新春、明けましておめでとうございます。
平素より弊社製品をご愛顧いただきありがとうございます。
本年、モンスターキスは『RETURN TO ORIGIN 2025』をスローガンに、文字通り“原点回帰”の1年として、スタッフ一同邁進していきたいと思います。
以下の2025年の新製品の一部をご紹介いたします。
各種メディアにおける情報公開に先立ち、“楽しい未来”に想いを馳せていただければ幸いです。
それでは、本年も株式会社モンスターキスをどうぞよろしくお願いいたします。
2025年元日 モンスターキススタッフ一同、代表 小塚拓矢(1/1現在パプア滞在中)
◾️Dear Monster 延べ竿シリーズ(追加3機種+α)
もっと繊細に。00……もう一つのインフィニティ(∞)
“釣り旅”、“怪魚”という文脈に、新しい一文を付け加えた『MX-0』に、よりライト&ショートモデルが登場。その名も『MX-00』、“最強”の『MX-∞』を対を成す、もう一つの究極のディアモンスターだ。
最長でも1mアンダーの激短レングスと、硬調(素材)はそのままに先端部を細く調整された穂先は、世界最小のゲームフィッシング(食料確保目的ではない釣り)であるタイリクバラタナゴ釣りにも適性が増大。淡水域のみならず、珊瑚礁のタイドプールゲーム等、極小フィールドの釣りで抜群の取り回しを実現する。
そのレングスとパワー感の特性柄、いわゆる“ペン持ち”操作に対応したオリジナル形状のコルクグリップを標準化、より軽く繊細な操作感を求める玄人の為に、より細いEVAグリップも付属した。
Length:80/100cm(2段階変長)
Weight:重量15g(標準コルクグリップ装着時)
Action:レギュラーアクション(軟調)
継数:4(+グリップ)
仕舞寸法:30cm
※レングスは込み具合で数cm前後します。
※シンプルEVAグリップ付属。
“0”(ゼロ)の新境地、“02”(ゼロツー)
“釣り旅”、“怪魚”という文脈に、新しい一文を付け加えた『MX-0』(最長140cm)に、ロングモデルが登場。その名も『MX-02』、イメージとして2m(最長250cm)で3段可変レングス。それでいて仕舞寸法は『MX-0』と30cmで統一。
2mの壁の向こう……レングス伸長に伴うメリット(とデメリット)は説明するまでもなく、ケースバイケースとして、“太さ”はディアモンスター共通径へ統一。オプション(WEB限定販売)の「MX-PROGRESS 70T」(同じく仕舞寸30cm、3段変長)と組み合わせれば、3mの壁を超えていく。
短い時はより軽く、長い時はより長く……シンプルの極みたる延べ竿よ、1歩前に進もう。
Length:210/230/250cm(3段階変長)
Weight:60g(標準コルクグリップ装着時)
Action:ファースト(超硬調)
継数:11(+グリップ)
仕舞寸法:30cm
※レングスは込み具合で数cm前後します。
※シンプルEVAグリップ付属。
“0”(ゼロ)の系譜、最長モデル“03”(ゼロスリー)
“釣り旅”、“怪魚”という文脈に、新しい一文を付け加えた『MX-0』(最長140cm)に、スーパーロングモデルが登場。その名も『MX-03』、イメージとして3m(最長360cm)で3段可変レングス。仕舞寸法は40cm。小物釣りのみならず、テンカラ釣りもカバーするレングス感で、“長さこそが自由”であることを実現。
3mの壁の向こう……レングス伸長に伴うメリット(とデメリット)は説明するまでもなく、ケースバイケースとして、“太さ”はディアモンスター共通径へ統一。オプション(WEB限定販売)の「MX-PROGRESS 70T」(仕舞寸30cm、3段変長)と組み合わせれば、約4mのロッドとして機能する。
短い時はより軽く、長い時はより長く……シンプルの極みたる延べ竿よ、1歩前に進もう。
<MX-03>
Length:300/330/360cm(3段階変長)
Weight:90g(標準コルクグリップ装着時)
Action:レギュラーファースト(硬調)
継数:11(+グリップ)
仕舞寸法:40cm
※レングスは込み具合で数cm前後します。
※シンプルEVAグリップ付属。
ディアモンだからこそ……延べ竿用エクステンショングリップ
『全モデル統一径』というコンセプト(継ぎモデル)で、海外・遠征釣行の定番ロッドとして支持いただいている Dear Monster。“モバイルロッドだからこそ”の追求……携行性は言わずもがな、その先にある拡張性に目を向けた同シリーズのコンセプトを導入し、延べ竿シリーズ対応のオプションパーツが登場。
適応可能機種は限定的(重要)であるものの、継ぎモデルと同コンセプトの拡張性を提案。延べ竿シリーズのスタンダード仕舞寸法(30cm)に合わせて設計し、3段階可変レングスで最長70cmのエクステンションバット・グリップとして機能します。「MX-02」(最長250cm)に合わせれば3mオーバーへ、「MX-03」(最長350cm)と合わせれば約4mのロッドとして機能。
