ディアモン持ってて、やらないなんてもったい無い!ヨシダが語る、近海ジギングとDear Monsterの相性。

「国内でいつもどんな釣りしてるの?」

と、聞かれることが結構あります、どうもヨシダです。

何やってるかって?

ジギングです。

近年のテーマの一つとして取り組んでいるのがバーチカル系、中でもライトジギング。

この釣りに経験の無い方からすると、ジギングって正直、水中で何をやっているかわからない、体力的にしんどい、お金かかる……と非常に手をつけ難い、らしい。

意味不明でしんどくて、金かかる、何が楽しいのだよ?ってカテゴリー、らしい。

「損してますゼ、そう、そこのキミ!笑」

私としては、いかにアクションを入力して、ラインスラックを操り、魚に捕食スイッチをいれるか?

「ワインド釣法やミノーのジャーキングと限りなく近いモノ」って概念です

その違いは水面直下であるか?目に見えない海底か?だけの違い。

意外?でも、ある程度やり込んでる人にはワタシの言っている事分かってもらえているはず(だよね?)

実際、以下のディアモン3本だけで、これまでの近海ゲームが完結しています。

アマゾンでの一軍ロッドがそのまんまですな。

ブランクは「MV-55」「MX-6」「MX-6+」のいずれかを使用、ここに「MX-Grip(Casting)」ないしは「MX-Grip(Spinning)」を組み合わせてます。

つまり、グリップだけ長くして、バーチカル方向の負荷に対応させているだけ。

こんな感じ。

ラインはPEの0.6~1.2号程度にリーダーは25lbs~40lbs程度。

このライトジギングのメリットとして、初期投資を抑えれることが一つのポイント!

先述の「お金がかかる」ってイメージとは逆ですね(既にディアモンユーザーさんの場合は)。

大型スピニングを使ったキャスティングゲームと比較してリールの費用も抑えれるし、近年はルアー(ジグ)もラインも、ことライトクラスのものは非常に手に取りやすい価格帯のものが増えました。

私の場合、友人のプレジャーボートで海上に繰り出すことが多いので、クーラーボックス1個、バッカンやドカットなどを1個、そしてロッド数本の非常にライトな装備です。

ジグの重量や素材はシチュエーションによりさまざまですが、水深150mくらいをMAX、メインは70m程度なので20g~150g程度まで。

私の場合、ジグはカラーより重さや形状、素材の違いで揃えていくのがベターかなと思っています。

というのも、ジギングはジャークの合間に発生するラインのスラッグの加減、ロッドやリールへの負荷を認識できて初めて、水中でのジグ動き(スライドやフォール)を自身で認識&コントロールでき、最終的にアタリが取れ、釣りが成立していくと思っています

ちょっと話が小難しくなったけど、コレって冒頭の通り、ワインドルアーやミノーと同じでルアーがどう動くか?をコントロールするのは水面直下でもディープエリアでもかなり近しいコトだと思いませんか?

もちろん経験の浅い頃は海中でルアーがどう動いているのか把握できず、全然結果がついてこない私でしたが、昨今、状況によってはエサメインの同船者に劣るとも勝らずの状況も増えてきました。

狙ったアクションを作り出し、魚の反応にキッチリ当て込んでいく。

私の大好きな海外でのダイナミックなトップウォーターゲームとは、楽しさの質こそことなれ、狙い通りに再現できヒットした瞬間の嬉しさは、通ずるものがあるように思います

さて、ココで「ディアモンである意味」ですが、

<その①、同一レングスでパワー変更が可能>

先述の「MV-55」「MX-6」「MX-6+」でブランクを変更していけば、仕様を変更するにあたっても交換するのはグリップから先だけ、レングスをほぼ変えることなく、ロッドパワーを変更することが可能です。

この恩恵はかなりのモノ、パワーが変わろうがレングスは変わらないため、使用感のギャップを抑え、ジャーク~フッキングのフォームが崩れることはありません。

たかだかジグのウェイトが数十グラム、水深が数十メートル、ロッドのパワーが1段階落ちた……だけの話なのですが、手元で掴める解像度が一気に変わってくるのがバーチカルの世界

セッティングがズレると全てが思い通りに行かず、何をやっているのかわからなくなり、釣りそのものが楽しくないです.

もちろん、グリップ互換システムを活かしてグリップ周りのタックルバランスを自身に合ったセッティングを作り出せるのもディアモンの強みです。

<その②、携帯性>

「船上に携帯性?」と意外に感じるかもですが 、ロッドホルダーに限りのある小型のボートではなかなかロッドを無数に並べるのが難しい

状況が大きく変わり、投入するジグウェイトが上がったり、ターゲットの反応が皆無で場所を大きく変える場合、ジグそのものはもちろん、タックルも変更していく必要があります。

ワタシはドカット(大型ハードケース)にブランクだけ放り込み“もしも”に備えていますが “もしも”はかなり頻発しているのが実際のところです。

私のライトジギングは休日の夜明けから5時間程度、昼前には上がってしまうショート釣行がほどんとですが、午前中にサクッとその日の晩御飯を手にして帰路につき、サッサと魚を捌いて、午後(夕方)からは他の用事に向かう……水深&ジグ共にライトなので、これくらいに活動性が上がる。

ディアモンを使ったライトジギングは、体力的負担を抑えられる点もポイントが高いところです。

「ジギングはなぁ~」ってちょっと抵抗のある方、もし手元にディアモンのコレらの機種があれば、何も難しいコトなし、是非トライしてみてください!

余談ですが、合わせて、今年後半はスピニングでのライトジギングについても、タックルのバランスが掴めて一気に結果が出てくれ、かなり面白くなってきました

ロッドはプロト品。

次回はもう1段階ライトな、いわゆる“SLJ”と、それにピッタリなこのプロトロッドについてレポートをまとめようと思います

ライトになるほどに解像度が上がっていくこの世界に、私、かなりハマってます。

ヨシダ

<参考タックルデータ>

ブランク:「MV-55」「MX-6」「MX-6+

グリップ:「MX-Grip(Casting)

リール:オシアジガー1501HG or グラップラー301HG

ライン:アバニマックスパワーPE10×10、0.6~1号、リーダーフロロ25lbs~40lbs

ジグ、タチューム140g、スウィッチ120g、TGNOBUNAGA100g、スイムライダー80g、ウロコジグ50g、TGベイト30gなど

大学時代に小塚と出会い、初めての釣り旅がパプアニューギニアという刺激的すぎる原体験をしてしまう。卒業後は水産会社に勤務し、その後モンスターキスに入社。ほぼ全ての実務を統括し、公式セレクトショップ「Monster BASE」の店長を務める。ジャーキングやトゥイッチなど、ロッドワークを駆使したルアーフィッシングを好み、忍耐を必要とするエサ釣りは苦手。モノ、ガジェット系中毒で、旅で使えるアイテムの検証やリールのカスタムに余念なし。高身長(186cm)ゆえ、大型魚を釣っても写真では小さく見えてしまうのが悩み。