ディアモン“海の御三家”でショア&オフショア。日本の青物相手に東奔西走(2026上半期まとめ)

関東の殿河です。

今回は皆さんお待ちかね?のロックショア(一部オフショア)釣行記です。


この春、メバルばっかりやってた訳じゃないんです。

全ての釣りはどこかで通じていて、“ライトゲームを疎かにするとデカい魚は釣れない。

ビッグゲームを真剣に取り組むからこそ、出会えるメバルが居る”と思ってます。

振り幅は広め、いろんな釣りに真剣に取り組んでこそ、見えてくるものがあるはずです。

さてさて、春、ロックショアと言えば、ヒラマサです。

この時期は産卵前の大型がショアラインに寄るタイミング。

まずは北部九州の沖磯へと繰り出しました。

メインタックルはMGX-8S“King Monkey”」 に14000番リールにPE 6号。

このタックルが自分なりのベストセッティングです。

“G.T,Gorilla”よりも高弾性のブランクス(破損強度は下がる)を採用していますが、もちろん“King Monkey”にもディアモンを関して恥じないタフネスさは健在。

過酷な磯での使用においても一役買ってくれています。

今回は足場が高い磯が想定されたので、小塚さんにお願いして、“ジャイシン”に付属販売されているエクステンションバット(「MGX-PROGRESS42G」と表記、単独販売はナシ)も拝借しました。




元々付いているベイト用ガイド(MNガイド20mm逆付け)を外して、Fujiの大口径ガイドKW50を手配。

セッティングについては、曰く「鈴之助からも、ちょっと前に全く同じパーツせがまれて、渡した〜笑(小塚)」ということで、宮尾テスターに聞きながら調整。



今回は現場で弄っている時間が無かったので、ひとまずPEラインで固定して持っていきました。

当日は上五島の一級磯に渡していただきましたが、朝から反応は渋く苦戦。

浮きグレに混じって浮きマサもちらほら見えますが、全くスイッチが入っていません。

潮替わりのタイミングがチャンスとなることが予想されるので、来るその時を待ちつつキープキャスティングします。

こういう時にMGX-8S“King Monkey”の適度に曲がるバットが疲労を軽減し、集中力を保つことができます。

また、「MGX-PROGRESS42G改」(単品非売)を装着していることによって、レングスは9.7フィートまで延長され、ルアーのピックアップに気を使い過ぎなくても良いのも、プラスに働きました。

さて、“その時”がやってきたのは、お昼過ぎ。

潮の流れる向きが逆転し、ヨレが発生しました。

すかさずヨレの向こうにレガートを投入。ヨレの中で1ジャーク。

ドパッ。

ヒラマサは素直で良い魚ですね。

そのまま脇挟みで巻き合わせ。魚が反転したらもう一度追い合わせを入れて竿を立て、ポンピングでしっかり寄せにかかります。

食わせた位置は水深があるものの、手前はシャローで根だらけ。

しっかり浮かせた状態で足元に誘導する必要がある場所ですがKing Monkeyのブランクス(高弾性かつこの魚でもしっかり追従する)は、しっかりと魚にプレッシャーをかけることができ、頭をこちらに向けた状態で主導権を握り続けることができました。

諸事情によりカチッとした写真は無いですが、7kgくらいの良型ヒラマサでした。

脂もたっぷり乗った美味しい個体でした。

約一か月後、今度は日本海に浮かんできました。

事前情報では、ブリ乱舞にヒラマサも混ざるとのこと。

期待せずには居られません。

今回のタックルはベイトがそこまで大きくないということもあって、小型プラグも扱いやすい「Dear Monster MX-8SW」をチョイス(プロト段階から使い込んでいて、一部製品とは印字デザインのみ異なります)。

乗船した船が小型で同行者も多いことから、危険回避の意図もあり、少しでも短くできるショートティップをセット。

リールは変わらず14000番を合わせました。

ポイントに到着すると、瀬の上で鳥が突っ込み、でかいヒラマサがベイトを跳ね飛ばしていました。

キャストを開始すると、さっそく船中全員ヒット!

オマツリしないようにゴリマキしてると、水面滑走で寄ってくるブリ(笑)

早速8kgクラスのブリをキャッチすることができました。



その後も順調にブリを追加していくと、ひと際よく引く魚がヒット!
足元で粘るこの引きはヒラマサ!

一番美味しいくらいの4-5kgクラスをキャッチできました。

ルアーはレガートF190で早巻きでのヒットでした。

その後、ラピードF160とローテーションしながらヒラマサとブリを多数キャッチ、腕がパンパンになったところで終了。

オフショアキャスティングの楽しいとこを詰め込んだような一日でした。

使用したルアーは50g~60gで、「8SW」で一番扱いやすい重さ。

ショートティップはどちらかと言えばポッピングアクションに適性がありますが、ダイビングペンシルも十分操作することができますので、乗り合いの場合は危険回避の意味でも組み合わせを検討してみてください。



