「Dear Monster」史上最長、モバイルロッドの可能性を拡張する新時代ロング。

最長モデル「MX-10SW」に求めたのは、“長さ”がもたらす純粋な遠投性能と、足場の高さなど諸問題を解消するショア適性。
リスクを軽視せず、「1歩下がれる強さ」をスローガンに新設計したMXシリーズ共通径まで5pcのNEWブランクス(うち最強パワー)は、分割2pcグリップと合わせトータル7pc(50cm仕舞寸)となり、そこにオールダブルフットダブルラッピングセッティング、セクション端へのガイド配置など、「Dear Monster」としてブレ無い設計思想を全搭載。PE2号を基準に、1号程度から最大3号までを想定しました。
60gのジグが軽く100mを超えて飛んでいく……磯やサーフといった海域のみならず、大陸の大河本流等のこれまでアンタッチャブルだった淡水域含め、モバイルロッドの適応領域を大きく拡張します。
仕舞50cm、7pc並継構造という、モバイルロッド史上おそらく前例のないスペックは、オールインバックパックのコンパクト&アクティブなアプローチを可能にし、両手フリーによる遠泳・クライミング等を可能にして、これまで安全面から諦めていた“不可能”を過去の話に変えていくでしょう。
なお「MX-6SW/8SW/10SW」は、そのリアクリップ長を5cm違いでシステマチックに設計し、「3本で“海旅”をカバーする」をコンセプトに、レングス、パワーバランスを精査しました。入念な準備・手配が必要となるマグロ、GT、ヒラマサ(いわゆる“国内BIG-3” )および同等パワーを持つ超大型魚に関しては「GIGAS」(MGXシリーズ)を推奨いたしますが、以下ミドル級ターゲットまでを想定した肩肘張らない“海旅”では、ショア・オフショア問わず、「W」シリーズ3本の組み合わせによる臨機応変な対応を目指しています。