新春、明けましておめでとうございます。
平素より弊社製品をご愛顧いただきありがとうございます。
2023年、モンスターキスは「Make Progress(前へ進もう)」をスローガンに、スタッフ一同、前進していきたいと思います。
本年は、以下の新製品の発売を予定しております。
各種メディアでの情報公開に先立ち、“楽しい未来”に想いを馳せていただければ幸いです。
詳細スペックの公開は、商品ページの開設(1月10日以降を予定)をお待ちください。
それでは、本年も株式会社モンスターキスをどうぞよろしくお願いいたします。
2023年元日 モンスターキススタッフ一同、代表 小塚拓矢
■Dear Monster MX-5S
ディアモンスターシリーズに、満を辞してライト&ショートのスピニングリール専用ロッドがラインナップ。
肩の力を抜いたライトゲームが楽しめることは大前提として、同等パワー感のスピニングロッドとしては唯一無二とも言える、全ガイド「Wフットガイド」「Wラッピング」セッティングは、携行時や不意の大物との邂逅時に、絶大な安心感をもたらします。
「Dear Monster」シリーズのお家芸とも言える「分割可能グリップ」構造は、トリガーの無いスピニングリールシートにおいては頭一つ抜けた拡張性を発揮。
ダウンロックとアップロックで、同一モデル内で2仕様にトランスフォーム。
「MX-5S」の登場で、「Dear Monster」から“死角”が無くなります。
■Dear Monster MX-6Pro
アンダー50センチ、ブランク端ガイド配置(4-3-1システム)を“新常識”(2014年~)に変えてしまった“6系統”、「MX-6」と、そのアドバンスモデル「MX-6+」に、もう1段階パワーアップした「MX-6Pro」が登場します。
6フィート弱の定番レングス、いわゆる“ゴーテン”のバランスは堅持、手元(リールシート)からトップガイドまでのレングスは変化無し。
グリップ長もバランス調整の範囲にとどめ、操作性の統一感を持たせたことで、ある意味で小さなルアー以上に繊細な、大型ルアーの操作・セッティングに最適化。
ガイドセッティングも大径化し、より太いライン・リーダーの使用が可能、釣りを熟知した上級者を唸らせる“プロ”スペックです。
■Dear Monster MZ-6S
“究極の1本”目指した、ディアモンスターのハイエンドスピニングロッド「MZ-6S」も満を辞してリリースの運びに。
夫婦竿「MZ-7」ユーザー様の皆様、お待たせしました!
「40cm以下仕舞寸」を代表に、“Z”シリーズの全ての特性を踏襲した上で、スピニングロッドにおけるこれまでの常識ではあり得ない「Wフットガイド」「シングルラッピング」の組み合わせの耐久テストにお時間いただきました。
結果「“ディアモンならば”大丈夫」、という条件付きで“新常識”を提案します。
加えて「Dear Monster」シリーズとしては初の試みとなる“替え穂”を付属します。
「Dear Monster」であること(オールWフットガイド)を大切にしながらも、「Dear Monster」ではできなかったこと(シングルフットガイド&シングルラッピングによる高感度)を実現します。
……以下数字が苦手な方は読み飛ばしください。
先に“夫婦竿”と表現した「MZ-7」との相補性が、“Z”シリーズで世に問いたいモバイルロッドの“到達地点”。
グリップ挿入部分の統一径は従来通りとして、新たにティップとバットも共通径で設計。「MZ-6S」「MZ-7」の2本で、計算上はティップ3種、ベリー2種、バット2種、リールシート2種、リアグリップ2種、以上の組み合わせにより、3×2×2×2×2=48種類のセッティングが可能に。「MZ-6S」のリールシート部の上下入れ替え(アップロックまたはダウンロック)までを考慮すれば、計算上は2本で3×2×2×3×2=72種類という、呆然としてしまいかねない多様性を獲得します(実用性の高いバランスは50セッティング程度)。
……「MZ-6S」の登場で、“最終到達地点Z”は、もっと遠くへ。
■Dear Monster MX-PROGRESS15/30/30G
ブランド設立11年目となる2023年。10年ひと区切り、新たに踏み出す一歩として、「Dear Monster」シリーズ全モデル対応(振り出しモデルは除く)のオプションパーツ「MX-PROGRESS15/30/30G」(3タイプ)を個別にリリースします。それぞれ有効レングスは、15cm半フィート、30cm1フィート、30cm1 フィート※ガイド(P-KWSG16)付きで、シリーズ最強モデル「MX-∞」にまで対応することを想定した強度で作られており、グリップ(リールシートセクション)周辺でのレングス調整を可能にします。
