片道24時間!?「MX-39」で釣り愛でる日本の辺境・小笠原の多様性。

数年ぶりに石垣島に行ったら見事大寒波にぶつかり、釣りが渋すぎたフィールドテスター酒巻です。

「DearMonster MX-1」でルリスズメダイ。南国らしい魚に癒されました。

年末年始は小笠原諸島・父島へ。

今回で3度目の小笠原遠征ですが、今まで夏にしか行った事がなかったので、冬場はどんな感じなのか知りたいな~と思い向かいました。

なかなか時間やお金の制限もあってハイシーズンのみ行きがちですが、それ以外の時期ってどうなっているんだろう?という単純な好奇心で今回も遠征を決めました。

とはいえ年末年始のフェリー予約は激戦だったので、チケットとるだけでも一苦労。

小笠原諸島へは東京都の竹芝桟橋からフェリーで片道24時間。

24時間かけて移動して4日滞在してまた1日かけて帰るので最低でも6日間の休みがないと来れないアクセス難易度は国内ではトップクラスだと思います。

僕は船に弱いので基本的に船酔いしてゲッソリした状態で到着(笑)。

昼間は速乾ロンTに半袖を着たくらいで快適に過ごせる気候。

夏に比べると海の色がやや白っぽく感じましたが、それでもやはり南に来たな!!という海の綺麗さです。

冬の海はどんな感じかな……?と、さっそく竿を出してみると次々と魚を見る事ができました。

竿は「DearMonster MX-39」

海釣りだからか周りでは長い竿を使っている人が多かったですが、小笠原の魚影の濃さだと「MX-39」(3フィート9インチ)の射程圏内でも色々な魚と出会えるのが素晴らしかったです。

ポイントによって明確についている魚が違うのも面白かったです。

やたら太っていたアカハタはエビを吐き出し、餌師の撒いた餌をかなり食べ込んでいるようでした。それでも更にワームにアタックしてくる獰猛さは可愛らしいですね。

来島3度目ともなると宿の人とも仲良くなり、初日の出を一緒に見に行ったり、アカガシラカラスバトサンクチュアリ(ガイド同伴でのみ入れるエリア)を案内してもらったり、サメやエイが見られる事で有名な場所へみんなで行ったり、一人で行った頃とは違った遠征となりました。

前回何度行っても見れず、ダイビングでもインストラクターの人に猛烈にアピールして行ってもらったポイントでも見れずだったシロワニが今回はあっさり見れました(笑)。

時期とあってザトウクジラの群れが入ってきており、至る所で姿を見る事ができたのも冬に来てよかったなと思ったところ。

最後は小笠原名物のガイド船が一斉に並走しながら送り出してくれるお見送り!!

左上のレイは宿の人が編んでくれて、海に投げた後に浜に打ち上がるとまた小笠原に来れるという願掛けがあるそうです。

空港建設の話もちょいちょい聞きますが、こうしてアクセスするのに苦労するからこそ価値が上がっていると思う小笠原諸島。

空港ができたらきっと「昔はフェリーで24時間かかったんだよ」と言いまくる老害になる未来しかみえませんが(笑)、“便利じゃないからこそ楽しめる”今この時を全力で楽しみたいなと思った年末年始でした。

関東地方在住。生物飼育好きの引きこもりだったが、小塚が熱帯魚雑誌に寄せたムベンガの釣行記を読んでフィールドワークに開眼、ディアモンスターを手に日本各地を回るようになる。際限がなくなる海外はあえて手をつけず、国内にこだわり、その深みを追求。一般企業の会社員として週末限定ながら、自家用車の年間走行距離は毎年4万kmを超え、定点観測的に訪れる都道府県は毎年30以上。魚の大小問わず、魚以外も両生類や爬虫類などいずれも1匹との感動を大切にして、山頂から深海まで、金曜の夜から月曜の朝まで、フィールドをウロウロしている。