地図を眺めていたら……海外でロックショアINタイランド。

こんにちは! 

大阪の新人テスター殿河です。

今回は先月の海外ロックショア遠征のレポート。

先にお伝えすると魚は1匹しか釣っていません。

その1匹にたどり着くまでが本当に長かった。

その過程を旅の写真多めでお話させて頂きます。

今回の行き先は自身4年ぶりとなる微笑みの国タイ。

その中でも南の方のプーケットが目的地となりました。

プーケットに行くことを決めたのは、いつものようにgoogle mapを眺めていると、潮通しの良さげな磯を見つけ、ストリートビューで水際まで降りている写真があったから。

とりあえず岬の名前でネット検索してみるも、夕日スポットとしか出てこないので、

「プーケット GT」で検索。

するとどうやらトローリングやジギングが主流ではありますが、そこそこ釣れている情報をゲット。

こうなると実際行ってみて確かめたいということで航空券を手配しました。

1月中旬、修士論文を期日前日に提出しそのまま関西国際空港へ。

そこからスワンナプーム国際空港まで約5時間。

その後トランジットで約4時間のインターバルがあったので、空港内のリーズナブルな社員食堂へ。

久しぶりに食べたカオマンガイ。

めちゃくちゃ美味しかったです。笑

そして飛行機を乗り継ぎ約1時間半でプーケット国際空港に到着しました。

北緯7度の直射日光は日本の寒さに慣れた人間には少し厳しいものがありました。

空港からはローカルバスを乗り継ぎ、1泊1700円の宿にチェックイン。

まずは現地での足となるレンタルバイクを借りに行きました。

とりあえずいろんな店を回って1番値段が安い店に決定。

5日で1000バーツ(約4000円)ほどでした。

(ちなみに最近のレートは1バーツ約4円。現地の標示価格に×4で日本円の値段になります。4年前は1バーツ約3円だったような気がしますが、円安の影響ですね。)

1番ボロそうなバイクを借りて釣り場の下見へ。

生ぬるくて砂っぽい風を浴びると東南アジアに来たなー。と感じます。

到着した岬は予想通り、潮目が出て良い感じ。

しかし思ってたより水深が浅い。

これはマズメ勝負になりそう。

もう一つ目星を付けていたポイントがあったのでそちらも見に行くことにしました。

この道中に第一トラブル発生。

海岸線を走る峠道なのですが、うわ~良い潮目でてるな~とよそ見してると、目の前にガードレールが(汗)

しっかり横転しアスファルト上を滑走。

幸いスピードは出てなかったので大事にはなりませんでしたが、手のひらと膝から流血。

焦りつつもバイクを起こして薬局に駆け込み、タイ式の蒸留水とヨードチンキを店員のオバサンに傷口にやや強引に塗り込まれ悶絶。

日本で毎日バイトでバイク乗ってる癖に、なんでこういう時に事故るんだ!と自分も恨みつつ意気消沈で旅の疲れもあったので早々に宿で寝ました。

翌朝。

第二トラブル発生。

釣りに行こうと目覚めると体がやたらと重い。

風邪引きました……。

宿のクーラー設定が寒すぎる上、半袖で寝たのが仇に。

ボーッとする頭で商店にポカリと水を買いに行き、一晩中寝ると何とかマシになりました。

翌日。

少し体調が良くなったので釣りに行こうと思いましたが、よく考えたらこんな手足で磯歩けないぞってことで、気になっていたプーケット水族館へ。

展示は日本と比べると、ややクオリティは下がるものの大きな水槽にGTの群れや巨大グルーパーが泳いでいてテンション上がりました。

また、海洋プラスティックについての展示もアリ

バンコクほどではありませんが、やはりゴミ問題は深刻なようで、ペットボトルとロープが入った水槽には考えさせられました。

そこから宿に帰り、晩メシ。

町をウロウロしてると良さげな現地料理屋があったので、パッタイ(タイ風焼きそば)を注文。

これがとても美味しいんです。

で、店から宿に帰る途中で第三トラブル発生。

急激な腹痛。

小走りで宿に駆け込みセーフ……日中暑くて水飲みすぎたか?

