こんにちは、北海道の藤田です。
前回の「前編」に続き今回も雷魚レポートをお送りします!
前編はシーズン初期、オープンウォーターからライトカバーでの「MRX-7」と「バトラクス」にフォーカスしました。
今回は「MRX-∞」と「ジャイアントバトラクス」「アラパイマギガス」を使用したカバーゲームの模様を報告したいと思います!


雷魚ゲームでの「MRX-∞」のタックルセッティングは以下となります。
ロッド:「Dear Monster FOGO MRX-∞」
リール:カルカッタコンクエスト300 & 400/シマノ
ライン:Si-X 8号/バリバス
使用フロッグ「ジャイアントバトラクス」「アラパイマギガス」
状況に応じて、「PROGRESS15」(試作赤のFOGO仕様)」や「PROGRESS15R」を……。
そして、プロトのストレートグリップや、コルク版プログレス「プログレス15C(仮)」を装着して使用しました。


ジャイアントバトラクスは20g、アラパイマギガスは28gでチューニング。
「MRX-∞」でフロッグを使用する際は、オリジナルの「バトラクス」(適正ウエイト15g前後)よりもワンランク上のサイズ・重量のフロッグが扱いやすいと感じます。


「MRX-7」ではなく、「MRX-∞」が適正高い!……そんなシチュエーションは、単純に、ヘビーカバーに絡む釣り。
盛夏の菱藻カバーゲームに限らず、早春から晩秋まで必要な場面は多く、通年で「MRX-∞」を使用しました。
まずは北海道早春シーズンの5月。
春先の季節感を本州と比べると、ザックリ言って“マイナス1か月”程度と思っていただければ想像しやすいかと思います。
この時期のメインとなるのが、枯れてシャローに残っている水生植物打ち。
葦やガマ、スイレンなどが残る日当たりの良いエリアで、ブッシュに絡めてフロッグを送り込み、スローにアクションさせる忍耐の釣りです。
比較的オープンエリアでは「ジャイアントバトラクス」、密集した枯れ葦やガマの中に送り込むにはすり抜けやすいアラパイマギガスを使用しました。

時期的に雷魚はセンシティブな状態で、フロッグの操作は丁寧・繊細に。かつ掛けた後は枯れカバーに魚がスタックしようが強引に抜いてこないといけません。
「MRX-∞」は通常モデル「MX-∞」をベースに、フロントグリップから露出するブランクスを詰め、よりルアー操作(ジャイアントベイト系)を意識したモデルです。
バランスよく、ロッドティップを上げた状態でフロッグを繊細に扱うにもストレスなく操作できました。
パワー感は、インフィニティ系統なので言わずもがな。
オールシーズンで雷魚ゲームには不足なしです。
下写真は盛夏のヘビーカバーにて。
PEを糸鳴りさせながら、藻ダルマになった雷魚を引っ張ってくる。雷魚ゲームの醍醐味の一つですね。

5月半ば、北風が吹きつける悪条件のある日、カバーはスイレンのみのフィールド。
ロングキャストが必要だったため、「MRX-∞」に「PROGRESS15」(試作赤バージョン)を装着し「ジャイアントバトラクス」を選択しました。
風裏となる一角で、スイレンの向こう側のオープンエリアへキャストして丁寧に誘っていくとフロッグの後方にフワっと着いて、「パンッ」と控えめなバイト。
手前のスイレン地帯をゴリ巻いて越えさせ、抜き上げてランディング。
北海道的にはグッドサイズの78cmでした(前回のレポートでも触れていますが、北海道基準では70後半は良型、80~がドリームサイズとなります)。

5月下旬、菱の新芽が出始めたほぼオープンエリアで、魚は広範囲に浮いている状況。
手前に枯れた葦原があり、そこを乗り越えさせて魚を引っ張ってこないと捕り込めないため、ここでも「MRX-∞」に「PROGRESS15」を装着、「ジャイアントバトラクス」を選択しました。
ロングキャストで広範囲に丁寧に探り、沖で掛けてから思い切りゴリ巻きファイトで葦原を越えさせてランディング。
この日は複数本キャッチすることができました。


「ジャイアントバトラクス」をチューニングする際、自分は手を加え皮を若干柔らかくしてから組んでいますが、セッティングがキマるとフックアップ率はかなり良いです。
頬張ってようやく咥えこむような小型個体もしっかり乗りますね。

7月~8月にかけての北海道盛夏シーズン、菱が生え揃った広大なフィールドでも「MRX-∞」+「PROGRESS15」が活躍しました。
「PROGRESS15」(か、「PROGRESS15R」)のON /OFFにより、たった0.5フィートの差ですがキャストフィールが大きく異なり、飛距離も明確に差が出るため、ロングキャストへの恩恵を強く感じました。
夏場のフロッグはすり抜けと遠投性を重視して「アラパイマギガス」一本勝負です。

夏シーズン初期のタイミングでプロトのストレートグリップ&コルク版プログレス「プログレス15C(仮)」が届き、導入。
以降シーズンオフまでテストを続けていきました。

ストレートグリップをおろしてすぐの真夏日。
菱藻のカバーゲームにて76㎝の良型を釣獲。
ロングキャストし、着水後数アクションで出たため、遠距離を藻ダルマごと引き寄せて捕り込みました。

