はナマズしか居ないのでもう初めからバーブレスのフックに付け替えてます。
伸ばされたフックを見ると釣りたかったなぁと言う気持ちが更に増しました。
それからあのナマズを獲りたいと言う気持ちが強くなりバラしたポイントへ通いました。
それからしばらくして、いつも通り昼に雷魚を釣りに行き、日が暮れてナマズを狙いに行っていました。
雷魚釣りに4~5人で行ったままのメンバーで川に着いたのでいつもよりナマズを探す”目”の数が多い為あれよあれよみんな釣っていきました。
撃ちながら川が合流するY字の場所に差し掛かった時に鯉の群。
足場が高い事もあってかみんなが上から「沢山鯉がおるねぇ」と何気なく見ていると浅瀬に頭を向けて明らかにナマズが居ました。
「ん?」何か直感的なものを感じました。
特徴的な尻尾の白さ、あの時の鯉の群れにいた紅白の綺麗な柄の鯉も一緒。
気持ちが焦って早くキャストしようと思ったけどあの時フックを伸ばされたシーンが頭をよぎりました。
それに足場も高い。
ここは確実に獲る為に冷静に行こうと思いました。
あの浅瀬に頭を向けてジッとしている感じは何かが水に飛び込んで来たのを待っているスタイルだなと私のこの川での経験では感じました。
なので無理にルアーを泳がせなくてもチョンと落とせば”バコン”と反応するだろうなと思いました。
何がいいだろうと考えていたら、鞄に入れていた「Banheiro(バンニェイロ)」が世界の怪魚仕様で丈夫なこともあり、ルアーはこれでいこうと思いました。
それにフックもシングルで強い。
そして落としてフッキングを決めて、暴れる大きなにナマズを耐える為にも「MX-7」の下のグリップを「MX-∞」のに変更。
脇にしっかり挟んでフッキングして耐える作戦です。
タックルを強化していざ実釣。
そっと近付き、水面ギリギリの所でルアーを止めてナマズの頭の上に照準を合わせました。
下のグリップを脇に挟んで竿先を下げて「バンニェイロ」の後ろを入水させた瞬間に”バコン”と派手に食い付いてくれました。
慌てずに竿先に神経を集中させていたら”グッ”と重みを感じたので力強くフッキング。
更に重みを増したのでしっかりフッキングが決まった手答えを感じました。
ナマズが暴れるので周りの鯉も大慌て!
一気に川の底の砂が巻き上がり濁りました。
ナマズは川の深みに戻ろうとしますは、そこは思いっきり耐えて行かせないようにしてしっかり取り込みました。
いいサイズのナマズがあがりました。
何日も追い続けていただけに嬉しさはいつものナマズよりありました。
このナマズだけでも印象深かったですが、次はこのナマズです。
妙に身体が波打っているナマズ。
骨格からこの様になっているみたいでとても姿が印象深い。
実はこのナマズ、私のSNSに3年前にあげているナマズと同じ。
なんと3年ぶりに再会したナマズです!笑
私の行く釣り場は川の上流で2年前の大雨で川が氾濫してニュースにもなりました。
川も工事の連続で地形も変わり魚の居付きも毎シーズン梅雨の度に変化します。
下流の方に流されたかなぁと思っていたら戻ってきていました。
釣った場所も3年前と同じ場所でした。
同じ流れ込みについてて、「BATRA-X」を通すと出てきてくれました。
釣り上げた瞬間まさかと思いSNSを遡ると2019年の日付でした(笑)
このナマズ、釣るのはなんと3回目。
3年前に2回釣り上げていました……ガッツあるナマズなのは間違いないです!
結構シンプルな釣りなので割と数をこなしていく感じになっていくと思いますが、そんな中でもとても印象的なナマズ達でした。
まだ色々なエピソードがありますがまたの機会があればと思います。