そんなこんなで3日経過してしまい、大幅に時間ロス。

翌日ようやく釣りに行ける体調と傷もマシになりました。

しかし本調子ではないので暑すぎる日中は避けて、15時頃から磯へ。

干潮からの上げで岬の先端右側にはシモリが見え隠れしています。

タックルはデカいの狙いで、「MGX-∞S」のロングモード(8フィート3インチ)で。

ツインパワーSW12000にPE6号、リーダー130ポンド、20cmクラスのポッパーやミノーを使いました。

ポッパーからスタートしますが、そう簡単に反応はありません。

夕日が地平線に近づくにつれて集まる夕日目的のギャラリー。

白い目線を感じながらも黙々と投げ続けます。

時折小さいギンガメやダツがチェイスしてきますがスルー。

デカいルアーをキャストし続けました。

暗くなってくると現地在住のウクライナ人の釣り人フォボさんがやって来て少しおしゃべり。

「この辺じゃ大きい魚は沖に行かないと居ないよ」と昨日釣具屋で情報収集した際と同じことを言ってました。

どうやら小さいジグで微妙に寸詰まりなアジ?を狙っている様子。

ベイトがこのサイズなら20cmのミノーで食ってきそうだな……とキャスト再開。

ちょうど潮が効き始めて、喰うならこのタイミングだろう。

数投目にピックアップ寸前に何かが付いてきてた!

急いでソイツが泳いで行ったシモリの向こう側にキャストし、着水から数巻でゴンッと確かな手応え。

シモリに撒かれないように強引にリフト&ゴリ巻きし、水面に浮いてきた魚体を確認しそのままズリ上げてキャッチ!

釣れたのは良いサイズのバラクーダでした。

 

遠くで釣りしてたフォボさんに、「Hey!I catch barracuda!」と叫ぶと気付いてくれた様子。

写真撮ってもらいました。

色々トラブルあった中で自分が思ったポイントでここぞと言うときに獲れたサカナは種類関係なく嬉しいものですね。

この魚を最後にバイトもなくなり、帰路につきました。

時間も遅くなっており、空いてる店も少なかったのですがハンバーガー屋が空いてたので、勝利のビール。

最終日は更に沖に出た岬の先端へと宿からバイクで20分、駐車場から歩いて30分近くかけて向かいましたが、小さいカスミアジとバラクーダのチェイスのみで終了。

そう甘くありませんね(笑)

帰りはバイクタクシーとバスを乗り継いで空港へ。

乗り継ぎ悪くバンコクで一泊180バーツの激安宿に泊まった後に帰国しました。

今回、日本からは嵩張りますがライフジャケットと磯靴を持って行きました。

結論から言うと持って行って良かった。

磯靴無しじゃ滑る岩質でしたし、潮が動く時間は激流になっていたので、もし落水していたらあっという間にマラッカ海峡でした(笑)

おそらく、わざわざ東南アジアにロックショアしに行く人はほぼ居ないかと思いますが、もし海外にロックショアしに行くかたは、嵩張っても、普段の日本での装備は崩さず持って行った方がいいですよ~。

ではまた!

p.s. 

釣ったバラクーダですが、オニカマスかと思いきや、写真を見た後輩から体色が違うような……との指摘。

調べてみると、黄色い尾ヒレや体側の模様が「トラカマス」という種類に酷似。

皆さんも知らず知らずの内に、新たな魚種を釣っているかも?

関西地方在住。幼少期より磯釣り好きの父・祖父の影響を受け成長した、国内外を飛び回るロックショアマン。大学院では近年関西で増殖する外来魚を研究、日本の釣りの未来に想い馳せる知的一面も持ち併せる。バイクや車弄りの趣味が昂じて、車中泊仕様にカスタムしたマニュアル軽バンで釣りに調査に走り回る日々。「MX-9S」「MX-7S」を軸とするスピニングタックルメインのスタイルで、「ロックショアをもっと安全に楽しめるよう、マルチピースロッドを未来の主流に!」と情熱を燃やす。