小塚です。アラスカからリアルタイムレポートです!
前回レポート以降、寒さへの順応の意味でも4日間アンカレッジ近郊の湖で粘り、MX-39をメインタックルに最初のターゲットを狙ったのですが……結論から言うと、“とりあえず”敗北!
ルアー(の色)で、どんな魚を狙っていたか想像していただければと思います。
“とりあえず”敗北、とは……諦めませんよ、釣るまでは。
コロナ禍だからこそのリベンジチャンスが、旅の最後にありますのでね(またおいおい)。
……気を取り直して2つ目の、そして今回の旅のメインターゲットを求めて、国内線でいざ北極圏へ!
とりあえず空港最寄りのB&B(ベッド&ブレックファースト)で荷を下ろし、町が面する海へ向かえば……うわー!イメージ通りの犬ぞりだ!
それにしても、空が青い!
新しい土地の1日目は、まずはブラブラと街歩きすることが多いです。
徒歩でも1時間もあれば一周できてしまうような小さな町……アイスドリルを積んだソリを発見!
ターゲットが何かまではわかりませんが、釣り人の存在を確認してホッとしました。
と、そんな時、ひときわ怪しい建物を発見!
入り口にクジラと思わしき頭蓋骨がかかっています。
軒先でスノーモービルを修理していた、エスキモーと思わしき初老の男性が、その奥へ消えていった……。
旅センサーにビビッときた僕は、「エクスキューズミー!」と声をかけ、建物の中へ。
作業小屋と思わしきその怪なる建物、入り口すぐのところに巨大なスプーンが複数ぶら下がっているのを発見!
「間違いない、目指す怪魚を狙うためのルアーだ!」
……そんなこんなで北極圏到着の翌日には、ライフル銃を担いだエスキモー氏の運転するスノモービルに揺られ、氷原を爆走する展開になりました、とさ。(続く)