“ブランク共通径”という「Dear Monster」シリーズの商品特性を考慮すれば、もっと早くにリリースしてもよかったのですが……ここに“逃げ”ては、前に進めない気がしていました(構想自体は10年以上前からあった)。
「HUNTERS」の開発を含め、足掛け5年の印籠継ぎの強度検証・経年耐久テストを経て、「Dear Monster」として(MXを冠して)ご提案させていただく運びになります。
Make Progress(前へ進もう)。
今年のモンキスのスローガンを文字通り体現する本製品。
エクステンション“ブランク”であって、エクステンション“バット”ではない……モバイルロッドの新しい地平へ、まずはこの3タイプから。
■新型ウィードレスプラグ3種
既にご愛顧いただいている「Batrachus」に、サイズアップバージョンの「Giant Batrachus」(ジャイアント バトラクス)が登場します。
以前から多くの要望をいただいていたすり抜け重視形状の「Arapaima」(アラパイマ)と、そのサイズアップバージョンの「Arapaima Gigas」(アラパイマ ギガス)を合わせ、新型ウィードレスプラグ3種をリリース予定です。
「Giant Batrachus」は好評をいただいている「Batrachus」の各種性能(水押し・首振り)をそのまま踏襲し、サイズアップ。
「Arapaima」および「Arapaima Gigas」は、シンプルな基本形状に加え、ウィードレスプラグではありそうで無かったアゴ下のキールを装備。
ストラクチャーへのすり抜け性能や、細身のシルエット感は変わらぬままに、スロー&ソフトなアクション入力では首振りを抑制し、よりフィネスな演出を実現。
一方、スピーディ&パワフルな入力では、飛沫を増補するなどアピール力強化に貢献し、アクションにメリハリを与えます。
■HUNTERS HT-∞∞
卓越したタフネス性能と、ブランク共通径が可能にする多様性で、怪魚釣行、中でも海外遠征には定番化したと言ってもいい(ですよね?)「Dear Monster」シリーズ。一方、「Dear Monster」であるがゆえに出来ないことを追求し、その存在価値の確立を目指す「HUNTERS」。
“「HUNTERS」は「Dear Monster」の廉価版ではない”。
2023年には、そのコンセプトを明確化するモデルとして「HT-∞∞」の追加ラインナップを予定しています。ズバリ「Dear Monster」より太径、つまり「MX-∞」より“強い”竿です。
「ルアーからぶっ込み釣り(エサ)まで、1本でアマゾンの釣りを完結できるロッドが欲しい」
海外経験の無い若いスタッフからの、無知ゆえに固定観念に囚われない要望。
オトナ達には一笑に伏されてしまうであろう妄想に、本気で向き合いました。
ブランク3ピース&グリップという、「Dear Monster」シリーズ定番の“ゴーテン”レングス(“6”系統)から、「Dear Monster」シリーズでは形にしていない(ある意味「HUNTERS」に“残して”おいた)フロントグリップ脱着式で“ロクハン”レングスに可変する……言わば“ゴーテン”と“ロクハン”の融合。
強靭なバットと繊細なティップの融合……なんて、聞き慣れたコンセプトは求めてはいない。
「強靭なバットに強靭なティップ、それでいい!」
サブネーム“Gamechanger”が体を成す、既成概念をひっくり返しかねない問題作です。
■Dear Monster MGX-∞S
代表の私(小塚)を含め、モンスターキス社のスタッフおよびヘビーユーザー諸氏の年齢層の上昇、および数年に及んだパンデミックをきっかけに、世界への旅マインドを有したアングラー達が視野を拡大。
「あの頃のようには長期で海外には行けなくなったけど……でも!」
比較的短期間で、短距離かつ計画的移動(国内)の中で辺境と同等のロマンを求めた結果、「MGX-∞S」は誕生します。
その名にルーツを示す通り、「『MX-∞』のスピニングリール仕様が欲しい」という着想から開発がスタート。
最終的に定番MXシリーズに、ミドルネーム“G”を追加する形で、「ディアモンスター(仕舞50cm以下・グリップ共通径)でありながら、これまでのディアモンスターの枠に収まらない」ロッド群、M“G”Xシリーズを新設して、カタチになりました。
この竿を手に世界に還る日を楽しみに、“社会”という冒険もサバイブする……まずは写真に映る情報(拡大表示すると見えます)だけから、各種ギミックに想像を膨らませてみてください。
リリースが決まっている新製品のうち、主なロッド・ルアーは以上になります。
各種ご質問・お問合せは、詳細情報の公開(1月10日以降の商品ページの開設)以後で宜しくお願いいたします!