10年の時を経てイトウを自主解禁。「MV-65」&「MX-6+」で新規水系を開拓。

こんにちは!北海道の藤田です。

今回は近況の釣果報告を。

6月中旬を過ぎたあたりから、イトウを狙っての新規開拓をスタートしました。

イトウ釣りに熱を上げていたのは10年ほど前。

未だにメーターオーバーには巡り合えておらず、「まずはメーター!」を目標に、今年からリスタートです。

自分のイトウ釣りは、ごちゃっとした小場所メイン。

タックルは「MV-65」または「MX-6+」にバンタムXG。

PE5~6号をダブルラインにして直結しています。

使用ルアーはワームが主で、ノーシンカー、ウェイテッドリグ、7~10gのテキサスリグ等で使用……10年前と全く同じ釣り方で、とりあえずは。

今は「場所開拓」が一番の目的であって、まずはとにかく歩こう!と。

フィールドは今年から手をつけた新規水系なので、まずは目星をつけた場所をチェックして周りました。

初回は見事にノーバイトノーフィッシュでした。

いずれ、バンニェイロにもイトウの歯形を刻みたいですね。

二度目の釣行は、6月下旬。

気温が一気に上がって、草木も元気いっぱいに。

熊鈴を鳴らしながら、ひとり大声を上げつつ、背丈以上ある藪をかき分け、ポイントを目指します(このレポートを書いている現在、「MX-7」も使用しており、そちらのレポートはまたそのうち!)

辿り着いた小さなインレットでの一投目、ルアーをポチョンと落とすと水面が大きく揺れ動いて、「ドゥン!」ときた!

良く太った中型のイトウでしたが、足元でドタッンバタッンと暴れ続けてフックアウト。

残り時間も少なく、あぁ今回もダメかな・・・と思いましたが、またチャンスが訪れました。

最後の移動先でフラーっと泳ぐ3匹のイトウを発見。

竿を振れるスペースを作って、気づかれないようにキャストして、ルアーを一度対岸に乗せる。

フッキングのイメージまで脳内で済ませてから(アワセた時にロッドを木の枝に強打しないように)、スルっと入れると、一気に襲い掛かってきて一番大きい奴が激しくバイト!

追いアワセを数回入れつつゴリ巻きして、空気を吸わせて落ち着いたところで、入水してランディング。

スレンダーな体形の88センチの雄、気持ちの良い一匹でした。

この時の使用ロッドは「MV-65」。

今年はイトウと大型アメマス相手に、メインロッドの一本として使っていこうと思っています。

PE2~6号まで、場合によってはモノフィラメントラインとも組み合わせて、様々なシチュエーションで活躍してくれると確信しています。

そして3度目の釣行は7月の暑い日。

汗だくになりながら9時間程歩き、数本のイトウに出会うことができました。ロッドは「MX-6+」。

この日は目測90センチ半ばの個体が猛チェイスしてきたのですが、寸前で見切られてしまいました。

居場所は把握しているので、後日狙いにいってみようと思います。

そんな感じで、開拓は進行中です!

今年は川が凍るまでまだまだ歩いて、新規河川を切り拓いていこうと思います。

今回はサクッと報告でしたが、またおいおいレポートしますね。

それでは、また!

幼少期から魚類に興味を持ち、6才で釣りを始める。バス釣りに熱中していた中学時代に小塚と武石が開設していたホームページと出会い、“怪魚”の世界に強い憧れを抱く。大学進学を機に北海道に移住、稚内から与那国島まで、アジアからアフリカまで、国内外を釣り歩いた。サクラマスの研究で大学院を修了、その後も北海道に残り、トラウトやロックフィッシュなど北の大地の釣りを楽しみながら、世界への旅を軸に据えた生活を送っている。