「NEW-DAWN」で富山の冬シーバス。フィネスセッティングで数釣り&多魚種歓迎。

富山のシーバスジャンキー定廣です。

さてさて、今年のモンキスですが、“RISE UP 2024”をスローガンに、湧昇・飛躍の年とすべく国内向けの新たなロッドシリーズ「Shinkirow」を立ち上げ、フィッシングショーなどのイベントに合わせて展示会を行ってきました。

僕も横浜、大阪でのイベントではスタッフとして参加し、ユーザー様と直にお話することができて非常に勉強になりました。

特に大阪ではシーバスアングラーも多く、私の担当ロッドである「Shinkirow NEW-DAWN 810/94MS」について興味を持ってくださる方も多くテストに関わった身としては大変嬉しかったです。

さて、そんな展示会でよく質問いただいたたのが主にセッティングのこと。

適合するリールサイズやライン、キャストウェイトがMAX値だけ書かれているがミニマム値は如何ほどなのか、などなど。

そこで今回は「NEW-DAWN」のセッティングについて、厳寒期の冬のシーバスを攻略する上でのミニマム、フィネス寄りなセッティングについて書いていきたいと思います。

冬〜春にかけてのシーバスゲームといえば結構地域差がありまして、例えば関東圏や関西圏だとバチ抜けで盛り上がる季節だと聞き及んでいますが、私の住む富山県では少なくとも私の知る限りはシーバスの絡む冬のバチ抜けは存在せず、主にシラスやドンコ等の稚魚系ベイトにフォーカスした釣りがメインとなります。

冬という季節柄、水質がクリアかつベイトサイズが小さいこともありどうしても軽量ルアー、比較的細い糸を中心とした全体的にフィネスなタックルセッティングになりがちです。

タックル例

Rod:「Shinkirow NEW-DAWN 810/94MS」(810ショートモード)

Reel:セルテート3000-CXH

Line:SEABASS PE MAX POWER #1

LEADER:SEABASS SHOCK LEADER NYLON #4

ナイトではジグヘッドワームのリトリーブ、デイゲームではワインドがメインとなり、ワーム3inch程度にジグヘッド5~10g程度(+ワーム重量3g程)が主に私が「NEW-DAWN」で使う下限ウエイトとなります。

で、このミニマムの話をするうえで念頭に行きたいのはキャストよりも操作面での事。

正直、キャストに関してはスピニングロッドであれば投げようと思えば軽い方は頑張れば投げれてしまうものです。

が、ちゃんと実用的に扱えるかというと話は変わってきます。

例えばナイトゲームのリトリーブに関しては単純に言ってしまえば投げて巻くだけなので、5g以下でも可能です。

が、ちゃんと狙った所に投げ込め、実用的な飛距離をだして、となると個人的には7g…ワーム装着して10g程度が下限かなと思います。

5g以下はあくまで近距離でアバウトに投げて、と言った具合の操作感であり適正ルアーウェイトとなると(ワーム込みで)10g程度が下限かと思います。

また、デイゲームのワインド釣法ではロッドでワームをアクションさせるためリトリーブよりも更に操作感が求められます。

ワインドについて一応知らない方の為に軽く解説しますと、砲弾型ジグヘッドにストレートタイプのワームを装着しロッドをシャクることでワームを水中でジグザグにダートさせる釣法です。

ロッドをシャクる事で、ラインが弛んだ状態(=ルアーの重みを感じない状態)から張った状態(=ルアーの重みを感じる状態 )になる際にルアーがダートするのですが、ラインが張った状態でルアーの重みをある程度感じ取れないとロッドを動かす量がわからなくなりダートさせるのが難しくなります。

実際のフィールドでは流れと風により弛むライン量が一定ではない為、ルアーの重みが乗った感触を頼りにシャクる量とリールの巻き量を調整しなければならず、その為ルアーの重みが乗った事を感じ取れるウェイトのジグヘッドを使用する必要がでてきます。

