こんにちは!北海道の藤田です。
昨年末の道南エリア、磯ロック遠征の様子をレポートします。
12月中旬~下旬にかけて、道南の磯へ足を運ぶのが年イチ行事となっています。
狙いはアイナメ、それの60センチに迫るような超ランカーサイズ。
タックルはいつも通り「MX-8+」にスコーピオンMD、フロロ6号。
昨年も「MX-8+」で、最大55センチまでキャッチできました。
さて、今年は記録更新できるかな…?
アフターシーズン(産卵後)のこの時期、このエリアではカニなどの甲殻類がメインベイトになっています。
それに合わせて使用ワームはこんな感じ。シンカーは1oz前後をメインに、テキサスリグで。
基本的にシャローを打っていく釣りです。
カニをイメージしてリフト&フォールをゆっくりと。
根から離れないように丁寧に探っていきます。
「MX-8+」はまぁまぁゴツイ竿ですが、シマノの300番クラスのリールを装着して、一日中集中してリフト&フォールを繰り返すことができていますよ。
また、一般的なハードロックフィッシュロッドと比較するとグリップがかなり長いです。
僕は右投げ右巻きで、キャストの度に右手から左手に持ち変えるわけですが、とはいえ、取り回しの面でも特に気になることはないですね(慣れ、が大きいと思います)。
フッキングは、グリップエンドを左脇に挟み、ラインスラックを取って、体勢を整えてからゴツーンと。
と言っても無駄に送り込むことはなく(下イメージ、アイナメヒットシーン)。
……固いレポートになってしまうので、語りはこんなところで(笑)。
まず初日は単身で磯に入り、50ちょっとのを2本キャッチ。
風速14mで最高気温はマイナス4度…辛い。
この日のスタイルはウェットスーツ。
ここ2,3年、安いウエットスーツを買っては試し、やっと9割完成しました。
水に浸かりながらの釣りになることも多く、万が一水中のスリットに落ちたりしたら……と。
この日の「水温8度、最高気温マイナス4度、風速14m、雪」という状況でもそこまでの寒さはなく、快適です(手だけが地獄……グローブ装備は今後煮詰めます)。
ウェットスタイルは磯のヒラスズキなんかはもちろん、北海道ロックフィッシュシーンでも先駆者の方々がいて、参考にさせて頂きました。
結局オーダーメイドできるぐらいのお金を投資しましたが(笑)、ネット通販で買えるリーズナブルなモデルで十分でしたよ(気になる方いたら、聞いてください)。
夕マズメにはコンディション良いマゾイがヒット。
直後にもう一発、大型のソイと思われる反応がありましたが、ラインが擦れてラインブレイク。
結構デカかったかも……。
2日目からは同じく北海道テスター、竹内さんと合流しました。
この日の目立った釣果は僕の50チョイのが一本のみ。
ロックフィッシュ聖地のようなエリアとは言え、そんなに甘くないことも多々あります……。
これまで本格的なロックフィッシュ経験のなかった竹内さんですが、徐々にコツを掴んでいって、最終日の3日目はポイント選択もうまくいき、連発!
51センチを頭に50アップ2本、他にも軽く15本以上は釣っていました。
使用ロッドは「MX-9S」。
氏のレポートもチェックしてくださいな~。
この日は僕も数釣りを楽しみながら、50チョイのを1本キャッチ。
今年は本当のランカーサイズには出会えませんでしたが、産卵後もシャローの昆布帯に居るような大型個体は、渋くてカッコイイですね。
以上サクッとですが、道南遠征報告でした!
そして最後に、またロッドについてひとつだけ(笑)。
ずっと磯ロックでは「MX-8+」で通してきていますが、どうしても至らない点があります。
それは、根掛かりの回避。
完全にスタックしてしまう前に軽く揺すって回避したり、ラインとロッドがちょうど良い角度で「パシーンッ」と鋭く弾いて外したり、そんなイメージなんですが。
「MX-8+」だとティップがニュッと入る分、分が悪いところがあります(それでも、「MX-8+」一択でやり続けた結果、かなり回避率は上がってきました)。
これまでシンカーには鉛を使ったりもしましたが、どうしてもロストをしてしまう釣り。
現在はブラス製をメインに切り替え、状況によってはタングステンシンカーも導入しています。
ある程度の「根掛かりを回避する能力」を身に着けた上で比較すると、鉛とブラスでは、回避率が全然違ってきますね(鉛は変形して食い込むので、余計ロスト率が上がります)。
環境への配慮もありますが、もっと釣りを深めて、デカいロックフィッシュたちに出会いたいというのが一番の本音。
新しい「楽しい未来」を切り拓いていくため、この先もロックフィッシュ経験値を上げ続けていこうと思います。
それでは、またレポートしますね!