Shinkirow AITHRIA88/92MHS 「強い」だけが取り柄じゃない!津田式セッティング紹介!

こんにちは、津田です!

私が開発協力させていただいた Shinkirowシリーズのシーバスモデル「AITHRIA 88/92MHS」について、特徴や私なりのタックルセッティングをお伝えします。

前回レポートをまだご覧になっていない方は、先にそちらをご覧いただければ!

MHクラスのシーバスロッドと聞くと「強い」イメージが先行してしまい「秋専用」なんて思われがちですが、私はオールシーズン、様々なベイトシーンでATHRIAを使用しています。

ロッドアクション>

8フィート8インチ、エクステンションシャフト無し(以下「88ショートモード」)

9フィート2インチ、エクステンションシャフト有り(以下「92ロングモード」)

ロッドアクションはレギュラーファースト。

ティップは比較的柔らかく素直に曲がるので、10g程度の軽量なルアーもストレス無くキャストする事ができます。

ベリーからバットにかけては硬さを持たせている為ルアーの操作性が良く、水面でペンシルを動かしたりバイブレーションでボトムをリフト&フォールする釣りにもマッチ。

もちろん、魚をストラクチャーから剥がす様なシーンでもオススメです。

ロッド:「Shinkirow AITHRIA 88/92MH」(92ロングモード)

リール:ツインパワー4000XG

ライン:PE1.5号+リーダー30lb

ルアー:メタルジグ80g

飛距離とルアーアクションの幅を上げるため、エクステンションシャフトを入れて9’2”に延長。

ライトショアジギング等にも使いやすいアクションです。

<ルアーウェイト

私のように地元の釣りをしながら定期的に遠征に行くスタイルでは、フィールドの状況が事前の想定とは違う事も多く、ベイトシーンに合わせて大小様々なルアーを投げなければならないシチュエーションに多く遭遇していました。

そんな状況下でストレス無く釣りをする為に、幅広いルアーを扱えるような設定としました。

主に使用しているルアーを紹介します。

サヨリ、イワシ、バチ等の小型ベイトパターンでは10g前後、ボラ、コノシロ等の大型ベイトパターンでは60gまでを使用しています。

<サヨリパターン>

ロッド:「Shinkirow AITHRIA 88/92MH」(88ショートモード)

リール:ツインパワー4000XG

ライン:PE1.0号+リーダー20lb

ルアー:フローティングミノー 10g

<コノシロパターン>

ロッド:「Shinkirow AITHRIA 88/92MH」(88ショートモード)

リール:ツインパワー4000XG

ライン:PE2.0号+リーダー50lb

ルアー:フローティングミノー 51g

では、実際のキャストシーンを写真にしてみました。

12gのルアーの場合

20gのルアーの場合

55gのルアーの場合

軽量ルアーはティップからベリーにかけて、ルアーの重量が重くなるにつれてベリーからバッドセクションまで曲がっているのが分かるかと思います。

また、グリップ長は短めに設定して取り回しを良くしつつも、キャスト時に左手でしっかり引く事が出来る長さで留めているため、ウェイトの重たいルアーでも安定したキャストが可能です。

キャスト動画はインスタでもアップしています!

<ラインシステム>

太めのリーダー使用を想定し、トップガイド口径を7mmに設定しました。

私の場合はPE1.2号+リーダー25lbをメインに、下はPE1.0号+リーダー16lb、上はPE2.5号+リーダー70lbまでを状況に応じて使い分けています。

合わせるリールについては、シマノ4,000番を基準に上下1番手を想定。

ラインシステムの悩みで多いのが、リーダーを使用した際のトップガイドへの糸絡みですよね。

私の場合リーダーは少し長めに1.5ヒロ程度とる事が多いのですが、向かい風の時などはトップガイドに絡む事があり、何とかならないものかと思っていました。

トップガイド下に絡み防止用としてガイドを追加する方法もありますが、ロッドが先重りするのは避けたいところ…。

そこで、トップガイドと2番ガイドの取付間隔を標準よりも意識的に少し詰めて、トップガイドへの糸絡みを軽減策をとっています。

以上、AITHRIAの特徴と私なりのセッティング紹介でした!

最後に、私事ですが仕事の関係でこの春から広島を離れ、関東へ引っ越しました。

しばらくはポイント開拓でGoogleマップと睨めっこする事になりそうです…(笑)

東京湾での実釣レポートも今後アップして行きたいと思います。

まだ右も左も分かりませんが、関東地方の方々よろしくお願いします!

<関連ページ・レポート>

中国・四国地方在住。釣りは幼少期から始め、小中高とシーバスやショアジギングに明け暮れる。20歳から海外遠征を始め、アジア諸国・オーストラリア・パプアニューギニアなどに釣行を重ねる。魚のみならず生き物全般が好きで、初めてのターゲットとの出会いは、そこに至るまでの過程を大切にする。アカメを手にするまで9年間高知へ通い続け、紆余曲折を経て巡り会った初めての1匹が、135cmであった。趣味はキャンプ。釣りがオフになる冬の週末は、山に籠っていることが多い。「考えるより感じろ」がモットー。