季節は流れて、5月下旬。

何やら関東の沖磯が騒がしくなってきました。

去年、一昨年と堤防キハダに精を出しましたが、聞くところによると今年はキハダはほぼおらず、クロばっかりとのこと。

やはり黒潮大蛇行の終焉と共に、キハダフィーバーも終了したようです。

水温も去年と比べてかなり低く、本格的に終了ですね。

そうとなれば、目線を変えて沖磯を視野に入れてみます。

実際、去年、一昨年も磯でキハダは釣れていましたが、正直50kgクラスと磯で戦って勝てるビジョンが見えない。

ということで少し敬遠していました。

ところが今年はどうでしょうか。

キハダは釣れてこそいますが数が少なく、泳がせでの釣果中心。

その一方でルアーでのカンパチ、ヒラマサの釣果が聞こえてきます。

しかもデカい。

このチャンス逃してはなるまい。と早速渡船を予約しました。

向かう先は名礁と名高い銭洲。

船釣りでは記録級のカンパチが上がっている夢の海域です。

行くからには生半可なタックルではコテンパンにされるのが目に見えているので、普段より1段階トルクフルなゴリラ(「Dear Monster MGX-∞S “GT Gorilla”」に18000番&PE8号)をメインに据え、いつものモンキー(「Dear Monster MGX-8S King Monkey」に14000番&PE6号)はサブに控えさせての2タックルを持ち込みました。

事前情報ではミノーが強いとのことだったので、家にあるありったけのボアーを詰め込みました。

下田から出船し2時間半。

船のエンジン音が静まり船外に出てみると地平線に浮かぶ岩礁群が見えてきました。



青黒い潮と濁った潮がぶつかり合って形成された潮目が磯の目の前を横切り、めちゃくちゃ釣れそうな雰囲気を醸し出しています。

比較的足場が低い磯に渡してもらい、キャスト開始。

トップは捨てて、ミノーを右に左に乱れ撃ち。

渡礁後10分ほどで最初のフィーバータイム到来。

ハガツオの群れが接岸してきました。

GT Gorilla(8号セッティング)ではスルスル寄ってきましたが、結構デカい。

ボガ計測で7kgの大判カツオでした。



ここからがこの海域の本領発揮。

潮変わりのタイミングでカンパチの大群がご入場。

目に見える範囲で30匹以上。

しかも全員スイッチが入っていて、ルアーを追ってきます。

ただなかなか食い切らない……。

ボアーをただ巻きで引いてきて、足元でジャークするとようやくヒット。

が、デカすぎる!

推定15kgはありそうなサイズ感です。

食ってそのまま、自分の立ち位置の背後に向かって走ります。

慌ててベールフリーで対応しますが、フジツボに触れてブレイク。

震える手を押さえつけてノットを組みなおします。

再開するとすぐにヒット!

こちらも先ほどと同サイズです。

今度は、足元でヒットしてすぐに下へ下へと突っ込んでいきます。

G.T.Gorilla」はバットからブチ曲がり、10kg以上かけているドラグがジリジリ出ていきます。

すぐに根ズレしますが、さっきと同じ失敗はしない。

魚の走る方向を見ながらベールフリー、ハンドドラグを使いながら、とにかく冷静にじっくり距離を詰めていきます。

ふとしたタイミングでラインが根から外れた感覚があり、ここで一気にリフト!

「勝った」と思ったのも束の間、目の前に浮かんできたのは、頭だけになった本カンパチ……。



どのタイミングで食われたのかも不明。

根から外れる寸前までは確実にカンパチだったはず。

何にせよ、初めての10kgオーバーのカンパチはお預けとなりました。

……暫くして、再度カンパチの群れが入ってきました。

トップには反応が悪いので「King Monkey」の6号タックルに持ち替えて、シンペンで中層を探っていると、再びヒット!

先ほどよりもサイズは小さそうですが、その分俊敏動きでボトムへ向かって疾走します。

幸い根が無い方に走ったので、危なげなくキャッチすることができました。

サイズは6kgほど。



3度目の正直でようやくロックショアカンパチをキャッチすることができましたが、やはり手強い相手。

今後もサイズアップを狙って、アングラー側の技量も上げていこうと思います。


さてさて。

今回の瀬渡しも60Lのドライバッグ一つとクーラーボックスのみで身軽に渡礁。

もっとも危険な瀬付け時、回収時の荷物の受け渡しをスムーズに行うことができました。





ただ、問題になってくるのはギャフのシャフト。

どれだけ竿がコンパクトでも、ギャフの仕舞寸が長いので、結局嵩張ってしまいます(今回は同行者のモノをお借りしました)。

市販の仕舞寸が短い振り出し式のシャフトはベナンベナンでロックショアでは使えない……どうしたものか……永遠の課題です(小塚注:ウチで作ればいいだけでは?笑)。

……ということで、今回は春の青物釣行を纏めてみました。

求め出すとキリがありませんが、淡水の“ディアモン御三家”同様に現状この3本(「MGX-8S“King Monkey”」「 MGX-∞S“G.T.Gorilla”「MX-8SW」)で、対大型青物をショア、オフショア問わず50cm以下仕舞寸法のモバイルロッド「だけ」で対応できる必要十分なラシンナップが揃っています!(在庫は揃っていません!笑)。



皆さんも是非、(少なくとも竿は)モバイルロッド「だけ」で行ける気持ち良さ、ご検討ください! 

それでは! 

(弊社注:現状、直営ECではゴリラしか在庫ありませんが、遅くとも秋までにはモンキーも8SWも揃う予定です。)

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関西地方在住。幼少期より磯釣り好きの父・祖父の影響を受け成長した、国内外を飛び回るロックショアマン。大学院では近年関西で増殖する外来魚を研究、日本の釣りの未来に想い馳せる知的一面も持ち併せる。バイクや車弄りの趣味が昂じて、車中泊仕様にカスタムしたマニュアル軽バンで釣りに調査に走り回る日々。「MX-9S」「MX-7S」を軸とするスピニングタックルメインのスタイルで、「ロックショアをもっと安全に楽しめるよう、マルチピースロッドを未来の主流に!」と情熱を燃やす。