「モバイルロッドを新たなスタンダードに」情熱のロックショアマン、殿河拓実という男。

初めまして! 

この度モンスターキス社のフィールドテスターに就任いたしました殿河拓実(とのがわ たくみ)と申します。

周りからは、名字のインパクトもあってか “トノ君”と呼ばれることが多く、そのように呼んでいただけると嬉しいです!


僕は関西の近畿大学の大学院に通う24才で大阪在住です。

大学院では外来魚の研究をしており、日々の野外調査に加え、アルバイトや遠征釣行で家にはほとんどいません。

そんな自分が釣りを始めたのは幼稚園の頃、大阪湾で頻繁にサビキ釣りに連れていってもらっていた記憶があります。

その後、小学生になるとシーバスやメバリングなどのルアーフィッシングに目覚め、今ではほとんどのルアーフィッシングをする様になりました。

中学生の頃にモンキス代表・小塚さんのデビュー作『怪物狩り』を読み、脳に電流が走り、自分もいつか自分より大きな魚を釣ってみたい!と強く思ったのを鮮明に覚えています。

大学入学後はラオスやカンボジア、タイなど東南アジア中心に海外遠征も行い(目立った釣果は得られませんでしたが笑)コロナ渦以降は北海道から沖縄まで幅広く国内遠征を行ってきました。



上写真はメコン川本流で投網を打っている風景で、当時は、投網やガサガサで魚を採取することも目的に海外に遠征していました。

そんな自分のモンキスロッドとの邂逅は大学3年生の時、ショア青物でモバイルロッドの選択肢がそれ程多くない中、「Dear Monster MX-9S」がドンピシャではまったのがキッカケです。


Dear Monster MX-9S」このクラス(8フィート後半)の竿では考えられない軽さと、携帯性の良さ、拡張性で、その後も磯や飛行機を使った遠征に持参し、多くの魚と出会うことができました。


モバイルロッドの可能性に魅せられ、その後より短く(7フィート前半)、軽い「MX-7S」を購入。

可変レングスにより更なるショートレングス(5フィート半〜)で使用可能な「HUNTERS HT-6×4S」はフローターやカヤック等の浮き物に対応。

そんな感じでMX-9S」「MX-7S」「HT-6×4S」のスピニングタックル3本でほぼ全ての釣りをカバーしています。

ロックショアではレングスが必要なケースが多いので「MX-9S」を握っている時間が長いですが、それこそタナゴ釣りなどの小物釣り含めて、釣りはなんでも大好きです


現在、ロックショアを中心に自分なりのスタイルが固まりつつあり、メインフィールドである南紀に加え、小笠原や沖縄・鹿児島の離島、伊豆や九州など日本各地に遠征し、ヒラスズキや青物、南方のヒラアジ類をターゲットに足繁く磯に通っています。

学生最終年である今年は1月から毎月遠征を目標に、奄美、高知、宇治群島、壱岐、久米島、西表島、トカラ、浦戸、小笠原とその隙間に南紀、伊豆、富山など日本各地を愛車の軽バンと共に走り回ってきました。


夏、小笠原遠征を前にどうしても「MGX-∞S」を使ってみたいと、高知遠征で知り合った菅野テスターを介して相談してみたところ……「だったらテスターになるしかないね笑」と、このような縁に恵まれました。

今夏以降、卒業・就職までの半年で、ヒラスズキ、ヒラマサをメインに久しぶりの海外にも飛びだそうかと計画しています!

自分的ロックショアのスタイルとして、自ら磯までのルートを開拓することが多く、道中で山を登ったり、崖をへつったり、泳いだり……。

その際に両手を開けることができ、自分の動きを邪魔しないパックロッドはロックショアでこそ生きると思っています。

もちろん渡船を使用する際にも大きなロッドケースを運ばなくて良い分、危険な場面の1つである渡礁を短時間で身軽に行える点でもパックロッドが優秀ですね。

将来の夢として、

①自分にとっての怪魚であるGTやイソマグロの40kg以上を磯から獲ること。

②2ピースロッドが主流のロックショアで安全性や携帯性で勝るパックロッドを主流にすること。

この2つを目標に今後、信頼の置けるモンスターキスのロッドとロックショア釣行の魅力を皆さんに伝えていけたらと思いますので、以後宜しくお願いします!

<追伸>

小笠原のお礼を言いに、先日富山のモンキス事務所にお邪魔させていただいた際も、良い釣りができました!

モンキステスター=北陸の磯(能登半島)にもいい縁が生まれたので、今後が楽しみです!

関西地方在住。幼少期より磯釣り好きの父・祖父の影響を受け成長した、国内外を飛び回るロックショアマン。大学院では近年関西で増殖する外来魚を研究、日本の釣りの未来に想い馳せる知的一面も持ち併せる。バイクや車弄りの趣味が昂じて、車中泊仕様にカスタムしたマニュアル軽バンで釣りに調査に走り回る日々。「MX-9S」「MX-7S」を軸とするスピニングタックルメインのスタイルで、「ロックショアをもっと安全に楽しめるよう、マルチピースロッドを未来の主流に!」と情熱を燃やす。