怪魚フロッグ「BATRA-X」のトリセツ2022。

横山祐真です。

耐久テスト(?)に協力させていただいたメガバスとのコラボフロッグ「BATRA-X」(バトラX)、今年も春に増産予定です。「ホットタイガー(仮)」など、新色にも期待したいところ。

シーズンインまでまだ少しありますが、基本的な使い方を今一度紹介したいと思います。

色んなチューニングができるバイトXで実際に僕が使っていたチューニングを紹介します。

モード①「カップのみ」

ジタバグアクションでじっくり丁寧に探って行きたい時はただ巻きで使います。小刻みにアクションを入れると移動距離を少なくピンポイントでしっかりアピールできるので確実に魚が居着いている思われる、流れ込み、浮芝のポケット、オーバーハングなどのポイントでの釣りに効果的!

操作性重視で軽量のチタン・トルザイトガイドを装着したM“V”シリーズ。足場が高い場面が多ければ、ロッドは「Dear Monster MV-75」がおすすめ。

モード②「ランブルテール」

小魚を主に食べているポイントに強く、リトリーブするだけでアクションしてくれるので広範囲にテンポ良く探っていけます。

ネイルシンカーを入れると飛距離もだせてテールの回転も良くなり魚を寄せる力が上がります。

雷魚がフロッグには付くのだけど、口を使わない。こんな時は、ワンアクション入れて、「ジュボッ」と音を立ててあげると、魚にスイッチが入って、口を使わせるリアクションでの釣りもできます。

ブレードを超えたランブルテールの威力は凄い!

雷魚には耐久性重視のステンレス&SiCリング装着のM“X”シリーズ、「Dear Monster MX-7」を使うことも多いです。

モード③「ペラ」

流れが速いポイントでは標準パーツ以外のペラチューニングを使っていました。

ランブルテールだけのセッティングでも充分アピールできますが、ペラを付ける事でよりアピールを増して魚にルアーの存在をしらせてくれます。

オープンスペースでは操作性重視で、先述の「MV-75」よりライト&ショートな「Dear Monster MV-65」を多用。

その他モード「ダンゴ、フェザー、ブレード」

オプションパーツを全部とったシンプルなダンゴではカバーエリアで使う事が多いです。

好みでブレードやフェザーを付けたり、

バトラXは前方にオモリがあり水平浮きなので、後方重心にしたければオモリを足して水押しを強くしたりもできる。

上の写真の雷魚は、あらためて「MV-75」で。

フロッグはカバーエリアでの釣りのイメージが強いですが、バトラXはカバーエリア以外のオープンエリア、川底に藻が生えているエリア等でも威力を発揮してくれるフロッグです。

シーラ埋めや穴あけなどのチューニングは不要で、その場でフィールド状況に合ったチューニングができるのも嬉しいものです。

タックルボックスに一つ入れておくと、釣りの幅が広がるので、まだ使った事のない方は是非使ってみてください。

昼夜魚種問わず楽しめるフロッグになると思います!

手前バトラXは雷魚、鯰を80匹以上釣ったものですが、フック、アイの破損はなかったです。

なお、バトラXは通常バーブが付いていますが、鯰や雷魚を専門に狙う方はバーブレスにする事をおすすめします!

同じルアー(重量)でも、使用するロッドを変えることで、攻略の幅が広がりますよ。

さてさて先に触れた「ホットタイガー(仮)」ですが、同じ治具(ペイント用の金型)を使えば、なんとアマゾンの怪魚「タイガーショベルノーズ(仮)」にも……。

今年2022年も“怪なるナマズ型フロッグ”「BATRA-X」(バトラX)でいい釣りしてくださいね!

参考:タイガーショベルノーズキャットフィッシュ