明けましておめでとうございます!
大阪の殿河です!
今回は遠征アングラーの現実をレポート。
昨年の秋シーズンは自分至上過去1釣果に恵まれず、右肩下がりのシーズンを過ごしました……。
怒濤の遠征を組みまくり、ことごとく外しに外し約1ヶ月半の間に走行距離は7000kmオーバー。
高知、能登半島、高知、徳島、三重、隠岐の島、九州へ(高知と徳島の間にもバイトと学校のためにいちいち大阪に戻ってます。笑)
毎週末ガソリン炊きまくって東奔西走。
そんなキッツイ遠征たちを纏めて、ダイジェストレポートさせていただきます。
まずは10月中旬。
8月に自身初のアカメをキャッチしてから、「あの感動を超えるイッピキ」を、と再び高知へ。
到着初日の夜にビッグベイトを明暗の出し入れでヒラスズキをキャッチし意気揚々とキャストを続けていると推定メーターオーバーがヒット!
するも、特大エラ洗いでバラし。
次の日の夜に同ポイントに同じタイミングで入り直し同サイズを掛けるもこれまたバラし。
暫く車でうなだれてました。
嗚呼、しんど。
最終日には絶対獲るぞと名物のチキン南蛮を喰って意気込み、夕マヅメ前からポイントに入りキープキャスト。
潮止まり直前にビッグベイトを上流から橋の下にドリフト気味に流し込むと金属的バイト!
絶対バラせない。
とドラグフルロックで強引に引きずり出して足下のテトラを交わしてボガを突っ込む。
恐らくファイト時間は10秒も無かったけど、全身から力が抜けました。笑
キャッチしたのは80くらいのキレイなヤツ。
嬉しかったなぁ。
タックルは「MX-9S」のリールシートセクションを上下逆付けし、リアグリップ部に「MX-RG12」をセッティングした仕様。
ブランクパワーはそのままに、全長は1フィート弱のショートレングス化(8’7″から7フィート後半へ)。
基本的にウエーディングスタイルのアカメ狙いでは、ショート&パワーが相性良し。
スピニングでもビックベイトの動きにキレを出せるセッティングです!
リールは09ツインパワーSW6000、ラインはPE4号+リーダー120LB 。
ルアーは6ozクラスのジャイアントベイトや「メガドッグ220」を使用しました。
アカメ狙いの方はベイトタックルの方がほとんどだとは思いますが、自分はベイトリールの扱いに慣れておらず、とはいえ重いビッグベイトも投げたいので、このゴツいスピニングタックルに行き着きました。
パワー、ドラグ力、飛距離も申し分無く、ジャイアントベイトもいわゆるデジ巻きで動かせるので問題なく使用しています。
釣行に話を戻しますと、その後、前日にバラした場所に入り直すとアカメの気配がムンムンで時々特有の捕食音も聞こえてきました。
キャストしていると同行していた釣りは多少嗜む程度の友人がビギナーズラックでボラの泳がせで120オーバーを捕獲!汗。(下唇に針がちょん掛かりで非常にヤバい状況だったのは後で伝えた)
いつか自分もこのサイズ釣りたいなと思っていると自分にもヒット!
60くらいの個体でしたが、跳ねまくりでめちゃくちゃ元気!
