「まさか!」に備え「ここぞ!」に刺さる“珍魚ロッド”「MV-55」のトリセツ2022。

こんにちは!北海道の藤田です。前回の「MV-65(ロクゴー)」紹介記事に続いて、今回は「MV-55(ゴーゴー)」のお話を。

「”世界基準”の珍魚ロッド」。

普段はホームの北海道で、各種トラウトを相手に多用しています。

フィールドは渓流、よく使うルアーはDコンタクト50&63。チャチャチャっと連続トゥイッチでズドンとくるのが快感です。

ルアーでのゲームフィッシングに最適化された「V」シリーズ、適合ルアーでのトゥイッチ、ジャークの操作感が抜群に気持ち良い。

Dコン50&63、ラパラCD5&CDJ7・9、チタラオリジナル(7g)、マイヤーパンサー3&5gあたりが、「MV-55」×渓流での、僕のヘビーユーズどころです。

リールはベイトフィネス系を使用。

ここ数年トラウト(主にアメマス)を深堀りし始めたため、使うルアーも無駄に増え(笑)、シチュエーションも様々、おかげで今は色んなモデル(「MV-55」の他に、「MX-6」「MV-65」「MX-6+」「MX-7S」等)も使うようになりましたが。

一時期(コロナ禍前、海外遠征に全振りしていた頃)は、身近な釣りではゴーゴーばかり振っていました(下写真のカラフトマスは、忠類川でのサケマス有効利用調査にて)。

もちろん、世界の珍魚相手でも。ウガンダの湿地帯でポリプテルス・セネガルスをキャッチしたのも「MV-55」でした。

ガルプ屑を餌にしたテキトーな仕掛けではカスリもせず(頻繁に、呼吸するために水面まで上がってくる姿が見えているのに)、トレブルフックのパッケージに一緒に入ってくる発泡剤(?)を細工し即席のウキを作って、村人に分けてもらった小魚を餌にして。

たとえ旅先で十分な装備がなくとも、「MV-55」片手に試行錯誤を楽しんでいけば、出会える珍魚はたくさんいます。

そして、想定外の魚が来ても、バーリトゥード(なんでもあり)でなんとかなる(ことも多い)!

餌釣りの仕掛けに絡みつく浮きゴミをルアーで引っ掛けて回収していると、まさかのストライク(笑)

怪魚マガジンで見開きを飾ってくれたこのムベンガも、「MV-55」による一匹でした。

(Photo by Toshinori Mochizuki)

世界の珍魚たちと豊かに遊べるし、ゲームフィッシュ相手にバリバリのメインロッドの一本にもなる「MV-55」。

今回購入してくださった新規ユーザーさん達に、“楽しい未来”がやってきますように!

(Photo by Toshinori Mochizuki)

幼少期から魚類に興味を持ち、6才で釣りを始める。バス釣りに熱中していた中学時代に小塚と武石が開設していたホームページと出会い、“怪魚”の世界に強い憧れを抱く。大学進学を機に北海道に移住、稚内から与那国島まで、アジアからアフリカまで、国内外を釣り歩いた。サクラマスの研究で大学院を修了、その後も北海道に残り、トラウトやロックフィッシュなど北の大地の釣りを楽しみながら、世界への旅を軸に据えた生活を送っている。