
テスターの川上です!
2025年は巳年という事でソワソワしてる方も多いのではないでしょうか??

巳年という事で、各種雷魚に力を入れる年にしようという訳でシーズン開始から各所での釣行を重ねておりますので、一旦簡易的にレポートを書いていきたいと思います。

ちなみに今回のレポートで登場する魚たちは全て「Batrachus(バトラクス)」での釣果になります。
先に軽く語らせて頂くと、このバトラクス、無慈悲なまでに釣れます(汗)
強みとしてはそのサイズ感とボディ形状等々……。
まあ色々ありますが。個人的に気に入っている点としてはサイズ感(55㎜)の割にウェイトを載せることができる点だったりします。
雷魚等々、硬い竿で軽いものを投げる際には遠心力を用いた投げ方を多用する訳なのですが、6~10号クラスの太いPEラインで投げようとするとどうしてもルアーのウェイトが無いと扱い辛かったりするのです。
小粒ながらそれなりの重量(出荷時付属のウェイトで約14g)を載せることができるのは総合的に見て結構バランス良かったりするのです。
もちろん適材適所で細身・すり抜け&飛距離重視形状の「Arapaima(アラパイマ)」も使用しますが、ここ最近の遠征では遠投を必要とするシチュエーションがなかった為ベンチ待機となります。

むしろアラパイマでないと獲れない魚もいます。
……さて、そんなこんなで2025年一発目は聖地の一つ九州に空路で数日間の遠征。

基本的にサイトフィッシングがメインの地域になるのですが、多くの個体はバトラクスで一撃でした。
「んー、強い。」
ちなみに九州遠征は預け荷物ゼロのオール機内持ち込みでの釣行としました。

荷物の総重量は5キロ台、遠征を重ねるごとに荷物は断捨離されるのですが、雷魚釣りはそのシンプルなシステム故そもそもの荷物が少なく済むのです。
トラブル時の予備タックルを持ち込んでもこの重量。
フロッグに関しては、雷魚釣り自体が基本的にルアーをロストすることのない釣りですので、チューニング別に5個もあれば十分過ぎると思います。
さらに言えばプライヤーやマウスオープナー等のツールがあるとさらに良かったりします。
慢心も良くないので現地で適当なプライヤーを購入する事もあったりしますが、普段の釣りで素手で外す技術を身に付けておけば諸々のツールは無くても大丈夫だろうという自信になったりします。
ノウハウや技術で荷物を減らすという段階まで純度を上げていきたいものです。
脱線しましたが、九州釣行では総数で20本弱の雷魚をキャッチすることができました。

初日、単日10本ペース……早い段階で小型の個体は手を出さないようにしたのですが、それでもこのキャッチ数。
バトラクス様々です。

関西に帰り、速攻で西へ再度遠征。
昨年からちょこちょこ通っていましたが、納得出来る魚と出会えていなかった為ここらで完成させたいなと。
3泊程度で考えていましたが、実釣1日目の午前中にて決着&納得の魚を手にする事ができました。
そう。ライヒーです。

ここ数年でさらに個体数を減らしたこの種。
関西に居るうちに納得出来る魚を触っておきたかったのです。
何匹も釣る魚でもないかなと、大型の個体に加えて柄の出てる綺麗な奴の2本でライヒーは完結。
残りの時間で他魚種含めた開拓を進めて帰路につきました。
そんで翌日は大阪の雷魚(カムルチー)を調査。

想像していたよりも良型の個体を複数本キャッチする事ができて満足でしたが、京都府内で釣る雷魚との個体差を感じる釣行ともなりました。
こちら京都府内の個体。

所詮肌感覚になるこの辺の違和感や自論については、巳年である2025年の締めレポートとして書きたいと思います。
ちなみに大阪府内の複数水系で大型のティラピアを確認したのも雷魚を追っかけている最中。

蛇足ですが、ティラピア自己記録をぶっちぎりで更新できました笑
……まだまだ続く、怒涛の遠征ラッシュ!
ここで月を跨ぎ5月に突入。
聖地の一つとされている中部地方にMAX5日間の日程で遠征。
思うところがあって諸々の要素が複雑に噛み合うエリアを選択。
時期的なものもあり、刻一刻と変化するフィールド状況に翻弄されながらも数本キャッチする事ができました。


これまた思う所があるので日を改めて再度訪れようと思います。
ここまでサラサラ~っと書いて来ました。
繰り返しになりますが、写真の魚達は全て「バトラクス」での釣果になります。
僕がモンキスのテスターをしているのを抜きにしても、心底よく釣れるフロッグだなと。

ここから更に良い時期になるので在庫があるうちに是非とも!(既に売り切れカラー多数ですが)
僕自身もここから更なる遠征ラッシュ!
国内各所への遠征を加速させ、原産国にも会いに行ってきます!!
それでは!!(あ、ロッドは言うまでもなく全部“ゲーチェン”っす笑)

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