富山湾ホタルイカパターン“爆湧き”間近!?「HT-6×4S」で尺メバル&チヌ三昧。

人呼んで“キトキトハンター”、富山在住の川合です!

少し前の釣果になりますが3月5日、「HUNTERS HT-6×4S」で尺メバルをキャッチしました!

3月3日の新月大潮の数日後、「そろそろ、ホタルイカ掬いの人出も減り始めたかな~」というタイミングで、今年シーズン初めてホタルイカパターン(通称“ホタパタ”)釣行。

その1匹目がまさかのメバル32cm!

メバル専用タックルだとポイント次第では悔しい思いをすることもあるサイズですが、「HT-6×4S」なら安心してファイト&キャッチに至りました。

ルアーは8~10cm程度のホタルイカ型シンペンを使用。

この時期の富山のメバルは、特に大型個体は(彼らにとって)“ビッグベイト”であるホタルイカを好んで捕食します。

あらめて、富山の春といえばホタルイカでしょう。近年、全国的にも有名になりつつありますかね。

“新月大潮前後数日”がイカを掬うなら狙い目、いわゆる“爆湧き”の可能性が高いということは、一般の方の間でも知られるようになりました。

当然、その前後は、ホタルイカを狙うフィッシュイーターにスイッチが入ります。

今日では全国的に、ルアーで狙うことができるターゲットと周知されたクロダイですが、そんな“ルアチヌ”の先駆け(の一つ)が、富山湾のホタルイカパターンだと、少なくとも富山のアングラーは小さな誇りを持っています(笑)

20年以上前、2000年前後にはすでに、富山の先鋭的なアングラーの間でホタルイカ型のハードルアーによるクロダイ釣りが行われていたと聞いています(僕はまだ幼稚園児)。

“ホタルイカルアー”について、ハンドメイド・ガレージクラフトレベルの起源は諸説ありますが、量産インジェクション成形のルアーとしては、上写真のリップ付きのクランクベイトタイプが火付け役と言われています。

現在では、よりリアリティを持たせたシンペンタイプが人気です。

チヌや大型メバル以外にも、シーバスや、キジハタもヒットします。

僕の場合、例年は2月から梅雨時期にかけライト~ウルトラライトのスピニングタックルを手にメバルを軸に釣行を重ねるのですが、その際はルアーサイズも小さい、プランクトンパターンの釣りがメインです。

数釣る中にサイズを目指す釣りになります。

大型ルアー(8センチ前後のプラグ)を用いる“ホタパタ”とは、ポイント選びの時点から異なり、昨年2021年は尺メバル10本を目標に掲げたものの、どっちつかずになって達成できませんでした。

今年の冬から春にかけては、潔く、プランクトンパターンのメバル釣りはやらず、新たに釣りの幅を広げようと、開発に関わった「HT-6×4S」に導かれるように、それに適した北陸の釣りを模索してきました。

これはまたいずれレポートできればと思いますが、大阪湾を中心に進化し続けるチヌのワーミング、“ボトムチヌ”の世界を北陸に導入したり……。

そんなわけで3月の声を合図に、個人的にはちょっと遅い開幕なった2022年の“ホタパタ”。

尺メバルという最高のスタートダッシュを決められたことで、今年の春はウルトラライトなメバル釣りにぶれる事なく、ビッグワンだけに絞って「HUNTERS HT-6×4S」で“ホタパタ”をやり切ってみます!

近い将来、ボトムチヌや、ガチメバルを想定したロッドの開発時に、浮気しないで済むように……笑。

<追伸>

近く、4月1日の新月大潮周りで富山に来県される方々に向けて、自身のブログにはグルメ情報等も掲載していますので、ぜひぜひ遊びにきてきださい!

1996年、富山生まれ。小学2年生で釣りを始める。程なくルアーフィッシングに目覚め、国内外に視野を拡大。19歳の時、職場での事故で右手を大怪我。利き手でロッド操作ができなくなるハンディを背負うが、釣りへの情熱を失うことなく、むしろ”労災怪魚ハンター”と開き直って、繰り返される手術の合間に世界を釣り歩いた。社会復帰後はほぼ毎日、「HUNTERS」を手に地元の海に”キトキト”の(旬の)魚を追いかけながら、遠征ペースも落とさない釣りジャンキー。 2022年現在、海外だけで計10回、9か国に釣行。好きな怪魚はラテス属(アカメ属)。