この翌日にも菱藻カバーゲームにて75㎝。
足元の菱のエッジで呼吸した個体に合わせて、ショートキャストで打ち込みました。
この日は複数本ヘビーカバーゲームで捕り込むことができ、ストレートグリップのテストは上々の滑り出しとなりました。



プロトのストレートグリップ(&プログレス15Cの組み合わせ)に関して、「MRX-∞」の純正グリップと比べるとトリガーより後ろのグリップエンド長が短くなります。
竿尻を握り込んで振り抜くロングキャストにも必要十分の長さで、かつ腕の中での取り回しが楽でピッチングなどショートキャストがやりやすく、脇に挟んでのフッキングの動作にも、長すぎず短すぎずのちょうど良い塩梅。

フロントグリップ(プログレス15C)の形状も、藻ダルマになった魚を引っ張ってくる際に力を込めて握り込むこともできる(製品版はこのプロトから多少変わるかもしれません)
総合的に見て、このオプションパーツ(プロト)は、雷魚ゲームへの適性はかなり高いと感じました。
来シーズン以降も、「MRX-∞」で雷魚をやる際は常時このストレートグリップに入れ替えて通すつもりです。
それぐらいの適正感ですね!

さて、ここまでの釣果は全て、ブランクスは「MRX-∞」に「PROGRESS15」を継いだモードによるものです(グリップは、オリジナル&ストレートグリップの2通り)。
一方で、オプションのエクステンション(プログレス)を取り付けない「MRX-∞」ブランクスそのまんまのモードについて(グリップは適宜オリジナル&ストレートを切り替え)

オールシーズンで使用しましたが、特に使用頻度が上がったのが7月~8月にかけての盛夏。
木々が生い茂る夏の北海道では、藪漕ぎした先での限られたスペースでテイクバックが取れない状況が多々あり、そんな時はプログレスをオフにした、比較的ショートレングスのノーマルモードが活躍しました。
どの釣りでも陸っぱりでは、ロッドは「長は短を兼ねる」というのが僕の基本的な考えですが、「PROGRESS15」(もしくは「PROGRESS15R」)をバットに継いでフィールドへ立てば、それをそのまま具現化できるわけです。
ショートレングスの方が有利なシーンでは現場でポンっ!と抜いて、適宜対応していました。

というわけで、「MRX-∞」で雷魚のフロッグゲームをやる際、「PROGRESS15」や「PROGRESS15R」をセットで持っておけば、出会える魚が増える……かもしれません。
ただ、その確率は、確実に上げられますね!


5月上旬~8月下旬までやり切った北海道の雷魚ゲーム。
想像以上の釣果に恵まれ、楽しい1シーズンを過ごせました。
9月に入り、北海道は一気に秋の空気感に。
夏の名残を感じる間もなく急に肌寒くなり、毎年この時期は寂しくなります。
「もう今シーズンの雷魚は終わりだなぁ」と思っていましたが、日中に気温が多少上がる日があり、最後に2度フィールドへ出ることができました。
9月半ばのある日。この日は近距離でじっくり撃つために、ブランクスの延長はせず「MRX-∞」にストレートグリップセットの組み合わせを選択。
水生植物のエッジ(オープン側)限定で探りたかったため、久しぶりに「ジャイアントバトラクス」の出番となりました。
夏場はスルーするような水の動かない奥まったエリアにて、太陽が当り始めたタイミングで「ボスッ」と吸い込みバイト。
手前のスイレン畑に乗り上げさせて一気にゴリ巻き、抜き上げてランディングしました。
良型の75cm。

この一本で満足して竿を仕舞い、清々しく釣り場を後にしたのですが……9月下旬の休日も晴れ予報だったため、無理やりの延長戦へ。
さすがに水温も大幅に下がっており渋い一日でしたが、日当たりの良いシャローで、「ジャイアントバトラクス」を薄くなった菱に絡めてじわじわとゆっくりアクションさせていると「ボンっ!!」と突然の爆発音。
枯れた菱藻を大量に巻き込みながら寄せて、ネットイン。
最高にコンディションの良い78cmで、気持ちの良い雷魚納めとなりました。
今年のシメのタックルセッティングは、「MRX-∞」+「PROGRESS15R」+「プロトストレートグリップセット」の個人的・雷魚ゲーム標準モードにて!

「PROGRESS15R」は今秋の再販タイミングで、ようやく自分の手元にも届いたのですが、皮膜ラバーチューン、「MRX-∞」の赤ブランクと合わせても見栄えの相性ヨシですね。
気に入りました。

以上、「前編」&後編の2回に分けて、FOGOシリーズ「MRX-7」「MRX-∞」での2026年の雷魚レポートでした!


来シーズンに備えて、フロッグをメンテナンスして、タックルを片付け……ない!
この冬はスネークヘッドを追いかけてFOGOと海外へ。
フロッグゲーム、成立するかな?

帰国次第、旅の模様をレポートしたいと思います。
それでは、また!
P.S.
2026年11月現在、いよいよ在庫も減ってきましたが、まだ3モデルとも在庫ございます。ご購入は以下特設ぺージからお進みください(小塚)
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