NEW-DAWN」では無風時であればジグヘッド7g程度から操作可能で、風がある場合には10g以上が快適です。

前述の通り風や流れでラインが流される為、それらの影響を受けにくいよう細めが推奨で、また、手元が軽いほうが操作感もよくなるのでリールは3000番、PE1号をメインにタックルセッティングを組んでいます。

ラインに関しては0.8号くらいがロッドパワー的にも下限かなと思います。

ワインドはロッドをアクションさせ続ける必要がある為、長いロッドよりも短いロッドが操作性も良く疲労度も少ないことから、昨年までは7フィート4インチの「MX-7S」に6インチの「MX-PROGERSS 15」や「MX-PROGERSS 15R」を組み込み、7フィート10インチ程度で使用していました。

それはそれで1つの引き出しとして、今年からは新しい可能性を模索して、「NEW-DAWN」の810モードを使用しております。

レングスは1フィート長くなるものの「NEW-DAWN」は「MX-7S」に比べティップが繊細な為、軽量なジグヘッドワームでもティップに重みが感じやすく操作感が得られやすいです。

また、ロッドが長い分、同じ量だけルアーを動かすにしても手元の動き量が減らせるのでトータルの疲労度も殆ど変わらない印象です。

流石に94ロングモードだと長時間はしんどいのでロッドアクションが多くなる場合は810ショートモードが推奨です。

もちろん、より操作感重視で短いロッドでのセッティングをお求めの方は、私個人としても実績十分の「MX-7S」も併せてお勧めさせていただきます。

……というわけで、「Shinkirow NEW-DAWN810/94MS」のミニマムとセッティングについて書かせてもらいました。

寒い時期はあまり釣れないというイメージを持つ方も多いかと思いますが、サイズはともかく数はよく釣れる楽しいシーズンでもあります。

また、季節柄ジグヘッドワーミングや、小型の軽量プラグ(また次回以降お話ししますが、いわゆる“ホタルイカパターン”)のようライトゲーム寄りの釣りを、河川ではなく河口〜海でやることになるため、結果として根魚、メバル、カマス、チヌと多彩なターゲットが遊んでくれます。

時にはライトゲームタックルではなかなか厳しいようなビッグサイズも飛び出します。

これは小型・軽量のホタルイカ型ルアー(10g程度)で今年キャッチした自己記録クロソイ40オーバー。

太さもあり結構なパワーでしたが「NEW-DAWN 」のよく曲がるブランク設定で細軸フックでも難なくキャッチ。

PE1号+ナイロン4号のセッティングでもブランクがファイト時のショックを吸収し勝手に寄せてくれる為全くドラグを出さずに楽にやり取りできました。

むしろせっかくの良型クロソイだったのにスリリング感が足りなくて物足りなかったくらいです(笑)

そんな大型のシーバスにも余裕で対応しつつもレギュラーサイズ、下限では中型根魚まで楽しめる「NEW-DAWN」。

ミドル級ターゲット以上のソルトルアーゲームにおいてオールシーズン対応できる懐の深いロッドとなっております。

間も無くデリバリー開始、小売店様にも並びますので是非手にとっていただき、入道 (ニュードー、90UPシーバス)を狙いつつ……全てのターゲットを楽しんでみてください!

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モンスターキスの地元・富山で、年間250日以上フィールドに立つシーバスジャンキー。身近に釣れる大型肉食魚というギャップ、非日常感に魅了され、そこに飽き足らず全国各地のシーバスを求め遠征。「自力で探し出す魚」を重視し、ノーガイド、ノー情報でアウェイの地を駆け巡る。過去3年の釣獲シーバス(全て岸釣り。ランカーは80cm以上)は、2022年309本/ランカー37本MAX100cm、2021年211本/ランカー32本、2020年216本/ランカー20本、北陸・甲信越地域に展開する量販店「FISHERS」が夏と秋に主催するシーバスダービー過去3年間全6回で4回入賞(優勝1回、準優勝1回、3位2回)