“ディアモンスターだからこそ”……ロッドのギミック的最先端を走り続けるモンキスの新提案をお楽しみに。
適応機種:MX-02、MX-03
非適応機種:MX-00、MX-0、MX-1
Length:30/50/70cm(3段階変長)
Weight:270g
継数:3(+グリップ)
仕舞寸法:30cm
※レングスは込み具合で数cm前後します。
◾️Dear Monster MX-∞+
派生進化の方向性は、“最強”ではなく“最硬”
“シーラカンス用ロッド”として2015年に世に出て早10年、一切の仕様変更無く支持され続ける言わば“古代竿”『MX-∞』が、時代に求められ、2025年派生仕様『MX-∞+』がリリース。
「ディアモンスター共通径、MXシリーズで実現できる“最強”が『MX-∞』である」……10年来のそのウリ文句に偽り無し。故に、派生進化の方向性は“最強”ではなく“最硬”。ブランクパワーはそのままに、硬く……ティップを1ガイド間隔分、300g前後のジャイアントベイトを、100g前後のビッグベイト感覚で繊細かつ大胆な操作が可能に。500g超級のモンスタールアーすらも操れるアクションレスポンスを実現。その分、グリップエンドを10cm程度伸ばすことで、有り余るブランクパワーを受け止めることを可能にした。
10年ひと昔、現代では「MX-PROGRESS」シリーズが存在し、モバイルロッドがカスタマイズ自在な時代になった。ベリー(フロントグリップ上部)も10cm程度詰めることで、デザイン的にも「MX-PROGRESS」シリーズに完全対応。ユーザーの思いのままに、自由なセッティングを実現する。
「最強とは、最自由である」……変わらないために、変わり続ける。変わり続ける為に、変わらないモンスターキスの提案する“楽しい未来”が、『MX-∞+』だ。
Length:6’8”ft
Power:アンスタンダード(規格外)
Action:レギュラー
Lure capa:100~1000g(最適150~300g,6~12oz)
Line capa:~PE15号
Leader capa:~300lb(80号)
Weight:270g
継数:5
仕舞寸法:50cm
トップガイド:10mm
トリガー以下:54cm
◾️Shinkirow シリーズ(追加1機種)
更新せよ、モバイルロッドの適応領域
モンスターキスがライトバーチカルゲーム、その中でもイカメタルにフォーカスして世に送る1本が「UP-LIGHT 55///65ULV」だ。そこには“モンキスロッド初“が数多く搭載され、それすなわち、モバイルロッドそのものの常識を更新し、可能性を広げる1本となる。
標準搭載となる2種のカーボンソリッドティップ、更にShinkirowシリーズ共通のエクステンションシャフト(柔方向へ拡張する新「D7」規格)を搭載し、1本のロッドで5’5”、5’10”、6’0”、6’5”の4レングス&アクションに可変する。ティップの交換で乗せ調子と掛け調子の使い分けが選択可能なだけではなく、レングスを変更することで、フォールでの誘いをダイナミックにも繊細にもコントロール可能。
Shinkirow史上、最もスリムな1本となるD7規格のブランクスは、プロト段階でも89g(最長6’5″ft時)。「モバイルロッド=重い」は完全に過去の常識として、普及帯2pcイカメタルロッド同等のウェイトで完成。初採用となるSKSSリールシートに始まり、限界まで切り詰められた硬質EVAグリップ、そしてモンキスロッドで初提案となる“メガホングリップ“(貫通・解放構造のグリップエンド)等々、徹底された軽量化へのこだわりが、微細なイカパンチを捉える手感度の向上に大きく寄与している。
モンスターキス初の試みとなる、モデル名にバーチカル用途“V”を付与した「UP-LIGHT 55///65ULV」、その活躍の舞台はイカメタルだけにとどまらない。バチコンアジングやSLJ(スーパーライトジギングの認識を更新するウルトラライトジギング、“ULJ”と呼んでも良いかもしれない)などのライトバーチカルシーンのバーサタイルロッドを展望する。コンパクトさだけが武器じゃない、戦略的モバイルロッド、全国のフィールドでの活躍が待ちきれない。
モバイルロッドはコンパクトな“だけ”でいいものか……否。「モバイルでもいい、ではない、モバイルだからこそ」この思いを胸にロッド作りと向き合ってきたモンスターキスだからこそ作り出せた1本だ。
以上、リリース予定機種の一部・概要をお伝えさせていただきました。
モバイルロッド専門メーカーとしてロッドに絞ってご紹介いたしましたが、他にも新製品を多数展開予定です。
『RETURN TO ORIGIN 2025』、モンキスの”原点回帰“にどうぞご期待ください。