“怪魚”の原点へ。FOGO(炎)で愉しむ雷魚釣り2026(前編:九州&北海道『MRX-7』編)

こんにちは、北海道の藤田です!

2025年末に発売された“赤いディアモン”こと、Dear Monster FOGO、MRXシリーズ。

皆さんはどのように使われていますか?

2026年シーズン、僕の手元にもFOGOが届き、「MRX-7」と「MRX-∞」の2本で雷魚(日本のカムルチー)ゲームに注力していました。

雷魚はしばらくブランクがあったのですが、少年時代から馴染みのある大好きな魚と釣り。

FOGOの発売をきっかけに再開してみると、熱は増す一方で、今年の春先は遠征して九州地方へ。

ホームの北海道でも気温が上がり始める4月中旬からフィールドへ出て、定期的に雷魚狙いを継続してきました(北海道の一部地域には、カムルチーが生息しているのです。在来アムール亜種説もあり、興味深いですよね)。

というわけで、今回のレポートははFOGOで雷魚、前編&後編の2部作。

前編は「MRX-7」と「バトラクス」を使用した、早春~初夏シーズンにかけてのまとめ報告をしたいと思います!

はじめに、雷魚ゲームでの「MRX-7」のタックルセッティングはから。

ロッド:「Dear Monster FOGO MRX-7」

リール:カルカッタコンクエスト300/シマノ

ライン:Si-X 8号/バリバス

使用フロッグ:「バトラクス」

ラインはオールシーズンPE8号以上を使用しました。

「バトラクス」を選択肢の中で最小のフロッグとして考えると、8号未満のライン選択はメリットよりデメリットの方が多いと感じます。

先端はあえてビミニツイストではなく簡単に組めるエイトノットでダブルラインをつくり、現場で頻繁にラインチェックをして、結び替えるようにしています。

バトラクスは16g前後でチューニング。

フックは「MRX-7」とのパワーバランスを取って、ハニカムフックや剛双牙といった比較的細軸のものを使用しました。

「MRX-∞」ではなく、「MRX-7」が適正高い!……そんなシチュエーションはオープンウォーターやライトカバーで、小型フロッグを繊細に操作する釣り。

早春から初夏にかけて、シーズン初期の各パターンで「MRX-7」を使用しました。

まずは早春シーズン、海外遠征から帰国後その足で、九州地方へ。

水温が上がり魚が浮き始めるタイミングで、オープンエリアでの釣りがメイン。

目視で魚を見つけるまでひたすら歩き、アプローチするスタイルとなりました。

サイトでは近距離戦が多くなり、ロッドは「MRX-7」、フロッグは一口サイズの「バトラクス」一択に。

カラーは黒を多用しました。

バトラクスは色によって皮の硬さが異なりますが、黒が一番柔らかく感じます。

春先の咥えこみが弱い魚対策として、ひとつの手かと。

「春先の雷魚は冬の間にプレッシャーリセットされていて、フロッグへの反応が良い」……というのも勿論あるとは思いますが、今遠征のタイミングではその一歩手前の段階だったようで。

冬眠明けのセンシティブな状態で、サイトで魚を見つけてもキャスト前に気づかれて逃げたり、逆に微動だにしない地蔵状態だったり、フロッグの後ろについてもブレードだけを咥えてみたり、バイトして持ち込んでもすっぽ抜けたり……が、多発しました。

そんな渋めの状況ではとにかく丁寧にアプローチ。

繊細にバトラクスを操作して……「MRX-7」×「バトラクス」の組み合わせがドンピシャだったと思います。

ひたすら歩き続け反応する魚を見つけて、80オーバーは2本キャッチすることができました。

どちらもサイトの接近戦にて。

因みに、クリークメインのフィールドで、コンクリートの足場が多かった今回の九州エリア。

ランディングツールとしてラバーコーティングネット(柄は3.5m)を携行し、使用しました。

足場が高すぎてネットが届かず、結局上の80オーバーは2本共抜き上げてキャッチしましたが、水面で魚が完全に落ち着いてからそっと草の上に抜き上げ、すぐにネットに収め、水辺に移動してから撮影しました。

見えている魚にアプローチする際は、事前に「絶対に、焦って無理やりブチ抜かない」と自分に言い聞かせた上で。

無理に抜き上げて、コンクリートに魚を打ち付けて傷つけることは避けたいので。

水面で激しく暴れる雷魚をいなしてくれた「MRX-7」の追従性は安心感があり、落ち着いて捕り込むことができました。

ランディング~リリースまでの扱いはボガグリップでも対応できるとは思いますが、あれは野性的センスと相当の場数を踏んだ慣れが必要かと。

車を横付けできる釣り場なら、雷魚を一時収容できるソリやビニール袋を常備しておくのも手ですが、一日20㎞以上歩き回って魚を探すこの地のスタイルには、ラバーネット携行が最適解だったと思います。

また、今シーズンを通しての経験から、陸っぱりの際は常に水汲みミニバケツを持ち歩くようになりました。

ランディング後に魚に水をかける用です。

さらに、今年はシマノから「コンパクトフィッシュプール」が発売されていて、例に漏れず僕も購入(周りで所持率相当高いです)、シーズン途中から導入しました。

これ、すごく良いですね。

雷魚だけでなく色んなシーンで活躍してくれそうです。

……と、魚のケアー話に脱線しましたが、春の九州遠征は個人的には大成功。

少年時代にタイムスリップしたような、色濃い時間を過ごすことができました。

また、この地への遠征を計画したいと思います!

