北海道の初冬。チタラと“9SL”で、旬のホッケを釣り味わう。

こんにちは、北海道の竹内です。

北海道は本格的な冬へ突入間近となってきました。

この時期になると道内沿岸部ではサンマやホッケが岸寄りし、岸からでも狙うことが出来ます。

しかしこの時期は時化も多くなり、なかなか竿を出せるタイミングが難しいこともあります。

今回、天候の良い日に釣りに行ける機会があったので、その時の磯から狙うホッケ釣りをお伝えします。

向かったポイントは足場が悪く、好条件が重ならないとアクセス出来ないポイントを選び、妻と二人でポイントへ向かいました。無事ポイントへ辿り着き、早速釣りを開始。

私と妻もロッドは、「MX-7S」のブランクに、「MX-9S」のグリップを装着した″9SL″を選択。

そして以前から試してみたかった、磯からの「チタラMAX」を使っての釣りを今回は凪ていたので使用することが出来ました。

チタラMAX」は20g、さらにテール部にブレードを装着し、アピール力抜群に!

いざ開始!!

チタラを磯で使うにはその20gの軽さでは、底をとれづらく思うような釣りが出来ないことも想定していました。

しかし、いざキャストするとその軽さが吉となりフォールスピードがデッドスロー、ラインから読み取れる魚のあたり。間違いなくチタラのフラッシング効果で魚を刺激していることが伝わりました。

ファーストヒットは、メガホッケ!・・・かと思いきや腹部のトレブルフックとテール部のシングルフックに1匹ずつ掛かる二匹掛け!

その後もフォール中に何度もヒット。

なんだか今年は釣れるほとんど型が大きい!!

妻も同様に良型のホッケを連発し、冷え切った磯も寒さを忘れるくらいの賑やかさ。

爆釣する中でそれぞれヒットパターンを模索し、アクションを変化させながら釣りを楽しみました。

すると妻の竿にホッケとは違うあたり。良型のシマゾイもゲット。うらやましい~!

私には手のひらに乗るアイカジカ。透き通る鰭がとても綺麗。

釣ったホッケは食べきれる分(足場の悪い磯を安全に持ち帰れる量だけ)を確保し磯釣り終了。

ルアーを使用したショア釣りではどちらかというとホッケはメインターゲットとは違い、合間に釣れるリリース対象のイメージが強いですが、この時期のホッケ釣りは季節の釣りであり、脂が乗って様々な調理方法で美味しく食べることができます。

今回釣ったホッケは、ホッケフライやすり身汁、長期保存できる糠漬けにしました。

我が家での糠漬けは、

・米糠1袋(3kg)

・塩 600g前後(脂の乗り具合や保存温度により変動)

を配合したものを下処理をしたホッケにまぶして重石を乗せ、3日ほど涼しい車庫などに置いておきます。

干物に飽きてしまった方にオススメです。

ターゲットとなる魚種の大きさや希少性の高い魚を追い求める釣りもとても素晴らしいことだと思いますが、食に繋がる旬の釣りを取り入れるのも釣りと長く付き合う方法だと私は考えています。

それではこれから釣りも寒さも一段と厳しくなる北海道、ホッケを沢山食べて、栄養つけて楽しみます!

では!!

北海道地方在住。26歳で脳梗塞で意識を失い、リハビリを兼ねて釣りをする日々を送る。その過程で底知れぬ北海道の豊かさに魅了され、回復後の現在も暇さえあればフィールドに足を運ぶ。 河川でのトラウト釣りを軸に、同一河川に通い込むよりは、未だ踏み入れた事の無いエリアを探索し続けるスタイル。モンスターキスの存在を知って以降、釣りの幅が拡大し、海でのトラウト釣りや、ライギョ釣りにも注力しはじめた。大地に深々と根ざした釣師を目指し、日々修行の毎日。趣味はキャンプ、山菜採り、テレマークスキー。