なっつです、レポートではご無沙汰になります!
8月も終わり、9月に入れば秋らしくなるかなぁーと思っていましたが、なんだかんだ猛暑日が続く……そして10月、待ちに待った「Shinkirow」情報解禁日!
釣りには毎日のように行っていましたが、リアルタイム発信が難しく、この日が待ち遠しかった(笑)
今回は私が担当する「Shinkirow」に絡めて、広島の近況をレポートしたいと思います。
秋、ナマズやライギョなどの淡水魚は冬に備えて暴食する為か「秋爆」とちらほら耳にする時期。
「そっちも気になる〜!」と思いながらもこの秋は海がメイン。
もちろん、新シリーズ「Shinkirow」を釣り込むためです!
秋の夜は涼しいので、とても過ごしやすく釣りをする事ができます。
手軽に楽しめるライトゲームで仕事の疲れを癒している方も多いのではないでしょうか?
かく言う私も、その1人。
週末はライギョを筆頭に大物を追いかけ、そのためのロッドはすでにDear Monsterで揃っていますが、仕事後の身近な釣り、海での数時間を気持ちよく過ごせるモンキスのロッドが欲しかった。
ライトゲームもさまざまありますが、私は、こと今時期(秋)は、上の層ではなく下の層、なんなら底に張り付いてる魚を狙う釣りが好みです。
ターゲットは主にカサゴ・ソイ類・タケノコメバルといった、ボトム系のロックフィッシュ。
仕事終わりに行く近所の漁港では、堤防の足元にある石組みの駆け上がりが彼らの好ポイント。
基本的には、手のひらに乗るような20cm前後のお手頃サイズの魚達がメインの遊び相手になります。
使用するルアーはジグヘッドとワーム合わせても数g、使用するラインも5ポンド前後まで細くなってきます。
「Shinkirow」のプロトが届くまではハンターズ「HT-6×4」で1年を通してライトゲームを楽しんできました。
時々ヒットするシーバスなどの大物ゲストにはドンピシャだったんですが……メインの魚たちには少しオーバーパワーだった。
そんな背景があり、「Shinkirow」シリーズの開発にあたり私がオーダーしたのは、自身の“癒し”の釣りで、より癒してもらえるような1本。
2023年始、私の担当するモデルは、最も寒い時期に本格テストが始まりました。
ブランクの表面処理や、ガイドセッティング(位置)、フレーム素材などなど……私の手元に届いているだけでも現在4thプロトまで、試行錯誤が続けられています。
ライトロックゲームとは言いつつも、時々上下の写真の様に30cmクラスの良型がヒットしてくるのがこの釣り。
ハードロックスタイル(ベイトロッド)が適切と思われるサイズ感の根魚でも、意外かも知れませんがライトロッドでヒットすれば、不要に暴れません。
基本的にはいつもと同じお手頃サイズを釣るタックルと狙い方でキャッチできます。
20センチ狙いのタックルでも同じように30cm級がキャッチできる、これが私なりの、スピニングタックルを用いたボトム狙い、ライトロックゲームの面白い所だと思います。
この1年間、「Shinkirow」の開発に際してルアーサイズと釣れる魚のサイズを意識してみてきましたが、ことライトゲームに関しては、ルアーサイズを単純に大きくすれば良いと言うわけではない気がします。
お手頃サイズを狙う小さいワームと、それに合わせたタックルバランスで、十分に大きなサイズの魚と渡り合える、小さなルアーを使っても、大物のキャッチ数は変わっていないと思いました。
50cm級の大型のチヌも、ちらほら飛び込んできます。
ライトゲームでこれくらいの魚もたまに釣れると何かクジに当選した様な「当たった」感じがして狙って釣れた時とはまた違った嬉しさもあります(笑)
上写真はたまたま1人だったのでインカメラで撮影した為画質が粗くなってますが、ご愛嬌(笑)
このチヌ達も、フリーリグ等のチヌ用メソッドではなく、シンプルにライトゲーム用のジグヘッド(1g前後)と、1.5インチの小型ワームを使用しています。
毎日行く釣り、仕事後に癒されに行く釣り……道具は意図せずもシンプルに。
ことラインセッティングは……「Shinkirow」開発者の小塚さん曰く「それ、ちょっと現在の主流からは外れていて、だからこそ面白いかも。不意の大物に強いのも納得だわ」だそうです(次回以降詳しく)。
……そんな、意図せずナチュラルに精錬した私のスタイル(笑)をより発展させるべく、ガイドセッティングなども調整してもらいました。
……というわけで、手軽に楽しめる釣りでこれくらい良いサイズの魚達がチラホラ釣れてくれるのが秋のライトロックのいい所。
冬と違って手も悴まないし、釣りやすいのは間違いないですね!笑
今回、秋は底を中心とした釣果報告でしたが、これから晩秋から冬にかけ、広島ではではメバルが表層に浮いてきます。
下写真は昨シーズン「HT-6×4」での釣果ですが、今年は表層の釣りでの「Shinkirow」の使用感もテスト・紹介できればな〜と思っています!
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