海から上がってきた直後なのか銀ピカでとてもキレイでした。
最初にバラしたメーターオーバーは悔しいですが,釣果的にはまあまあ満足。
この遠征は良かったんです。
ツラかったのはこの後から。
高知から一度大阪(学業&バイト)に戻り、10日後には能登半島へと遠征。
当時(地震前)2拠点生活していた小塚さんと合流し、能登半島の端から端まで地磯をランガン……するもノーバイト。
夜に小さい川でシーバスはポンポンと釣れましたが。笑
来年のリベンジを誓って下道8号線ナイトランで帰宅しました。
(この度の北陸地方の震災により、見覚えのある美しい町並み、海岸線が壊滅的な被害を受けており、大きなショックを受けました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。非常に微力ながら自分ができる小さな支援として募金をさせて頂きました。離れたところからではありますが、皆様のご無事と一刻も早い復興を願っております。)
能登から大阪に帰った翌週末、前回のリベンジマッチとして、再び高知へ。
はい、ベイトが抜けており安定の激シブ展開。
管野テスターと3晩投げきって2バイト。
途中2人でロックショアへ行くも、思ってたポイントにエントリー出来ない&ベタ凪。
アタマイテー。
翌週末は隠岐の島へ渡船予定でしたが時化で欠航。笑
予定変更で徳島シーバスフェスへ、モンキスブースのお手伝いへ行くことに。
展示会前日にどうしても磯ヒラが釣りたかったので、夕マヅメギリギリで入山道に到着し、ダッシュで山道を駆け下り磯へ到達するも、既に太陽は地平線に。
15分ほどで暗くなりワンバイトで終了。
とぼとぼ暗い山道を帰っていると、途中でヘッドライトの電池が切れて道を外れて無駄に遠回りして帰りました。
そこから夜はシーバス狙いでランガン!
朝マズメに何とか1本キャッチ出来ました。
その後参加させていただいた徳島シーバスフェスは、勉強になることが多く、いろんな方とお話できて自分自身も良い刺激になりました。
ありがとうございました!
翌週末は三重県に磯ヒラへ。
良いサラシが出てましたが当然のようにノーバイト!
夜に漁港で豆アジが釣れただけでしたが、辻テスターにドリンクの差し入れ頂きました!
ありがとうございました!
その3日後に隠岐の島の渡船が出船しそう!とのことで急遽予約を入れてソロで島根へ。
こういう急に決まる遠征が釣れるんだよなぁ。
とか頭で妄想しながら意気揚々と渡船に乗り込む。
潮通しの良さげな磯に渡礁!
ちょい荒れで釣れそう!
投げる投げる投げる投げる……ヒット!
引き弱っ。
5秒で水揚げ。
デザイン違いの子ね。
悪いけど君じゃないのよ。
で、その後はトップからジグまで投げ倒すもノーバイトで回収のお時間。
シンドォ。
帰りは一気に帰りたかったのですが、スタートして30分の蒜山高原パーキングで疲労ゆえにまさかの10時間睡眠。
そういえば前日の朝からバイトして、そのままずっと寝てなかった。
運転席で寝てたので腰イター。
普通に家で寝たかったな。
この時点で走行距離は5500㎞くらい。
オイル交換のペースがヤベー。
遠征を重ねてる間も、その裏では当然アルバイト、学校の繰り返し。
休みなく動き回り、夜は地元の大阪湾豆アジング。
場所当てると結構釣れるし、小さいアタリを感じて掛けていくの面白い。
「Shinkirow」のULモデルを皆さんよりも一足早く使わせていただきましたが、感度良くて調子良いです!
キープしたアジは美味しく頂きました!
以上、学生最後の秋は忙しかったな。
釣り行ってて殆ど家に居ない日々でした。
銭湯&車中泊の日の方が多かった気が……。
休み無く遠征を詰めすぎると自分のパフォーマンスが下がり、釣果にも影響しているような気がしますが、学生生活ラスト、とりあえず全力で駆け抜けた秋シーズンでした。
再訪したいと感じる地域が多数あり,今後の遠征の参考になりました。
釣果よりも大事なもの(人との繋がり、そこにしかない景色、釣れなかった思い出も含め)を得られるのが遠征の醍醐味かなと。
この後には往復1600km九州離島遠征も行いましたが、釣果に恵まれること無く……笑。
今年は穏やかな年を過ごしたいですね(もう既に遠征計画がいっぱい入ってます)
「ロッ苦ショアDAYS・2023冬ダイジェスト」へ続く。
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