そしてホームの北海道に戻ってからの晩春~初夏シーズン。

ここでも「MRX-7」と「バトラクス」の組み合わせが活躍しました。

菱が生え始める前のオープン状態では、日当たりが良く水が温まりやすい激浅のピンポイントを近距離で打っていき、効率よくラン&ガン。

サイトや菱のカバーゲームよりもキャスト数が格段に増えますが、全キャスト全集中スタイル。

個人的にはシーズン初期のこの釣りはかなり疲れます。

そんな状況ではやはり操作性の高い「MRX-7」と「バトラクス」のコンビが扱いやすく、やり切ることができました。

4月中は時期尚早過ぎて1バイトのみでしたが、5月に入ってから天候が安定し、反応が出始めました。

この日は70㎝クラスを頭に、小型ながらも複数本キャッチすることができました。

北海道の雷魚のサイズ感をお伝えすると、小型個体が多くて70㎝後半がグッドサイズ。

80~が大きな目標で、85オーバーは道民雷魚マンの生涯の夢、といったところでしょう。

僕も80㎝を大きな壁と捉えてはいましたが、「サイズ云々よりも、北海道の自然豊かな中で、フロッグ投げれるだけでシアワセなのだ」というスタンスで、シビアに大型個体を追うことはしていませんでした。

が……。

初夏のある日。

微風で暖かい晴れの日。実釣時間は2時間程しか取れませんが、無理したら釣行できるタイミングがあり、車を走らせました(運転は往復7時間笑)。

丁度水面に菱の新芽が出始めたところで、いつもの「MRX-7」と「バトラクス」の組み合わせを選択。

何気なくワンドにキャストして、波紋が消えるまで放置。数アクション加えるとグワッと水面がウネリ、そのままバトラクスがスッと吸い込まれました。

フッキングが決まった瞬間の重みで良型を確信。

一気にゴリ巻いて草の上に抜き上げました。

頭、デカい!!

九州エリアで手にした雷魚を思い出す迫力の一匹。

メジャーを当てると80㎝を僅かに超えていました。

釣れ方としてはブラインドでのラッキーフィッシュですが、タイミング・エリア選択がハマり、早春から使い続けてきたタックルとのシンクロ率が上がり切って、行き着いた一匹のように感じました。

そんなこんなで、上半期は九州エリアで80台を2本、北海道で80cmを1本。

全て「MRX-7」と「バトラクス」の組み合わせでキャッチすることができました。

九州遠征での経験が北海道の初期シーズンの釣りに繋がった感覚があり、個人的には大満足の結果となりました。

反省点としては……どれも、メジャーを当てた写真を撮っていなかった事でしょうか。

元々「自分が分かってたら、それでいいや」というスタンスなので、今シーズン途中までは、ホームセンターで購入した安物スケールで計測していました。

事前準備をしていなかったのは、まさか今シーズンに北海道の80クラスを拝めるとは思っていなかったのもありますが、今後もし記録を更新する魚に巡り合えるとしたら.。

……というわけで新作「メッシュメジャー150」が届き、導入(宣伝です!笑)。

コンパクト&速乾の実用性はもちろん、無駄なデザインがない断捨離感が良い感じです。

メモリは怪魚基準で150まで。

海外遠征にも持っていけますね。

基本的に自分の記録用ではありますが、来年はメジャー写真もしっかり撮ろうと思います。

装備が揃い、このレポートを書いている今、今シーズンの雷魚ゲームは終えてオフシーズンイン。

今から来春が楽しみです。

FOGO MRXシリーズ×雷魚ゲームレポート、「後半」に続きます!

P.S. 2026年11月現在、いよいよ在庫も減ってきましたが、まだ3モデルとも在庫ございます。ご購入は以下特設ぺージからお進みください(小塚)

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幼少期から魚類に興味を持ち、6才で釣りを始める。バス釣りに熱中していた中学時代に小塚と武石が開設していたホームページと出会い、“怪魚”の世界に強い憧れを抱く。大学進学を機に北海道に移住、稚内から与那国島まで、アジアからアフリカまで、国内外を釣り歩いた。サクラマスの研究で大学院を修了、その後も北海道に残り、トラウトやロックフィッシュなど北の大地の釣りを楽しみながら、世界への旅を軸に据えた生活を送っている。