ヨーロッパ“コ”ナマズは釣れたけど……10代のスペイン釣浪回顧録。

テスターの辻です!
いよいよ堰を切ったように海外に飛び出し始めたモンキス界隈(テスター陣以外も)、これを機に約5年程前のスペイン釣行について軽くまとめておきたいなと思います!

「ナマズ大好き!」と言うわけでも無いのですが 小さい頃から馴染みあるマナマズがそっくりそのままバケモノになったような見た目のヨーロッパオオナマズ(現地名ウェルズ)、惹かれない理由はなかったです(笑)。

先進国スペインのウェルズ、ヨーロッパオオナマズを狙い。
特に気負うこともなく旅へ。

とりあえずマップで目星をつけたあたりに バスなどを乗り継ぎ向かうも「バスに Wi-Fi ついてるんだ」……と驚きを隠せなかったり。

僕の旅のサブかメインか?笑

各国で絶対飲むファンタオレンジ(国によって味が違う)を今回見つけテンション MAX‼︎

世界中で飲み比べして……辻的ファンタオレンジの1位はモンゴル。

ちなみに、オレンジ以外で1番美味しい“殿堂入り”は、コンゴで飲んだファンタ”パッション” 。

ファンタのパッションと聞くと菅野テスターもヨダレがとまりません(笑)

話を戻しまして。

その後、適当に釣具屋を周りライセンスを買ったり、船を出してくれる人を見つけたり。

メインルアーは CD-MAG18 とスーパーシャッドラップ、モンスターキスの「bigot-Z」、と当時プロトだった「Monster Cat」



オカッパリで 「bigot-Z」(生産終了)や「Monster Cat」、船から CDMAG、スーパーシャッドラップと使い分けました。

また話が脱線してしまいますが、スペインといえば、サグラダファミリア。

140 年間程完成していない“怪建築”が 2026 年くらいに完成すると知り、「未完こそサグラダファミリア。完成する前に1 目見たい!」と思っていたのですが……最終日までそれなりのサイズが釣れず。

サグラダファミリアを見ることは叶わなかったです。

現地人曰く「ウェルズは 5月は良くないよ!」と(笑)

なんとか釣れたのは ヨーロッパ”コ”ナマズ。


と、ビワナマじゃなかなか出ないサイズ感ってことで、ヨーロッパ“オオ”ナマズと言っていいんじゃないかなという 126cm。

2mオーバーを夢見てやってきたので不完全燃焼、またいつかリベンジかな?
ただ先進国はもう1人で来たくないなー。

タックルは「Dear Monster MX-7」に旧カルカッタコンクエスト401とPE6号の組み合わせ。

あとはその他持ち込んだバスロッドで 他魚種を少し狙ったりしました。

当時持っていなかった「MV-55」的な位置の2 ピースロッドで、この竿を海外に持ち込むため塩ビ管で自作した“バズーカー”(既に死語)を持参していました。

旅の帰りは ロシア経由でタイ→東京→青森→東京→三重県 と……なぜ真っ直ぐ三重(自宅)に帰らなかったか、そこで何が起きたのかは、またいつかレポートで話せたらと思います。

無計画(ツアー利用やガイドの事前手配無し)で、先進国に単独で飛び込むとこうなるよ、と。

逆に、その気になればボウズもないよ!という、10代の旅の回顧録でした。

ではでは!!

近畿地方在住。父兄の影響で3歳から淡水魚釣りに触れ、小学1年生で本格的にバス釣りを始める。高校在学中から、アルバイトでお金を貯めては、海外への単独釣行を繰り返してきた。高校卒業後、一度は就職するも「やっぱり旅がしたい!」と退社。2019年に釣行したコンゴ共和国では、在住者以外ではおそらく史上最年少記録となる20歳でムベンガを釣り上げる。現在までに計4回、5か国への釣り旅を経験。好きな事はぼーっとする事。