懐かしのフィールドへ小遠征。「アラパイマギガス」で暑すぎた夏を締めくり。

愛知の伊藤です。

今年2025年の地元・中部地区の雷魚は苦戦しました。

水温が異常に高く、水路などに魚が入って来ない状況で、居ても全くやる気のない魚、そして小型ばかり。

私も暑さと小型ばかりでやる気が出ない日が続きました……。

そこで地元を一旦諦め、丸1日時間が取れる日に20年以上前に行った事のあるポイントに小遠征。

コレまた風景から何もかも変わっている。

水辺は水生植物も全く無くツルツル……変わり過ぎ。

狙うポイントとしてはガマの隙間打ち。

そんな状況では、ピラルクー型のデカい方、「アラパイマギガス」の出番。

ただガマが生い茂る見えない水面にフロッグを落とし込んで行くには。持参したフロッグのセッティング姿勢が悪すぎた。

なるべく垂直に立つ姿勢にしたい。

持っていったジャイアントアラパイマのセッティングは45度浮き1オンスのセッティング。

こんな時のために軽めのダウンショットシンカーを持参していました。

ブレードを外し約2gのシンカーを入れ、約30gの垂直立ち姿勢に現場チューン。

完全にリア重心になるのでアシやガマなどの隙間に入りやすい土壇場セッティングです。

上気味にキャストしガマの中に無理ぐり差し込んで行く方法ですね。

フロッグは見えないので着水音で判断。

後は捕食音とラインで確認する……慣れない人には、何とも言えない釣り方かもしれません。

私は昔からこの釣り方が好きな方なのでドキドキしながらやってます。

フロッグ着水数秒後。ガマの中でドフンッ。

スラッグを取ってあったラインがピンッとはる。 

そしてフルパワー電撃フッキング&ゴリ巻き。

魚を中から引きずり出す

MX-∞」は負けない!

キャッチ出来たのは80そこそこの痩せた個体でしたが、朝イチの嬉しい1本。

場所荒れしたため小移動。

菱藻があるポイントを発見。 

シンカーを付けずに闘えるくらいの藻だったので、、「アラパイマギガス」のシンカーをブレードに戻してトライ。

菱の薄い所はイージーに小型がじゃれ付いてくる。

少し菱藻の厚くなったポイントに入れると70そこそこのナイスコンディションの魚が顔を見せてくれた。

立て続けにナイスコンディション!

釣り人も居ないし今日はここで粘ってみるかと思ったら

鯉釣り(?)の人が次々入ってきたので終了。

(多少変わりつつも)懐かしい風景、いいコンディションの魚をキャッチ出来たので、これで良しとします。

<TACKLE>

ロッド 「Dear Monster MX-∞」(個人的にグリップを滑りにくくカスタム)

リール 23カルカッタコンクエストMD (ハイギヤに変更)

ライン バリバスSMP10号

ルアー アラパイマギガス(ホットピンク)

<関連ページ・レポート>

中部地方在住。父の教えによるフナ釣りに始まり、テレビで観たバス釣りをキッカケにルアー釣りに没頭、現在はライギョ釣りとキジハタ釣りをライフワークとする。観賞魚飼育を趣味とし、友人の誘いで行った海外で飼育していた熱帯魚を釣ったことをキッカケに、“怪魚”にまで視野が広がった。雨の日やシーズンオフには、本業である塗装業の技術を活かし、ルアーのリペイントやハンドメイドを楽しむ。とりわけディッピング製法によるフロッグ作りは、自身で「ITO FROG WORKS」を主催し、販売するまでに研究を重ね、そこで得た知見をモンスターキス製のフロッグにもフィードバックしている。