夏のキハダキャスティング!「MX-9S」で30kgオーバーをキャッチ ……からが大変だった!!

「”大人”になってからで良いや」……と後回しにしていたマグロ釣り。

大人になったかは置いといて、先日自身初のキハダキャスティングへ行ってきました。

事前情報ではあまり調子は良くないとのこと、さらに実際沖に出るとベタ凪で鳥が少なく不安要素しか無い……。

けれども単発でキハダのボイルがあり少なからず魚はいるという状況でした。

こういう時は非常に難しいらしく、何かのタイミングで魚が集まったワンチャンスをものに出来るかどうか、とのこと。

今回使用したロッドは「Dear Monster MX-9S

ルアーは、「ROD CASE AIR / Monster Kiss Custom U50 」 でコラボしたネイチャーボーイズさんのサーフィッシュ220F。

ボイルしては一瞬で消えて明後日の方向でボイル……モグラ叩きのようなキハダに翻弄されながらも、炎天下の中めげずにひたすらキャスト。

突然、目の前射程圏内でボイル発生!

すかさず投げるも続かず、遅かった……と巨大な波紋が残る海面を強めのジャークで誘う。

途端、ドッバーン!!と全身飛び出しながら突き上げバイト!

脳裏に焼き付くあのバイトはクセになりますね。

初めてということもあり慎重にファイト、マグロの引きを堪能して、じっくりじっくり寄せ勝負あり!

寄せるのは早かったですが、船周りで時間が掛かってしまいました。

自身初マグロは約35キロの色んな意味でちょうど良いサイズ……w

素直に嬉しいですね。

MX-9S」のパワー的にはまだまだ余裕が感じられました。

レングスを生かしてロングキャストも効き、ブランク自体ダルく無くシャキッとしているので、メリハリのあるアクションを行えました。


<タックル>

ロッド:「Dear Monster MX-9S

リール:ツインパワー1400HG

ライン:アバニキャスティングPE6号、オーシャンレコード120lb

ルアー:サーフィッシュ220F

仕舞寸法50cmでマグロが獲れるってなんだかロマンありますね。

またいつか挑戦できれば、更なるサイズを釣ってみたいです……が。

……ここからは個人的なマグロ釣りの裏話。

釣るよりも釣った後の方が大変だと思うんですが、僕だけでしょうか?w

この時ばかりは部屋を4階にした自分をぶん殴りたくなりました。

一人で雄叫びを上げながら4階まで運び終わると腕が内出血していました。

苦労して運び上げて、ここからが本番。

風呂場が小さいのかマグロがでかいのか?

一刻も早く風呂に入りたいのにコイツをまず解体しなければなりませんし、なんと言っても鮮度との勝負。

汗だくになりながら、速攻で解体しました。

ある程度ブロック状にしてとりあえず冷蔵庫にぶち込んでようやく一息ついて次は、実家や友人に送る準備。

発泡や氷なんかを準備していると、あれ?めっちゃ金かかる……。

そう、船代、レンタカー、マグロバッグ、発送代等々、やってみて想像よりお金がかかってしまいました。

正直もう当分はやらなくて大丈夫ですw

それこそ次回はもう少し”大人”になってからで……w

1999年茨城生まれ、青森育ち。小学5年生で釣りを覚え、コイやナマズを釣りながら“怪魚”への憧れを膨らませて成長。高校1年生の冬に「まだ誰もやったことがないことをしよう!」とタイへ単独釣行。以後、高校在学中の3年間で計4回、5か国を釣り歩く(資金はすべてアルバイト代)。一応は大学に進学したものの、ムベンガを釣るために半年で退学し、コロナ禍で足踏みを余儀なくされるまでに計7回8か国へ釣行した。海外釣行が難しい現在は、「HUNTERS」を手にシーバスをライフワークとして日本各地を飛び回っている。趣味はルアー作り。