まさかハクレンがミノーを食ってくるとは!スーパーサブロッド「MX-6」での珍客あれこれ。

梅雨も明けたので登山もちょこちょこ行き始めました&登山計画を立てながらウズウズしてます、フィールドテスター酒巻です!

水辺も良いですが、山は山で吸い込まれるような景色や日本にもまだこんや所があるのかと思うような自然の中にいる感じが良いですね〜。

画像は左上から時計回りに、

・紅葉の剱岳:富山県

ライチョウを探しながら登頂。

・飯豊山:福島県

山頂付近にのみ咲く固有種のイイデリンドウを探しに往復11時間21km。

・開聞岳:鹿児島県

年末年始オオニベが釣れなさすぎて自傷的になり登りました。

・宮之浦岳〜縄文杉:鹿児島県屋久島

7日間に8日雨が降るとも言われるほど雨の多い屋久島。この日も雨が凄かったですが、縄文杉の迫力は最高でした。

はじめはシンドいだけだろって思っていましたが、山頂に辿り着くまでコツコツと進んでいく感じや辿り着いた時の達成感は、どこか自分の一匹に辿り着くまでの釣りに似ているような気がして楽しくて登っています。

……という全然関係ない前置きは置いておいて、今回はディアモンスターの「MX-6」についてご紹介します。

僕が手にした2本目のディアモンスターであり、当時圧倒的メインロッドだった「MX-7」のサブロッド的ポジションだったので、その名残か僕はスピニングモードで使うことがほとんどです。

MX-7」をベイトで振り回せる範囲以下〜スプーン2gくらいまでなんでもやるぞ!という感じで使っています。

ハクレン。

荒川が有名ですが、それ以外の水系で。

ミノーを巻いていたら突然食ってきました。

竿は全体的に曲がってくれる感じで不意に掛かっても竿自体は非常にバランスが良く安心感があります。

ラインはPE2号で初速だけいなしつつ、一気に寄せてキャッチ。

沖縄ではオオクチユゴイ。

トゲチョウチョウウオ。

横でガンガンコマセを撒いて寄せてくれていたので、落ちていたエビつけて目視でチョチョイと。

カースビーことゴマフエダイ。

マングローブの奥へ入れて巻きはじめにゴンッ!大きいマングローブジャックもかっこいいですが、幼魚の柄もたまりませんね。

この辺はPE1号、リーダー25lb前後で大体やっています。

飛行機を使う遠征ではパックロッドが楽でいいですよね。

現地ではMX-7」を大型ルアーやジグ、ブッコミで使うのに対し、「MX-6」はとりあえず組んでおいて、レンタカー移動中に良さそうなポイントがあったらとりあえずライトなものを投げてみる感じで使っています。

新潟県アユカケ。

小型のジグで誘って誘って…目の前で追いかけてくるのが見えて大興奮でした。

福岡県が有明海のハゼクチ。

マハゼに似ていますが、有明海の冬の風物詩・日本最長のハゼです。

この時は「MX-6」のブランクに「MX-7」のグリップを合わせました。

琵琶湖ではホンモロコ。

この魚を狙うならもう少しライトで穂先の入る魚の方が良かったですが、やってやれないことはないという感じでした。

穂先だけ自作で組んでも良いかもしれませんね!

余談ですが、「MV-55」をスピニングリールと組み合わせて使う(グリップは適宜変更)とガイドの大きさや角度の問題か「MX-6」に比べるとちょっと使いにくい事や、長さも「MX-6」がちょうど良いのもあって初場所では「MV-55」より「MX-6」をチョイスする事が多いです。

好みにもよりますが、MV-55」のキャストやアクション後のシャキッ!シャキッ!と穂先が戻る感じも物凄く良いんですけどね。

それと「MX-6」と「MX-6+」は船釣りでも大活躍。

ジギングでも気持ちよく曲がってくれるので、船釣りでは大体「MX-6」と「MX-6+」を使うことが多いです。

この辺は「MX-6+」のことを書いた時にでもまた細かく書きたいと思います。

(モンキス補注:レギュラーテーパーの「MX-6」と比較したとき、「MX-6+」はバットが硬くなって、結果レギュラーファーストテーパーへと先調子化されてます!)

タルイカも「MX-6」と「MX-6+」がちょうど良かったです!

今年は梅雨明けが早かったですね。

夏が長いと言うことかな〜とワクワクしております!

皆様よい釣りを!!

関東地方在住。生物飼育好きの引きこもりだったが、小塚が熱帯魚雑誌に寄せたムベンガの釣行記を読んでフィールドワークに開眼、ディアモンスターを手に日本各地を回るようになる。際限がなくなる海外はあえて手をつけず、国内にこだわり、その深みを追求。一般企業の会社員として週末限定ながら、自家用車の年間走行距離は毎年4万kmを超え、定点観測的に訪れる都道府県は毎年30以上。魚の大小問わず、魚以外も両生類や爬虫類などいずれも1匹との感動を大切にして、山頂から深海まで、金曜の夜から月曜の朝まで、フィールドをウロウロしている。