テスターの辻です！
冬春夏ときて、夏秋冬……釣り人にとって9月は、”気持ち的には”1 年の折り返しだなーとこの時期になると思います。
8月は池原ダムに 1 度しか行けませんでしたが、今まで 1日の中で 1 割程度しか 使用してなかったライトタックルを今回は半日程使ってみました。
タックルは以下。
ロッド：「Dear Monster MV-55」
リール：12 アルデバラン BFS
ライン ：PE1.5 号リーダーフロロ 10lb
使用ルアーはざっくりとこんな感じです。
よくあるバス釣りの ベイトフィネスロッドは 6 ~ 7ft。
「5ft 台ってどうなん?」という話ですが、とりあえず僕は「MV-55」 で全く問題なく使えましたよ。
6ft 台の重量＆使用感をそのままに、旅先で不意にヒットする“怪魚”まで獲れるよう長さを詰める分、バットパワーを高めた（バットのブランクを厚く巻いた）ロッド、いわば“モンスターフィネス”が「MV-55」 の開発コンセプト。
40cm前後がアベレージ、50cmが目標となる関東では“ベイトフィネス”もアリだと思いますが、50cm前後までは普通で60cmが目標となるハイポテンシャルフィールド（池原ダムなど）では“モンスターフィネス”の出番。
（繰り返しの言い換えになりますが）長さを削る分、バットパワーに振った、結果使用感は変わらず大物への安心感が増したのが「MV-55」 です。
短くなり、モーメントが小さくなる分、ちょっと重たいルアー（20g超）だって背負えるのが隠れ推しポイント！
もちろん長さは生きるシチュエーションがあるのは承知で、6ft 台の BFS バス釣り専用ロッドクラスの可能性は、今後の開発中のロッド各種を通し探って行けたらと思っています！
個人的に 「MV-55」で最も軽いルアーを投げるのは冬のニゴイ釣り。
1g 台のスプーンから使用しており、5gもあれば楽勝……今回もカバー打ったり、もちろんサイトでも使用しました!
釣果の方はというと、やっぱりサイズを選べないけど、めちゃくちゃ楽しい……。
今まで 8 インチのスイムベイトや大きめのルアーメイン でロクマルなさそうなやつは相手にしない、を基本としてましたが、「MV-55」 で半日やってみて疲労が皆無な上に数は釣れて楽しめる……。
今回釣行は残念ながら 53cm までしか出なかったですが、これからは状況次第で 池原でもメインに据える1本に仲間入りしました。
……とまぁこんな感じで、今後も切り口を変えながら、池原のビッグバスを追いかけていこうと思います！
＜追伸＞
話は変わりますが、お盆には高知県に再訪し、シゲくん（菅野テスター）と久しぶりに再会しました。
池原でバス釣り修行で体得したスイムベイト（ハドルストン）の釣りを導入して、「HT-7/8」でアカメにも再会。
一身上の都合でここ数年は遠征が難しかったのですが、そんな充電期間に身につけた色々諸々を、今後は“怪魚”にも応用していけたらと思います。