「無くならないものを磨いていきたい」。古書に“ゼロワン”携え、早春のフィールドワーク。

寒い時期は昔の書籍やらなんやらを買い漁っていました。

暖かくなってきて読む時間が作れない、フィールドテスター酒巻です。

情報としては古くても、そのジャンルの歴史を知るという意味では貴重だと思っています。

それと使っているスマホが急に壊れてしまったので、ここ10年分の画像データが全て消えたかと思い冷や汗。

当たり前に持っている写真達もデータ上では存在していても、消えると残るものは……なんて考えてしまいました。

なくならないものを磨いていきたいです。

さて、大分県へ温泉旅行に。

フィールドワークほぼ無しの観光でしたが、「MX-0」と「MX-1」を鞄に忍ばせておき、空き時間に竿を出させてもらいました。

大分県の別府は温泉街。

水温も暖かい……ので、誰かの逃したグッピーが泳いでいるそう。

ウロウロ探しながらそれっぽい場所を見つけ、そっと仕掛けを入れてみるとあっさりと野良グッピー!

しかし釣れども釣れどもメスばかり。

そう言えばグッピーってオスの方が小さかったな……と飼っていたのを思い出し、

タナゴ鈎ならちょっと加工するくらいできるのでは?と曲げてみたら意外と良い感じになったのでそっと仕掛けを投入すると、あっさりオスも釣れました。

よく熱帯魚屋に売っているグッピーはもっと派手ですが、この川で何代にも渡って繁殖しているのか、すっかり先祖返りしていました。

派手な個体は食べられてしまうのか、はたまた交配を続けていくと元の体色になっていくのか……遺伝子とは面白いですね。

今回に限らず、状況に合わせてない武器の中でどう戦うか、万全ではないからこそ楽しい!というシチュエーションはワクワクします。

「とってやったぞ!」という達成感にガッツポーズ。

それと西に用事があったので、ついでに滋賀県へ。

夏に様々な魚が見れるこの川、寒い時期には何がいるのだろう?と思い竿を出すも渋くてビックリ。

どの生き物も結果を求めてハイシーズンのみやりがちですが、少し視野を引いてそれ以外の時期同じ場所はどうなっているのか、と言うのを知るとまた見え方も変わってくるなあと。

逆にウキゴリはこの時期が繁殖期なのか、うっすらと体色が鮮やかになっていました。

こう言った気づきがあるのも、やはりフィールドに出てなんぼというもの。

婚姻色の出たヤリタナゴ。

春ですねえ。

また別場所では石の下を攻めていたら出てきたのはアカザ!

ここまで大きいのは初めてだったので「尊い〜!」と心の中で連呼しながら観察させてもらいました。

そしてタカハヤに、

渓流域ではアマゴ!

関東人からすると、どちらも西日本の魚。

この朱点が眩しい……!

敢えてリールレスの「MX-1」で釣る、という事で気配を悟られないようにジリジリいそうなポイントへ近づきサクッと。

こうした小さな縛りプレイを楽しむのも良いものです。

そろそろリールを使わない釣りをしすぎてキャストができなくなっているんじゃないか?と不安になってきていますが、モンキスユーザーの中でもやる人はやる、やらない人はやらないでハッキリ分かれる小物釣り。

MX-0」と「MX-1」のコンビ(通称“ゼロワン”)で、せいぜい2mくらいの射程にいかに入り込むかという遊びは、大物狙いにはない旅の楽しみが広がって、いいもんですよ!

関東地方在住。生物飼育好きの引きこもりだったが、小塚が熱帯魚雑誌に寄せたムベンガの釣行記を読んでフィールドワークに開眼、ディアモンスターを手に日本各地を回るようになる。際限がなくなる海外はあえて手をつけず、国内にこだわり、その深みを追求。一般企業の会社員として週末限定ながら、自家用車の年間走行距離は毎年4万kmを超え、定点観測的に訪れる都道府県は毎年30以上。魚の大小問わず、魚以外も両生類や爬虫類などいずれも1匹との感動を大切にして、山頂から深海まで、金曜の夜から月曜の朝まで、フィールドをウロウロしている。