NEWDear Monster GIGAS MGX-∞∞ “Giant Syndrome”

Dear Monster GIGASシリーズ第3弾。


満を辞してリリースとなるベイト(両軸)リール対応モデルは、MGX-∞S “G.T.Gorilla”の曲げて獲るブランクを出発点に、より自由な発想で再構築。

開発者であるモンスターキス代表・小塚のスタイルとして、「G.T.やヒラマサ、マグロ類といった海の“GIGAS”等にも、ベイトリールで挑みたい」という思いから開発がスタート。キャスティングでは、フロントグリップを握って(よりティップ寄りを支点にして)のアクション入力を想定し、スピニングモデル(8’3”基準)よりも長尺化(8’6”)。水面からトップガイドまでの距離感を揃え、ルアーの水絡み(アクション)を同等化。「ベイトリールで」というこだわりやスタイルとしてはもちろん、スピニングリールではストレスが増える大型ルアー(250g超)のキャストや、ロングリーダーの使用(レベルワインダー無しのリールを仕様する場合)など、より戦略的な選択肢を増やします。バーチカル用途、電動リールを用いた深海釣りでは、“曲がる”ブランクス特性で、既存の深海専用竿(最強クラス)にも劣らない使用感を発揮。究極的用途として4kgのオモリ負荷で水深2000m超からメーターオーバーの“深怪魚”をキャッチ、リアグリップが抜ける構造特性(竿台に固定した際、動きやすい)の観点でも適性を有しています。

上記推奨用途の上で、発展的用途を。「モバイルロッド(仕舞寸50cm)だからこそ」できること、MGXシリーズ共通で提案してきた“替え穂”システムを、より大胆に展開。スピニングモデルではティップ(♯1)の交換でしたが、当モデルではベリー(♯2)から交換。先径7mm、現状の選択肢としては最剛(FujiガイドHN12mm/パイプ径7mm)のガイドを搭載した超極太ティップは、日本でガラパゴス進化するジャイアントベイトゲームに対応。6’10”ftのショートモードでは、1kg前後のルアーまではどなたでも快適にキャスト&アクションが可能に、使い手次第で2kgクラスのルアーまで実戦投入可能になりました。

なお、実験的に製作したエクステンションバット「MGX-PROGRESS42G」(FujiガイドMN 20mm搭載)をテスターからの強い要望で標準付属。装着すれば、標準・ロングモードは8’6”→9’11”へ、極硬・ショートモードは6’10”→8’2”へと伸長し、都合4レングスで使用できます。標準・最長モード9’11”仕様は足場が高い状況や、足元のストラクチャーが厳しい場所に活路を、極硬・ロングモード8’2”仕様は、シャーク・キャスティング(サメのルアー釣り)など、黎明期にある新時代の釣りを拓いていくことでしょう。

「MGX-∞∞ “Giant Syndrome”」……サブネームの「ジャイアント・シンドローム」を意訳すれば、「巨大魚中毒」「ルアー巨大化症候群」。巨大魚への憧れは際限無く、旅人の挑戦に果ても無い。このクラスの剛竿が、50cm仕舞でバックパックに収まるということ……これまでエサでしか釣れないと言われていた怪魚・超巨大魚すらも、ルアー(ジャイアントベイト)に反応してくるかもしれない。

世界で最初に試すのは、貴方です。