2023年初のライギョ遠征!新作「Giant Batrachus」で6kgオーバー。

愛知の伊藤です!

暖かくもなり居てもたってもいられずフラッと遠征に出かけてみました!

海外釣行ではない国内遠征でも、公共交通機関を使う際には、パックロッドの楽さ(必要性)を毎回感じます。

私的に、「いかにも釣りに行きます!」スタイルでは無く、旅行に行くような気軽さで駅や空港に行けるスタイルは、パックロッドだからこその特権ないでしょうか?

2023年シーズンはモンキスのフロッグもタイプ・サイズのバリエーション(後述)が充実!

とはいえルアーはボックス1個、ルアーが嵩張らないのもライギョ遠征の魅力ですね!

<1日目>

さてさて、公共交通機関で目的の地域へ。

この日は10メートルの爆風……少しでも風のあたらないポイントを探しながらレンタカーを走らせますが、小型はポロポロ目視できるものの、狙いの6キロオーバー(私は長さではなく重さで狙ってます)は浮いてない。

遠征は天気を選べない……移動半日、ポイント下見半日で、この日は“無事”終了(涙)

<2日目> 

2日目も早朝から爆風……こんな時は、少しでも大きい(重い)フロッグが重宝します。

新作の「Giant Batrachus」(ジャイアントバトラクス)メインででゲームを組み立てていくことに!

回遊待ちで遠征最初の1匹目、良いサイズが口を使ってくれた!

小型ですが連発!

そして目標の6キロオーバーをGET!

写真で伝わるでしょうか、とにかく太いです!

結局この日は計10本キャッチする事ができました。

<2日目> 

遠征3日目は友人と合流し、今日も爆風の中で魚探し。

デカイのは全く浮いて無く、小型の魚に遊んでもらいました。

以上、3日間で合計14本キャッチし、2023年初遠征は終了しました。

使用した「Giant Batrachus」はウェイト20gにセット。

この時期なら水生植物がまだまだビッシリでは無いので、すり抜け形状の新作「Arapaima」(アラパイマ)やそのサイズアップ「Arapaima Gigas」(アラパイマギガス)よりは、水押し形状の「Batrachus」(バトラクス)や「Giant Batrachus」(ジャイアントバトラクス))が活躍します!

バトラクス兄弟は、ウェイトの割にコンパクト。

小さめのフロッグが有効なシーズン序盤(今時期)にはもってこいのサイズ感になっているので、皆様お試しあれ!

<タックルデータ>

Rod:「Dear Monster MX-∞

Reel:23カルカッタコンクエストMD300XG

Line: PE10号

<追伸>

最後にこの場をお借りして、ライギョアングラーおよび怪魚ファン注目のシマノ/23カルカッタコンクエストMDのインプレをさせていただければと思います。

老健な作りはもちろんのこと、ゴールド基調のデザインは、コルクグリップ(スレッドの差し色もゴールド)のDear Monsterシリーズとの相性も抜群、使っておられる方も多いシリーズかと思います。

私は今回の遠征に際し、「MX-∞」と合わせてライギョ釣りに使うため、300番のXG(エクストラハイギヤ)タイプを購入してみました。

キャストフィーリングは非常に良いです。

マグネットのブレーキセッティングでバックッラッシュもおさえられている印象、ドラグもガッチリしています。

ただ、ピッチングは15カルカッタコンクエスト(レベルワインド非連動式)の方が確実にスムーズに打ち込めるかな。

これは23カルコンも18カルコン(300/400番台)同様、レベルワインド連動式のため、ビッグベイトのような重量系には相性いいのでしょうが、フロッグのような軽量ルアーの使用、ことスプールに力がかかりづらいピッチングに関しては少々やりにくかったですね。

最新式=最高、ではなく、用途に応じて選んでみてもいいと思います。

新型が出ると必然的に、旧型は市場価格が下がりますが、実釣能力が下がるわけではありません。

長く使えるところも、カルコンのいいところ、旅志向のディアモンユーザーさんに相性いい部分だと思いますからね!

フロッグの回収速度は、やはり23カルコンからラインナップされたXG(エクストラハイギヤ仕様)のメリットは大きい!

早い早い、ホント回収作業は楽です。

ただハイギヤの必然として魚を掛けてからのパワーは低下します……ライギョ釣りならではのバーブレスフック&ポンピング無しでロッドを立てたまま巻き続ける作業においては、パワー不足を感じる場面もあり、体を後ろに下げて行きながら巻く事もありました。

以上、ライギョ釣りに関して、23カルコンを使ってみた感想です。

私がライギョに使うディアモンで言うと、「MX-∞」よりライトな「MX-7」と合わせて使う際にXGギヤのメリット・デメリットが最適化されそう……。

カエシの付いたフックや、ポンピングの出来る他魚種ならば、また違った印象になると思いますので、ディアモンのリールセッティングの参考になれば幸いです!

中部地方在住。父の教えによるフナ釣りに始まり、テレビで観たバス釣りをキッカケにルアー釣りに没頭、現在はライギョ釣りとキジハタ釣りをライフワークとする。観賞魚飼育を趣味とし、友人の誘いで行った海外で飼育していた熱帯魚を釣ったことをキッカケに、“怪魚”にまで視野が広がった。雨の日やシーズンオフには、本業である塗装業の技術を活かし、ルアーのリペイントやハンドメイドを楽しむ。とりわけディッピング製法によるフロッグ作りは、自身で「ITO FROG WORKS」を主催し、販売するまでに研究を重ね、そこで得た知見をモンスターキス製のフロッグにもフィードバックしている。